哀咲さんの日記 最終page
哀咲さんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
哀咲 | |
2018/02/08 01:23[web全体で公開] |
哀咲 | |
2018/02/01 23:13[web全体で公開] |
😶 泥水 久方ぶりでございます。特に何か意見というわけでもなく垂れ流しの日記ですので、ご興味がなければどうぞ排水溝へお流しください。 さて、余りいい雰囲気ではないことは承知でちらほら覗いていたのですが、覗く限りでも人柄がよく表れていると思います。関係者の皆さまからすれば新参かつ部外者が何を言うかと思われるでしょう。まあ実際、わたくしからしますと、関わりは然程ありませんで、事態の把握は完璧ではありません。まずそれを前提にお願い致します。 はい、ここからが本当の泥水ですね。泥水を溜めておくと碌なことがございませんので、皆様も何処か、何かしらの機会があるうちに投げつけるとよろしいかと思います。一応ながら経験者からの一言とさせて頂きます。 私、TRPGというものに触れてから三年程度でしょうか。かなり新参です。今でこそいくつかルールブックを所持しておりますが、三年もさかのぼれば何が面白いのか果たして分からないやつだったのです。人間変わるものです。 事実私、様々な界隅を渡り歩いて来ていると思います。出遅れていたりするのはもはや常、追いかける側でした。 それでも先駆者様が敷いたルールなどを確認して、ここはこういう世界かと理解すること、これはもはや日常であり、幼い頃はそそっかしいミスもあったかと思いますが、今は比較的冷静に処理できているかと思います。……たぶん。 もともと小さなグループ内で最初はできる人がKPをするという形式でやってきた私ですが、そのグループはもともと別の界隅で「TRPG出来る人」が仲良くなって完成した重複している状態だったのですね。 だからTPRGとその好きなものを重ねることもあって、やっていた当初は面白いものですし、触りとしてはよろしいかと思いますし、実際TRPGで二次、三次創作が作られる以上は、一定数による需要層があるわけなので、そういうものなのだと考えるべきですね。 私、自分で言うのもアレなのですが、個人的に好ましい方や、よくしてくれる方、友人など、つまりは懐に一度入れた人物には甘い方です。 一度お声かけ頂いただけでも非常に記憶に残っております。 その甘さはTRPGグループでも見事に発揮されておりまして、初期はそれでよかったのですが、その甘さはTRPG隅を越え、大元のグループの方の需要の方にも手を伸ばしてしまったんですね。 まあ言ってしまえば創作する系のグループだったのです。そこに「私、それできるからよければ手伝おうか」と言ってしまうタイプだったわけです。締切をいくつ抱えていたのやら、止めた今ではまったく記憶にありませんが、強いて言うなら「あのハードスケジュールを平然とこなしていた自分気持ち悪っ」の一息で済みます。 労働もあり、個人の勉学もあり、趣味の創作方面のもあり、と一週間一息吐く暇があったのかどうか。たぶんなかったと思います。それでも十年近い単位やって来ていたのは、自分の存在、能力が有用であり、賞賛してくださる方がおり、かつ自分も楽しかったから、それに尽きます。リアルとネットは分離するべきものだと言われますが、私の世界は長らくネット上にあったと言っても過言ではございません。というか、リアルは唾棄するような泥臭さ纏う生き方なので、アレなのですけれども。 私は「過去」の事象を「観客」として見ることが好きです。ゆえに歴史という学問を好みます。私は私の作品を喜んで見てくださる方がいることで「現在」に生きる意味を見出す傾向にあります。自分でも「愚かな生き方」と思いますが、気が付けばそういう性質だったので、もうどうもこうもないので付き合っていくしかないのです。 さて、少し話を戻して。私、創作では、文、絵、動画等々、クオリティを低めに設定して頂ければ結構広い範囲をカバーできる者です。なので知人の間ではよく頼まれごともあり、代わりに私も何か頼むということが日常でした。 まあ結果論から言えば抱え込みすぎて自滅しました。はい。留めはその時使っていたPCのHDDが死んだという最悪のパターンだったのでもはや復帰を考えることすら面倒でした。 そちらの業界の方とは一部を除いて縁を切って(相互フォローを切るのみ)蠅は叩き落し、処理が落ち着いた頃には友人に引っ張られて心療内科行きというオチでしたちゃんちゃん。 本当皆さん、しんどいと思ったり、体がだるいと思ったら休んでくださいね。締切なんかより個人が大事なのです。 締切に間に合わせて自分の価値を見出す生き方はしてはいけません(説得ファンブル) 友人に手を貸すことは別に悪いことではない、ただ、私は「自分が好ましい」という一方通行なもので手伝いに行っていたんです、ボランティア状態です。友人に手を貸せば何かしらお礼が来るように、そういうのを期待して貰えずに落ち込みながらもその人が好ましいので、ボランティアし続けたわけですね。……その方の作品のクオリティがいくら低かろうが、どれだけ私の力添えが在ろうが、それは関係なかったのです。