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😶 シノビガミ「大江戸奇譚-人斬り村正-」感想 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)時代物の「お約束」っていいなぁと、 水戸黄門や暴れん坊将軍、遠山の金さんを見て育った自分は思うのです。 74です。 今回遊んだのは、自作では初めての戦国編セッション「大江戸奇譚-人斬り村正-」。 江戸の町を震えさせる妖刀「村正」を持つという辻斬りを討つべく奮闘する忍び達の活躍を描いたシナリオです。 PCの割合は大殿の命を受けて辻斬り退治に赴く忍び二人とそれぞれの目的で江戸にやってきた旅人が二人。 四人の忍びの命運が、一本の刀の下に交錯します。 ちなみに「江戸が戦国…?」というツッコミは受け付けておりませんので悪しからず。 ○参加者さんのPC紹介 PC1 紋白(pl:魔トマトさん) 年齢:21歳 性別 :男性 流派:伊賀者 表の顔:侍 信念:忠 伊賀者として感情に惑わされず、使命に準ずる蟲使いの忠義の忍び。 将軍より直々に今回の忍務を賜わりました。 他人を信用せず、流派の誇りからか仇敵であるPC2のことは露骨に敵視しており、剣呑な空気を漂わせていました。しかし、それすらも「無駄な感情」と称する正に流派の為の刃。 適度なギスギスはシノビガミの華。 正統派な忍びのRPはGMの心にグッと刺さりました。 時代調な口調で戦国感を出したりと、雰囲気づくりに貢献してくれたキャラクターと言えるでしょう! メインフェイズでは他PCとは距離を置いた一匹狼ながらも、安定したダイス目で着実に情報を入手して行く有能さを披露。 しかし、戦闘になると一転してダイスが振るわなくなり…。 構成的には伊賀者の忍法【胡蝶】と【鈎の陣】で対多人数戦闘を想定した変調型だったのですが、こればかりは時の運なので仕方ありませんね。 PC2 大蛇丸(Pl:坂本さん) 年齢:37歳 性別:男性 流派:甲賀者 表の顔:日陰者 信念:情 怪しげなローブに身を包んだ甲賀者の忍び。 PC1・紋白さん同様に将軍直々に忍務を言い渡されております。 紋白さんとは互いに仇敵同士ということもあり、相談して敵対的なRPで進行しておりました。 導入ではミステリアスな雰囲気を孕んだ、只者ではない印象の忍者…だったのですが……。 手番の殆どでNPCが働く団子屋に入り浸り、常連扱いに。 そのせいか一番の情弱っぷりを発揮し、同じ忍務を受けた紋白さんからは「これだから甲賀は」と厳しいお言葉を………いや残当な評価かな、これは()。 いっそ清々しい開き直りようはセッションに笑いを咲かせてくれました。 メインフェイズ中の戦闘で勝利していたりと、見せ場ではしっかり活躍しており、実力は確か。 【妖かしの血】で習得した【血旋渦】と土蜘蛛の新忍法【毒牙】、甲賀者の【日計】を組み合わせたコンボは強力です。 PC3 華房 朔良(Pl:抹茶男さん) 年齢:18歳 性別:女性 流派:黒脛巾組 表の顔:女侍 信念:凶 田舎から江戸にやってきた黒脛巾組の侍。 町を騒がす人斬りの脅威を取り除くため、そして何より立派な侍となるために奮闘する女武者さんです。 セッション中はPLさんのキレキレのツッコミが冴え渡っており、場面を引き立ててくれていたと思います。 構成は【血餅】で【生命力】を調整して【三眼】と【紅衣】を発動させ、火力と回避難易度を高めています。 射程のなさは【影分身】でカバーと完成度が高く隙のない構成でした。 ただし出目までは安定しないようでしたが…(TRPGプレイヤー永遠の悩み)。 PC4 遠山 カナ(Pl:クルミさん) 年齢:17歳 性別:男性 流派:裏柳生 階級:中忍 表の顔:(空白) 信念:律 セーラ服を身にまとった裏柳生の女装男子。 う〜ん、これは戦国()。 こういうの好きです。 PC1とは早々に感情を結び(互いに侮蔑していたが)、共有を通じて情報戦を優位に進行していきました。 忍法は【月影】でコンスタントに火力を高めながらも【影斬】などの小技も備えた、油断ならぬ相手。 短めの射程は【大詰】で補っており、裏柳生の強みを遺憾なく発揮してくれたと言って良いでしょう。 戦闘では度重なる脅威に晒されながらも、それを何度となくくぐり抜ける能力以上のタフネスを発揮して、他参加者達を大いに驚かせてくれるエンターテイナーでした。 かっこよかったよ! ○セッションの感想 今回は初めての戦国編、初めてのココフォリア、初めてのBGMの使用、その他etc…自分にとっては色々試行錯誤の詰まったセッションでした。 ログを見返すと、秘匿会話での質問に全く気づいてなくて、だいぶ時間が経ってから回答するという珍マスタリングを披露していました…恥ずかしい…! 途中【秘密】に欠陥を見つけたりもしましたが、何とか変更させてもらって致命的な結果にはならず無事にセッションを終えることができました。これも参加してくださった皆さんの協力あってのこと。 ありがたやありがたや…って、毎回言ってる気がするなぁ。 ううむ。 GMをすればするほど自分の未熟を再確認し、いつも遊ばせていただいている他GMの皆様への畏敬は深まるばかり。 RPについてはちょっと思うところもあり、絶対にPLさんの良いところもあったのに、よりドラマチックな展開を促す引っかかりを作れなかったのは、シナリオの構成という根本的なところが悪かったような気がします。 RP含む楽しみ方を個人に依存する以上、自分の能力の範疇にはない問題なのか?と考えながらも、より参加者が楽しめるように努力したいし、そういう向上心は育み続けたい。 GMとしてできることはまだまだあると思うし、人様のやり方を真似て色々吸収して行きたいです。 と、反省はこの辺にして㌧。 戦国編レギュレーションを使った本セッション。シノビガミは現代編が主流な中、普段は【末裔】でつけてくるのが基本の古流忍法をふんだんに使った戦闘は今までにない新鮮味がありました。 シノビガミには基本となる現代編、 強大な妖魔と戦う退魔編、 そして今回遊んだ時代物感漂うおどろおどろしい忍法合戦を楽しめる戦国編のほか、 短歌を歌って想いを届ける「歌を詠む」ルールが特徴的な、雅で趣深い京の都を舞台にした「平安編」。 ニンジャファイトルールを使用し、観客に囲まれた熱狂のリングの中で一対一の試合に己の信念をぶつけ合うニンジャファイター達の戦いを描いたGP(グランプリ)編などなど。 多彩なレギュレーションを備えております! 『正忍記』には各レギュレーションに対応したシナリオが用意されていますし、レギュレーション毎に専用の忍法も備えていますので、ぜひ現代編以外でも遊んでみてください! 色々悩んでるけど、やっぱり私はシノビガミが好きなんだ!! また遊ぶぞぅ! 最後になりますが、今回も本当に楽しいセッションでした! 参加してくださったPLの魔トマトさん、坂本さん、抹茶男さん、クルミさん。 皆さんお疲れ様です。ありがとうございました! ○おまけ 千利休を推しにしたい
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