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😶 ケダモノオペラ【いさましいチビのホウキ】 今回は、ケダモノオペラシナリオ集第1弾『人の朝、獣の夜』掲載の【いさましいチビのホウキ】に参加させていただいた。ケダモノオペラとしてはちょっと毛色を変えた明るめのシナリオなので、箸休めにちょうどよい。 明るめのシナリオだと聞いていたため、今回は能天気でお節介な性格のミミルズクを作成。狭い場所に頭をつっこんで観々角(みみづの)が折れてド忘れしてしまったり、コレクションにしようと街で買い集めていた品物が、子供向けアニメばりに吹っ飛んだ拍子にぜんぶ壊れてしまったり……ケダモノオペラでやってみたかった、ギャグテイストな人外がプレイ出来て大満足である。 今回お付き合いくださったGMのつぎのさんと、うめおさんに感謝している。 今回のケダモノは、ふたりとも異説特技を使わずデフォルトのケダモノを使用してオーソドックスにプレイ。 ◆ケダモノオペラとは プレイヤーは、永遠を生きる強大な“ケダモノ”となり、人や世界との関りを描いていくナラティブ系TRPG。 ルールは至って簡単で、魅力的な人外がたくさんいるので、人と関わり合う人外ロールプレイがやってみたくなったときにオススメのシステムである。 判定や特技を使ったときなどに〈予言〉というものを入手する。プレイヤーはこれを上手くロールプレイに組み込んで、演出していくことで物語を紡いでいく。ナラティブらしく、自分のケダモノがどのような結末を辿るのか、自由に描き出すことができる。 ◆イントロ 舞台:魔法のある世界。産業の発展の裏で、ホウキに乗った魔女たちが息づいていた頃…… むかしむかし あるところにホウキが1本ありました。 ただのホウキじゃありません。 魔女がまたがる魔法のホウキ。でも使うのは見習いだけ。 一人前になってしまえばお役御免。華々しく活躍する持ち主をよそに、宝物庫で埃をかぶるばかり……。 これでおしまいなんて、あんまりです! もう一働きするためにホウキは新たな持ち主を探す旅に出ます。 この旅にはケダモノの助けが必要です。 ◆ビブリオ PL:おかゆ ケダモノ種:ミミルズク お節介だがデリカシーがないミミルズク。物知りで、知っていることは何でも教えたがりなサガが文字通り人間に災いして、教えてはいけない禁呪を人間に教えてしまい、結果的に人間の国を滅ぼしてしまったという過去を持つ。その時に賢者にこっぴどく怒られたので流石に今は反省しているが、お節介で節操のない発言は相変わらずで、行く先々でトラブルを起こす。 関わるとロクなことが無いトラブルメーカー。自分でもロクな目に遭わないが、自分がロクでもない目に遭っても懲りた様子はない。そのトラブルメーカーぶりは、今回、ジェマルさんのような寛大なケダモノでなければ付き合っていられなかった可能性すらある。プレイヤーも若干……反省はしている。後悔はしていない。 ◆ジェマル PL:うめお ケダモノ種:ジェマル シナリオが始まる時まで、永い永い休眠期を過ごしていたマンドラバラ。眠る以前、疑似餌(ぎじえ)が大切に想っていた人が自分の本体であるマンドラバラに捕喰されたことで絶望し、いわゆるふて寝(休眠期)に入っていた。 ビブリオとは休眠以前以来の関係で、大切な人を捕喰して産まれた子供を人に託す時、ビブリオの知恵を借りたのが始まり。 トラブルメーカーであるビブリオの起こすトラブルに巻き込まれている自覚がない天然なところがある。魔女に「大変だね」と同情されてしまうほど。 マンドラバラは、本体と疑似餌の心の乖離(かいり)があるという、ある意味珍しいケダモノ種だ。疑似餌は本気で人を愛するが、本体はやはり人喰いのケダモノで、疑似餌の愛した人を喰らってしまう。設定からして不幸を背負ったケダモノ種で、ジェマルもまた、愛する人を失った過去を抱え、それでもまだ人喰いのケダモノとして生き続けている苦しみと戦っていた。
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