winwinではなかったことに気付いているのに、見ないふりです。 そういうことがあり、私、身内以外では本当に卓も何もしません。むしろ身内の為の物語を書いた副産物がシナリオみたいなようなものです。 異常を抱えながら生きるには周囲の方の理解が必要です。人間は集団で生きる生物なので、それは必然です。 それを理解しました。それを理解した上で、私は私のシナリオを書いている。 それらは8割の方には違うと言われても仕方ないものと自覚しております。自分の好ましいものを詰め込んだ宝箱を作っているのですから、当然のことです。 ですからそれに「違う」ということ自体は罪でもなんでもございません。ただそれを押し付けるのがいけないのです。 「この人に石を投げていいのは」以下略みたいなお話ですよ。まあ権利があるない以前に投げてくるやつはいますけれども。 まあまあ、お陰様でとてつもなく隠居ライフしている状況です。表にいた創作の世界では知っている方は知っている名義を持ちますが、「本当にその気分にならない限りはやらない」と豪語して、好きなものを書いて、好きなものを読んでごろごろ。 診断されてからそもそも睡眠時間すら足りていなかったと実感するっていう。自分の人生はEasyと思って生きて来たので「あれっこれ自分でHardにしてたの?」ってぐらいです。 歴史などの学問は書籍購入である程度欲を満たせるので別にいいです。論文書くの楽しいけどね。 出来る子を頑張るのも良いですが、出来る子であると豪語し続ける必要はないので、彼の方の判断は正しいと思います。はい。 どうにもネタがあると延々書いてしまう癖があります。うわぁい文字書くのたーのしー!作家ごっこだね! 物作りというのは、才能もそうなんですけど、運や人間関係も重要なのです。チャンスをものにできる力とかね。あと助けてくださる方へどれだけのお返しができるかも大切なのです。一言でいうなら報酬とかのお話合いですね、大事ですね。それが評価とも繋がるわけです。 じゃあ報酬をケチられたら自分の評価が低いと思ったって仕方ないね? ということです。 なので、大好きな方が開いてくれた卓は全力で楽しんで、こうだったああだったと感想をたくさん言ってあげること、これ大事です。そう、大切にしたい方ほど、報酬を盛ってあげてください。ちょっとこれだと大切じゃなきゃいいんかいみたいになっちゃうんですけど、それは別の問題だし知りません。そもそも報酬の契約もなしに娯楽を提供してくださる方へ、労いの言葉を送るのは至極当然ですね。人とプレイするものなのだからお互いの娯楽・満足度がそれぞれの報酬ですよ。 推理物の小説の犯人に赤ペン引いてあったら嫌じゃないですか、そんなもんですそんなぐらいです。 ここは、身内だけではなく、たくさんの人との繋がりを持てる場です。 だからこそ、ある意味慎重に身を置く必要があります。 私は面倒事に巻き込まれたりするのも嫌だし、ここには、自作シナリオのリプレイを公開してくださった方が居たからそれを読んで「リプレイありがとう!最高だった!」というこの単純な気持ちを伝えたいが為に登録しただけなので、ぶっちゃけ高見の見物状態ですし、現状から動く気はないですね。もちろん私のシナリオが使われたら「やったぜ」とか思いますし、リプレイなんか来た日には「いぇええええええええええええい!」ってなりますけど、それはそれで置いておいて、「ご利用ありがとうございます」ぐらいに変換して「ありがとう最高だ」って気持ちを投げつけに行く。そんなぐらいの存在です。 問題に深く思慮される方、問題にまあ、それぞれの感情はあるでしょうが、っていう方、ナニソレ知らんって方、お怒りの方、などなどたくさんの考えが此処にはあります。方向性が似ていても一致するのはごくまれなことです。 なので周囲の雰囲気を憂うのもいいですが、まずはご自分の心から大切にね!ほんとね!ここです!ここ! 心の病とは言いますけど、結局脳の限界が来ているようなものなので、休まないと死ぬの当然なんだよなぁ……。 貴方が無理をして喜ぶ方はいますか。 会社は、仕事、上司は、迷惑と感じるかもしれない。いいやいいや迷惑かけるとかそんな前に、迷惑かけてもいいやぐらいの気持ちでどうぞ。 迷惑かけたらその分別のことで補いましょう。というか、そんなことを考えられるような方の場合、すでにちょっとの迷惑ぐらいなら問題ない程度の信頼信用を得られている場合が普通ですし。信用度をちょっと使って回復するそれだけのことだぜ! というわけでして、信用度で回復しましょうというゲームのレクチャーかよみたいなセリフを残して、また私は自分の閉鎖空間へ戻って、過去のお話を愛でようと思います。 今度はどこら辺かと訊かれたら世界大戦ぐらいの気分です。 それでは。以上、泥水は下水道へ流れて行きます故に、雨上がりの空に虹がかかることを祈ります。
哀咲 | |
2017/10/17 01:38[web全体で公開] |
😶 難題の多いこと 此処のところ、何かとやりたいこととやらなければいけないことが重なってきて「こんくそやろう!!!」と口汚く叫んでいる哀咲です。どこかでお見掛けになってもお見逃しください…。 ふと、何かに感化されて、これ作ろう、あれをしようとよく言い出すタイプの人間で、実際それで作り出したり、始めたりしているのですが、最近ぼそぼそ言っているのが「シナリオ集」です。 ただ、そういう系の同人誌を制作する面倒さなどは理解しているので、アー…となっています。 やるとしたらこういう構成なんだよーとは話したりするが、動きは鈍く、油が必要な歯車のような。 それに作るとしたって部数いくつだよってお話もあったりなかったり、まあ如何せん少なからず金銭が関わってくるわけですから、難しい話なんですよね。 やるとしたら少人数だと思うんですが、あくまで他の方はサポートになってしまうでしょうし、シナリオも表紙もとなると自分の気力がそこまで持つかお先真っ暗で、踏み出すには本当にきついんですよね。 実際本当に計算してやるとすると、50部で、身内や手伝ってくれた方に配って実質頒布は40ほど、ぐらいが最初は理想でしょうね。 シナリオのネタが上がってても書くのに下調べや、仕掛けの組み合わせの構想のおかげで筆が止まるのと一緒です、あっはっは。 やりたいことの一つではあるものの、大事すぎて、スケジュール取りも面倒くさいとか、まあ、悲しいものです。 もっと休み増えればいいのに……。 気力戻ってくればいいのに……。 もし実際に頒布と相成りましたら広告しまくりますのでよろしくお願いします()
哀咲 | |
2017/09/25 22:41[web全体で公開] |
😶 不足分回収したい 久々にPLやらせてもらって技能8割に裏切られるような出目をしていたのにも拘わらず、推理完遂できて超ドヤった者です。 最近はどこの界隅もどうにも騒がしいなあと思いながら日々を過ごしていますが、だからといって狭い所で穏やか~に過ごしていると良き刺激のようなものも少ないわけでして。 ついエゴサしちゃうんだ☆みたいな。そんなこんなでシナリオ名で時たまエゴサしてますので、ひょこっと「わわわわわわたしのしなり、おおおおおおおうああああああろぐみたああいうわぁあああああああん」みたいな一時発狂を良くしておりますがわたくしは元気です。ちょっと本日英文を読まなきゃいけなかったんですが、やべぇ…雰囲気しか掴めねぇ……誤訳ェ……となって継続しないことへの恐怖心が若干増しておりますが。 いつもの通り、別に大きなテーマや主観やらはないお話ですが、モチベ不足というものを痛感していると、どうにも自分の評価というかそういうものが気になって仕方がないのですが、他の方はどうなんでしょうか……。 元々、幼い頃から創作畑と言いますか、文、絵、音楽、動画……と、特別な才があるわけではないにせよ、好きなようにやってきた人間でして、よく「モチベ不足」にはなっていたり「しばらくもういいですうっぷ」みたいなことにはなっていたのですが、如何せん最近はそれが謙虚に出てしまっていて、折角のネタが、消費できず、うわわわわわわ。 タイトルを先に決めてもらって、それを頂いてシナリオを書くなんてこともしていたこの私が……!と、どこぞのRPGのラスボスの魔王みたいなことをしてしまっています。あとぶっちゃけシティ書くの面倒。 世界観というか、時代感というか、こう、少しでも間違った知識を取り込んだりしちゃうと叩かれ……ウッ、頭が……ッ。 一度自作のシティシナリオで、テストプレイ段階でも予想できなかったトンデモ方向から突っ込まれて、リアル知識全開で突っ込まれ……「いやそこはスルーでよくないですか」と見学者さんにさえ言わせてしまう猛者がいらっしゃったことを時折思い出します…。スルー能力も大事…これテストに…出して…。 私は、シティシナリオは、相当の書きたさやネタがないと書けないというか、えっとここではこうで、あそこではそう、と延々文字を書き続けて結果変な文章になってるみたいなことが多いので、シティは特に文章がカオスになってしまうというか。なんというか、ですね。 それでもシティを書いてるのは、なんとなーく「こいつクローズドしか書けないのか」と思われたくないなーっていうのと、私は基本的に変なシナリオ書いてる人間でもいいんですが、クラシカルに戻りたい時もあるんですよーというような、気分の問題。はい。 シティの面倒の話から戻りまして。 モチベ不足は、創作するにあたって、最大の敵の一人(あとの最大の敵は力量不足やらなんやら)と思います。 だから…… おらに力を、(できれば感想とか感想とかログ公開とかそういうのを)分けてくれ……っ!! 必須ではないですよ。見せて呉れたら……一時発狂しながら、何か、やり出すかも…そういうことです。 おだてられたら弱い…それだけのこと。私と言う人間はそんなものなのです…。浅はかなのです…。
哀咲 | |
2017/09/21 05:43[web全体で公開] |
😶 新作の予定 どうも、いつもこいつ深夜っていうか朝に何してんだともう言われかねない人間です。 遣ろうと思えば早寝早起きもちゃんとできますからね! さてはて、本日のお話は、ずばり、「CoCシナリオ新作」のお話ですヤッター!四日連続に及ぶ約三時間ずつのテストプレイの波を四回乗り越え、大体修正OKです。ご協力頂いた身内の方に感謝。 またぼっちシナリオです。自分でプレイするの苦手なくせに作るんじゃない!みたいな、それ。 探索者のキャラ性によって、情報の回収法が若干変わるかと思いますが、まあ一本道と言える範囲でしょう。 傾向としては、また、拙作の「いつかの...」「赦したまえ」などと同じような風に思います。 シナリオとして書き上げるにあたり、ENDの割り振りは当然いつものように書きましたが、探索者の生きた道のりや、感性、信条、現状により、「TrueEnd」の意味が変わって来るシナリオと思いますので、KP様には、いくつかの点を乗り越えた先の、PCの最終的な決断を曲げることの無きように、お願いいたします。 公開場所は変わらず、自wikiのシナリオ公開頁他、リンクとしてシナーチ様には出したいかなという感じです。 ここで告知させて頂けるのも、小さくも、嬉しいきっかけのおかげです。該当のお方には重ね重ね感謝を送ります。 「故に消える血」 ソロシナリオ(探索者制作時にHO有り、改変にてHOの軽量は可) オンライン・テキストでのプレイにて、最大3時間ほど シンプルなクローズド、戦闘なし、ロスト可能性有、発狂機会有 ―――選択肢は君の目の前だ。 その天秤に心と命とをかけることになるだろう。 君は生粋の生物か、それとも生粋の餓える者だろうか。 貴方故に「 」は、「 」を「 」る。 本日中には公開予定です。よろしくお願い致します。
哀咲 | |
2017/09/17 19:14[web全体で公開] |
😶 ちょっと前のこと 基本私はCoCのみのKP/PLですが、勿論他システムに触れることがあります。 CoCにおいて私は、シナリオの推奨技能に乗っ取りそれを確実に取る「教授」職を好み、毎回毎回戦闘面より知識面を優先した技能取得及び行動を行います。その為、身内には「教授の人」と呼ばれたり、私自体「教授」なんて呼ばれたりとシュールなことになっています。 「教授」と銘打っても「学科」やら「専門」がありますので、教授の「知識技能」はある意味無限大と理解しております。いや勿論KPの方に「これはちょっと」と言われたら大人しくします。 例えば、「生物工学科」を名乗り「生物学」「化学」「薬学」を重ねて取ったり、「獣医学科」を名乗り「医学」「生物学」を取ったり、そんなふうに。まああと心理学大好き人間なので……。 荷物もある程度シナリオの状況が予想できるような前情報をくださる優しいKPだと、意図して持ち込むものがあります。 例としては探索者は旅行する、戦闘可能性あり、ですとカメラなんかを持って行って、タイマーとフラッシュを使って敵の誘導に使うとか、そういう感じのです。それで何度かマジで助かりました。 と、こんな風にプレイしていると、「効率型」と思われるのでしょう。他システムでも、こいつはきっと効率的にやってくれるという期待がかかってしまう。 初めてのシステムで流石に効率型、をするのは難しいです。だってシステムを理解しきっておりませんで。 ネクロニカも試しプレイしようと誘われ、とりあえずキャラ作りから教わったわけなのですが、なんというかやはりプレイヤーの普段のイメージをですね押し付けられたような感触がありまして。 「火力的最大効率」を考えたら「こういう組み合わせになるよ!」みたいな、そういうことを言われまして。 ええ、ええ、そうですね私は最前線で最大火力をなるべく簡易に発揮できる組み合わせ好きですよ、ええ…。みたいになってしまいました。銃より刀好きだよね!はいはい…みたいな。 消極的になってしまった自分も悪いとは思うのですが、やはり、新システムに触れる際に本人がノリノリでいつもの自分のスタイル!を求めているのならともかくも、推し推しでいつもの、にさせるのは面白み、新鮮さがないと思うのです。 あと私は基本的に出目が高めなので、どれもこれも高めに数値を取らないと碌な探索ができないから、効率型になること必須のような、割り切りでして、好きに誰にも迷惑が掛からないというのなら、はっちゃけたい、時もございまして。 まぁまぁ、私が(出来ているのかはともかく)効率型であるのは確かですので、ええ。 ちょっともやもやーっとそういうときもあるんです、ぐらいで。
哀咲 | |
2017/09/15 04:14[web全体で公開] |
😶 視点の範囲 昨日、友人に誘われた映画を見に行きました。「ダンケルク」です。なんとこちら、基礎知識がない人を完全に置いてけぼりにしていくスタイルの映画と一部評判と訊きました。 ネタバレになってしまわないか少し不安ではありますが、書きたい話ではあることもあり、少し空欄を作っておきますので、自衛の程よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――― 舞台は第二次世界大戦中のフランス、ダンケルク。沿岸に位置する都市ですが、かつての大戦中において、多くの連合国兵が追い詰められた土地。その兵士たちの救出作戦、実話を元に描かれたストーリー……という感じですが、そもそも「ダンケルク」ってどこ?とかその時点で結構客層を縮めているような気がします。 あと字幕しかない。慣れてない方は字幕読みながら映像も見るということ、大変かと思います。 特別映画、邦画が好きというわけではないんですが、資料としてDVDを購入したりということは多いので、結果として字幕には慣れた身であります。日常の繰り返しの刷り込みほど影響力のあるものはありませんね。 友人も誘いをかけた私がそういう近代史系の人間であると承知だった為二人して、「しばらくアレとコレは怖いな…」というような話をしながら帰路に着くことになりました。 どちらかというと私は、近代史だとドイツ系統のほうをよくやるんですが、「ダンケルク」においてはメインはイギリス、フランスのヨーロッパ最前線における連合国軍です。つまり逆にですね、自分の把握しているドイツの攻撃力が襲い掛かって来るわけです。例の知っている方は知っている音でびくっとなってしまった私と友人は何も悪くない…( ノωノ) 知識として知っているものが視点が違えば恐怖心を酷く煽るものになるとそれはもう痛感しました。 しばらく潜水艦と爆撃機のお話はできません。いや本当マジで。 先述したようにある程度すでに知識がある方向けであるとは思いました。何せ開始数分で戦場に叩き込まれて大規模撤退作戦(悲観的)です。そりゃもう空も陸も海も怖いってもんです。安心できる場所がないんです。 そんなところに意識を放りこまれたらそりゃ緊張の連続です。しかもある程度戦史系の映画を見慣れていると、なんというか、「いやこれはだめだ」とか思っちゃうんですよね、フラグ的に。 個人的に今までで一番しんどかったのは「二百三高地(1980年映画版)」でしたかね。三時間フルコースは数時間呆けるレベルでしんどいですよ。おすすめしませんが明治帝が三船敏郎氏でめっちゃくそかっこいいです。 話を戻しまして、私が普段触れているのは「政治史」「世界史」「思想史」と言われているもので「戦史」ではありません。なので「数値」としての「能力」を知っていても現実としてどのような影響力があるかまでは理解できていないことがあります。 まあ、単純に言うならこの戦車は強いって聞いてる、みたいなものです。名前知ってるわぐらいな。うんうん、こいつね、強かったんでしょ。うん、(能力だけのお話なら)いいと思うよー。みたいな扱い。 それが自分が被害を受ける側となって見せつけられてきた。そりゃ文献にある「あの音を聞くと皆が……」みたいなの即座に理解しましたよ。 これがただの戦史資料として残してあるだけの映像だったらもっと淡々としていたとも思います。セリフが少ないと言われる映画ではありましたが、表情や動きはあるわけですから、ある程度感じ取るものや共感や理解ができるわけです。 この人がどんな状況でどんなことを思っているのか。 まさかこういうことで「視点」の大事さを痛感するとは思いもよらなかったです。誘われたから行っただけなのに…。 この映画において私は「世界史」の知識だけ持って席に着いたところを「戦史」における「影響力」を叩きこまれた、咄嗟に身を竦める動きの意味、空を指差す歓喜、ヘルメットを捨てる意味、……。 視点が変わるだけで、資料の文面への理解すらも変わった…そう思いました。いやあ、国語の主人公の気持ちになって~~とかいう問題も無意味ではないようで、なによりです。 自分の視点が狭かったということも思いますが、逆に昔喧嘩してそれから離さなくなった友人だった人のことを思い出したりして、「あぁ~狭かったんだな」と納得したり。悲しいことですが、触れる機会によって変わるものとも思います。 何が言いたいんだよてめぇって言われてしまいそうですが、別になんてことはないです。 「〇〇が好き」と言って、嫌な顔、怪訝な顔、されたことはないですか? それはきっと、お相手の方の視点が貴方の「〇〇が好き」という観点へ行けなかったから。 逆に自分も「えっ?」となってしまったり。それは自分の視点がお相手の観点へ届かなかったから。 そう思ったら、少しだけ気が楽に……なるかもしれません。そんなお話でした。まあ、そんなことが器用にできる方はもうすでに広い視点をお持ちのような気がしなくもありませんが、少しでも物事を良いようにしたいならって感じです。 話はまた変わりますが、こういう風なことを話すと歴史物のシナリオが書きたいなぁとぼんやりと思うのですが、資料参照してネタ探してまとめてってそれ、レポートやないか……。ってなります、助けてください。
哀咲 | |
2017/09/14 01:52[web全体で公開] |
😶 テストプレイのあれそれ つい先ほどまで身内でそれぞれ作業やらゲームやらしながらSkypeで通話をしていたのですが、卓のお話になり、最近はソロシナリオ多いよね、ネタシナリオも個性的になってきたよね、なにそのキャラシ笑うわすごい、などとわいわいしていました。 が、シナリオの話になって、どこで探すやらどういう風に探すやらなどの話から、 「ルールブック持ってないけど書いたとかテストプレイしてないって書いてあるシナリオあってビビる」という話に流れました。 いやビビった。 私は身内ではありますが二回から四回はテストプレイをして公開する癖を着けて居るので、「ほぁ?!」となりました。 いやあ、まあ、人員確保できなかったとか、すぐ公開したかったんや!とかいう気持ちは分からなくもないんですが……やっぱりちょっとテストプレイしてないってなると事故とか起きそうで気がひけちゃうよね、みたいなお話になりました。 ルルブ持ってないで書くは我々の輪のなかでは論外となりました。 ※ちなみに「テストプレイ」の前提は、 1、シナリオ作者が事故の可能性も有ると事前に伝えて行う。PLはそれを了承している。 2、卓のログや結果、PL/PCの判断や行動を鑑みて修正、追記を施す為に作者が利用。 みたいな感覚で話しています。 二回から四回もテストをすればここでよく引っかかってるとか、ここのSANCは大きすぎかな…と思い、直していけるので付き合ってくれる方には本当に感謝です。 追記もよくします。自分の想定しなかった行動や発言が結構出てきてしまうので、「こういう場合はこうすること」といったものが増えていきます。 なので結構重要な過程だと思っていたのですが……その作者様の意図が分からない以上、何とも言えませんが、個人的にはテストプレイ済みの方が、やはり事故率を鑑みると、安心できるなあって気がします。
哀咲 | |
2017/09/03 01:06[web全体で公開] |
😶 トレーラー 最近Twitterでのクトゥルフ卓募集なんかを見ていると、綺麗な画像にタイトルと簡易的なあらすじが書いてあるものが付属させられてたりして、なんだこれーきれいだなあーすげーなーと思っていました。 流行りか何か分からないですが、トレーラー(予告)ってやつなんですねぇ。確かに心惹かれるものが多くて目に映りやすく、いい募集法かと思います。なるほどなぁと感心していましたが、たまーに自分のシナリオ名をそれで見つけると飛んでもなくむず痒さと感動を覚えます。ふぉぉぉぉっとなります。 Twitterの140字に収めたり、他頁のリンクよりも効果的に思えますね。私は自前のwikiの方で日数調整などの案内をしてしまう為、必然的にリンクを繋げる必要があるのですが、それは置いておいて。 ただ自分でトレーラーをやる必要がまったくない身内圏内、それこそ三、四人ぐらいの方に「こんなシナリオ書いたよー」と大まかに言うだけでいいので、本格的にそういうものを作ったりするかと言われると作らないでしょう。 逆に自分の中のイメージを絵にしたりすることは多くあります。テスト卓の結果などを反映させたものがあったり。 自分で作らないから見たくないというわけでは、まったくもってないので、目に入るととっても嬉しいです…もっと見せて…。 リプレイなどもたまにまとめていたりはするのですが、あまり公開はしません。なんとなく…。
哀咲 | |
2017/08/28 22:15[web全体で公開] |
😶 目星の成功の一例 現実でも、「目星成功したな」という体感、経験、皆さまあるかと思います。 というより、ほぼ毎日のように職務なりで、「こちらからやった方がいい」などと「目星をつけて」動いているかと思います。行動に伴い、そういう感度は上がっていくと、そう考えています。 本日、ちょっとした所用で祖母の家を訪ねました。自宅から15分もあれば徒歩でもあっさり着く距離とは言え、何も用事がないのに行くのは気が引ける、と、少し足が遠のいていたところの所用でした。 久々に祖母の家の周辺を歩きますと、ところどころ自分の記憶と違うところがある。あそこは酒屋じゃなかったっけ、あそこはカフェじゃなかったよね?などと思案しながら歩く。 その途中で井戸を見かけ、ふと思うことがありました。普通なら、昔なら「井戸あるなあ」ぐらいのものですが、そこの井戸はある程度のいわく付きと言いますか、ある程度の名のある井戸であることをふと思い出し、由来を思い浮かべば、それはもっと広いものに繋がっていく。 それを思い出して、「あ、これネタに使えそう」と頭の中にその井戸の存在を刻みました。 昔はなんとも思わず、おっきい井戸だなあーとしか思わない、水道から水が簡単に出てくる世代の人間としては、井戸というのは不思議な存在とも言えますが、自分に関わりのない以上、公園などにある、その筋の人間以外には意味の分からないオブジェ類と同じな訳です。 幼少期は私はその井戸を地域にあるやつ、程度に思っていませんでしたが、成長しある程度の知識と経験とで、その井戸が「歴史的に価値有りと判断できる」ものとして理解できたわけですね。目星成功、アイデア成功、ってところです。 私が住んでいる街は比較的、都会と言えるでしょうが、やはり中心部から離れて過去の面影のある場所に赴けば、ちょっとした寒気の要素があるとも言えます。お化けいそう、みたいな。やーいお前んち、おっばけやーしきー!みたいな。 知恵を付ける、というのは結局自分で何かに気付けるようになる、何かを思うようになるということと繋がると思うわけですが、かといって勉強一辺倒ではこうはならない。難しいところですが、そういうふうに成長できるような環境に恵まれるという幸運は、クリティカルでも出したんでしょうかね。 やばい、幸運使い切ったな、これ。
哀咲 | |
2017/08/19 23:59[web全体で公開] |
😶 とりあえずとして オフでも結構、初心者さんをお相手することがあります。ダイスの振り方から教えるレベルの初心者さんです。 CoCで一応先駆者、ということになります。ルールブックを買えとは積極的には言わずに、こういうことが書いてあるよとお話していくうちに、大抵の方は購入してくださいますね。お高いのに…。1d3ぐらいダメージ余裕であるのに…。 先日、シナリオを書きたいと申し出てくれた方がおひとり。 何か書きたいものがあるのか、と確認すると、大体の流れはイメージしているが、うまく書き纏めるにはどうしたらということでした。 文字を書きなれていない方だと、「イメージを言葉にしてそれを纏める」、確かに難しいことと思います。 シナリオにおいて書き方にルールなんてないでしょう…たぶん。なので、「書きたいところから書いてもいい、上から順序に従って書いてもいい、それは貴方の書きやすさの問題」と答えました。 それを前提に、彼の書きたいことを叶えてくれるだろう神格や生物をつらつらと名前を上げ、こういうのだと簡単な説明や、NPCはいるのか、いるとすればステータスは、といろいろ帰り道に話しました。 とりあえず彼には普段の私のやり方をお教えして、分からなければ相談してと言いました。 私のやり方は、書きたいこと、使いたい神格、夢やアイデアから起草し、あらすじからED処理まで上から順に書いていく方法です。 書ける時と書けない時の差がかなりあって、間も開けてしまうので、上から書いた方が流れを間違えずに済むからですかね。 私はよく、シナリオにイメージソングを決めて書いたりしています。雰囲気や世界観的な要素としてです。 脳内にイメージを集め集約させること、それが大事と思っているからでしょうか。 あとは専攻であった西洋史や思想学、他、宗教的観点など、利用しているものは多いと思われますが、簡単に言えば普通に今までの経験などで書くということなんでしょう。 古典とかよく学ばれた方のものなんか、情報の文章が…すごい…。 最近は花言葉や宝石言葉なんかを利用したものも増えたなあ、いや私も使ってるけどもみたいな、そんな印象です。 書くもののなかで「これクトゥルフ神話である必要は?」と思ったり、「神話である必要ないだろう」と言われたり。 このNPCは必要なのか必要ではないとか、これは、……無限に近い数、思うことはあります。憂いもあります。 だけどもクトゥルフ神話TRPGというもので書くから、書けるのだと思って、私はクトゥルフ神話らしさがなくとも、とりあえずは、クトゥルフ神話のシナリオですと公開しています。 じゃあ他のルルブ読んでシナリオ書けるようになれ?いやまさにその通りでございますはい、ですが、どこに行っても、私の場合は「これは〇〇である必要は?」という重しが、自分で、誰かから、かけられるものなんだろうと思います。 逆に、きっとこういうことを皆さま思われているだろうとも思うんです。誰しも、「あれっこれって、これである必要は?」と。そういう瞬間、気が弱った時、そんなふうに。 気にする必要はない。 そう言ってしまえばそうなんですが、何かが揺らぐ感覚はある。 その揺らぎはやがて大きな地震になってしまうかも。そう思うと、「あれっ」という一言は少しばかり怖いものです。 何が言いたいとかそういうわけではないですが、まあ、そんな風に思ってる奴なんですね。 クトゥルフ神話における「冒涜的恐怖」は。…キリスト教として、「我々の神を冒涜している」ということと理解しています。未知ということもそうですが、キリストの父にあたる主以外に神はないという定義の世界の元で生きている人からすれば、他の神は悪夢悪魔、でしょう。…感覚的にとらえられない辺り、多神教の世界感覚にいますね私は。 和風ホラーなシナリオも存在している以上、クトゥルフ神話らしさってなんだろう。ともなります。 考えるだけもはや…難しい問題でしょうね。 難しいこと、と思っていても言われた側は、重荷が増えるような感覚がします。 だから、もしクトゥルフ神話らしくねぇなつまんねぇと思っても、「自分の好みじゃない」と心の中にしまってそっとしておいてくれる方が増えて呉れたらなと思います。 自分で「神話らしくないけど」と前打っておいてなんですけどね。
哀咲 | |
2017/08/19 02:37[web全体で公開] |
😶 「素晴らしい世界によろしく」について 特に話すこともないと思ってしまいますが、せっかくこういう場に来ましたので、ちょっとしたお話を。 拙作、CoCシナリオ「素晴らしい世界によろしく」についてです。この場においてリプレイ公開があり、とても嬉しく思います。卓に参加したわけでもないのに、「よし、そう、そうだ!」とKPの内情のような、プレイ済みのPLの心情のような気持になり、実に新鮮な面白さがありました。リプレイ公開に感謝致します。 少々ネタバレになるかもしれませんので、ご注意を。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 素晴らしい世界によろしく は、数にすると三作目のシナリオになります。 ちなみに一作目は非公開、一回だけテストプレイでオフセをしたところ5時間のシティです。これは、そのうち公開の予定はありますが、しばらく時間は掛かるでしょう。 特に書くつもりがあったわけではなく、とある日、とある夜。…夢を見ました。 水を求め、歩き、植物に埋め尽くされた文明、コンクリート、知っていた場所が森と消えている。 金があるものは、愛しい者の命を嘆願し、信ずる者は教会の中で、脱水症状に倒れては、隣接した墓場へ埋めて逝かれる。 金がないものは、路上に積み重なる。かつての戦火を浴びた橋の下にできた地獄が蘇る。 貯水湖は次々と干からび、管理者たちは最期の最期まで「水」という幸福を配り歩いては、己もまた熱に埋もれる。 そんな中、わたしは歩いていた。いや、わたしではない。「彼」の姿を持った私。明晰夢というやつでしょう。 傷みや暑さはなかった、けれども空を見上げれば、極限まで迫った眩しい何かが、大地を焦がしている。 「彼」は、やがて一つの場所にたどり着いて、椅子に座った。 覚えているのはこれぐらいのものですが、夜中に目が醒めて、覚書をしたときは怖いような、綺麗なような。 よくあるアマゾンの熱帯雨林を空撮した、あのような光景が目の前にあったこと。 その代わりに、水は絶えて、いのちはなくなっていくこと。 極論的に「人間がいなくなれば地球は元に戻る」などというお話があったりもしますが、まさにそれを表現していたような、けれども太陽による滅亡がそこにある、不思議な世界でした、そこは。 次の日、覚書を読み直して、ふと思い出したのが、「彼」とシナリオの諸原因にあたる神格でした。 そこまで思いついてしまったら書くっきゃないってことですね。 「彼」こそ、諸データをシナリオに合わせて改変しましたが、私がまともに作った初めての探索者でもあります。 まだ存命しておりますが、身内以外では出せません。神話技能が恐ろしいことになっているからです、魔導師です。 アイコンの人が、そうだったりします。 私の人格や視界が投影されていたとはいえ、「彼」は「彼」自身ですから、言葉を口にします。 これからきっと燃え尽きてしまうこの星のことを、「綺麗だ」と言いました。彼にとって、水が消え去っていき、コンクリートジャングルが本物のジャングルに様変わりしていく姿は、それこそ美しいものだったんでしょう。 「彼」の、「素晴らしい世界によろしく」という言葉、シナリオタイトルはそこから連想したものです。 「彼」はきっと、世界自体を愛しているのです。 時折その夢を思い出しては、木漏れ日を思います。 辛いことが続いていても、世界の存在は素晴らしいものなのだと、ふと考えます。 「彼」に唆されているだけでしょう、けれども、少しだけ優しい気持ちになれる気がします。 シナリオへ、この世界へ、旅立ち、戻ってきた方にそう思っていただけたら、幸いですね。 美しい世界。 とは言え、この世界は綻んでしまっているのです。 貴方の知らない、どこかの未来です。
哀咲 | |
2017/08/18 16:31[web全体で公開] |
😶 シナリオ制作の一件 最新「グ・エディン・ナ」に続き、新たなCoCシナリオを制作中です。 が、これまた特殊条件下におけるシナリオで、「空火照り」以降、クラシカルなものは書けていないような気がします。 無理にクラシカルに書くのも出来が悪くなるだけとは思いますが、書きたさはあるんですね。 アナログで設定や流れを書いただけのメモも多数ありますが、それらを消費するのにも時間がかかる、そして別案がその間に出てしまう、個人的に特殊な方が書きやすい…という流れ。 幸い、特殊なシナリオです、と公開いたしますと、一定の方から好意的な反応をいただけるので、ある程度の需要があるのだと判断して特殊系シナリオも公開し続けていますが、どうにも好みの要素が詰まってしまうのが悩みどころです。 樹とか水とかそういうのです。ええ、そういうの。 ゲームの中の森とかで小一時間うろうろ過ごしちゃうようなタイプです、はい。某ごまだれーなゲームのお水のところとか、まあそういうところの影響も、幼心からのものもあるのかもしれません。 そう思うと、シナリオというのは製作者様の内部を少しだけ覗けるものなのかも。 リアルでもCoC勢が一定数いるのですが、特にとある一人の後輩が書いたシナリオは、一言で言うなら「性格が(良い意味で)悪い」とかいう代物で、推理型のPLが少なかったこともあり、推理を全部投げつけられました。しんどかったですね。 身内の方が初めて書いたというシナリオは、家族のことを考えさせられるものだったり。 私のシナリオの中では「彼」が良く出てくると思うのですが、止めなきゃなあと思いつつ、「彼」がよく姿を見せるのは、「彼」が一種の理想像なのだからなのかも、と思うと、宗教的で神話的なにおいがしてきますね。 自身、信仰はしていませんが、大学の方がミッションスクールで、専攻が歴史学・思想学系統なもので、そういう知識も一定数あるということも影響しているでしょう。 出来ることならば、拙作シナリオのリプレイや動画など拝見して、どう感じたか、どう思われたか、PCへどんな想いを抱いたか……そんなことを知りたいと最近は思います。 時折身内の方にはこう聞きます。「このシナリオ、どうでした?」 すると身内の方は面白かったなど通常の感想に加えて、「この子は〇〇な子だったんだなあ」というような、探索者自身に関することに気付いたというような言葉を置いていってくださる方が時折います。 私がシナリオを書く理由は、単に書きたいから、アイデアが出るから、にすぎませんが、少しだけ込めたものから、探索者へ何かしらの実感を抱いてくださると、とても嬉しいものですね。