ルーク(ケダモノオペラ用キャラクターシート)

Disc4rdが作成したTRPG「ケダモノオペラ」用のキャラクターシートです。

ルークの詳細

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: ケダモノオペラ
ルーク
廃棄

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キャラクター名: ルーク
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外部URL:
メモ:
詳細A:
ケダモノ名:オートマトン・ルーク
ケダモノ種:メルカバ
権能:暴虐
欲望:探究・信義
疑似餌の姿:ケダモノ憑きの子供
住処:地下迷宮
群れ:
設定:詳細Cに掲載します



●伝説
・大いなる災厄:あなたはとある国で、おぞましい災害として名を残しました。
伝説予言:
使用:

・救国の騎士と獣の物語:ある騎士の願いを聞き入れたあなたは、国を救い、その名を人々の心に刻みました。(最期の帰郷)
伝説予言:
使用:

・  :
伝説予言:
使用:


●オペラ
・最終兵器
条件:乗り手の力を借り、真の機能を解放する
使用:
オペラ予言:あなたは真の力を発揮し、代償に御者の魂を喰らいつくしました
獲得:   実現:
オペラ予言:あなたは真の力を発揮し、代償に自分の魂を破壊しました
獲得:   実現:
詳細B:
●特技
①車輪の思索  C ⚅     使用:
特技予言:愚鈍の中にこそ、本当の真理があったのです
獲得:   実現:

特技予言:他者の意見に惑わされ、自分を見失いました
獲得:   実現:
 
②人造の怪力  C ⚅     使用:
特技予言:うっかり建築物を壊しました
獲得:   実現:

特技予言:かよわくて、もろそうで、触れられませんでした
獲得:   実現:

③天の火  B ⚅⚅    使用:
特技予言:一瞬で地形を変えてしまいました
獲得:   実現:

特技予言:敵も同じ武器を持っていました
獲得:   実現:

④応答願ウ  B ⚅⚅    使用:
特技予言:内側から乗っ取られてしまいました
獲得:   実現:

特技予言:誰も耳を貸しませんでした
獲得:   実現:

⑤哲学心臓  A ⚅⚅⚅   使用:
特技予言:あなたの活動に必要なエネルギーを、使い切ってしまいました
獲得:   実現:

特技予言:あなたの部品は解体され、もう元に戻せませんでした
獲得:   実現:
詳細C:
キャラクターの過去設定(クリエイション)

・本体について
どこかの国によって運用されていたが、敵対者に鹵獲された名もなき機体。まだケダモノとして偽りの魂が覚醒する直前、ある一人のケダモノ憑きの少年が御者となり、彼が所属していた国一つを破壊し尽くした。
己の生み出した火によって全てが灰となった荒野で少年の半分腐りかけた魂を喰らいながらケダモノは目醒め、焔の海と少年の持っていた深い憎悪や悲しみを心臓に焼き付けた。
それから長い時が経ち、燃え尽きた国の大地に緑が現れ始めた頃。既に一国を灼いた兵器の話は遠い過去の物語となり、兵器の名も後世に語り継ぐ者たちによって創作されていったが、その兵器には終ぞ名前など付けられなかったことも、今なお世のどこかを彷徨っていることも、そして真に国を滅ぼした憎悪の持ち主の名が何だったのかも知るものはいない。

・オートマトンについて
このキャラクターシートにおいてのオートマトンとは、国を滅ぼした伝説に登場する兵器の最も一般的な通称。後世に創作されたものでしかなく、当機は自称しない。

・コミュニケーションについて
当機は人間言語を音声として出力する機能を持たないため、(機会は滅多にないが)他者とのコミュニケーションを図る際は通常時に御者台に格納している拡張デバイスであるケダモノ憑きの人間の肉体を用いて意思疎通を行う。人格は概ね御者の少年をトレースしているようだ。
拡張デバイスの外見はかつて御者だった頃のまま損壊はしておらず、一般的な人間種とほぼ変わらない。身に纏うボロボロの拘束衣の成れの果てが場にそぐわない場合があることと、背部から伸びる本体と心臓をつなぐためのコードが存在すること以外はいたって普通の人間に見える。
当機に名称が存在していないが、他者とコミュニケーションをとる際は必ず自身の事を『ルーク』と呼称している。
この名前と御者の少年に、何か特別な思い入れを持っているように見受けられる。

・求めるもの、動機について
偽りの魂が目覚め、確かな自我を獲得した当機は漠然とした欲望を抱えている。哲学心臓に焼き付いた炎の海が生まれた理由を、そして自分にとってのはじまりの御者だったケダモノ憑きの少年の、国を焼き尽くすほどの激情の源が何だったのかを理解したい。自分が持てない人間の感情を理解したい。そのため、稀に自身を目的に迷宮を訪れる人間の願いを叶える対価として、真の魂を得ることでその人間を理解し、感情を理解するための手がかりとしている。
ただし、得た手がかりすらもウロボロスの流れによって浄化され、少しずつ当機から失われていってしまうため、本当に理解できる日は訪れないと思われる。

・スタンスについて
拡張デバイスとして人間の肉体と欲望を手に入れはしたものの、あくまで自身は兵器であるというスタンスは変わらない。
人間に使われて初めて己の力を発揮するべきという考えから、住処である地下迷宮から自発的に本体を動かすことはめったに無い。
人間と邂逅し、その力を求められた場合にのみ行動を開始する。
物事の解決策にはまず自身の機能を使うことを検討する。目的を阻む危険な障害と遭遇した際は真っ先に排除を考え、その力を存分に使う。周辺環境への配慮はあまりなく、同行者がいる場合を除いて搭載された火器を使うことも辞さない。対話の余地がある存在に対しては警戒体制を緩めることはないが、敵意が無いと認識すると意思の疎通を試みる。















※擬似餌について(読まなくていい部分)
 神の戦車ら”光の主”の兵器が製造され、ケダモノ化し始めた時代に誕生する。
 祖国の一般兵として徴兵された少年は敵国との戦争の最中瀕死となる程の重傷を負い、軍に回収されて本来であれば兵器に用いるはずの哲学心臓を埋めこまれ人体改造の実験体となる。同じように改造された者の殆どは哲学心臓によって供給される動力と代謝の接続が上手くいかず死亡したが、少年は奇跡的に蘇生し稀有な成功例となった。
 しかしその実態はケダモノ憑きというヒトの持つ魂を無意識に求める危険な存在であり、人格もほぼ崩壊し本能のままに無闇に他人に襲いかかるのをなけなしの善性と理性で抑え込んでいる状態だった。そんな少年を兵器として運用しようとする軍に対し、これ以上の殺戮を拒む少年は遂に軍から脱走、行方を眩ませた。
 やがて少年が何かに惹かれるように訪れたのは見知らぬ小さな街だった。それぞれの事情で不当に世間から爪弾きにされた者たちが寄り添うその街は、同じ追放者である異邦人でケダモノ憑きの少年をもあたたかく迎え入れた。祖国の美しい街並みとは比べ物にならないほど薄汚れた街だったが、町人たちの人情はケダモノ憑きの少年に束の間の安らぎを与えた。
 少年からは既に己に関する記憶の殆どが抜け落ちていたが、街がもたらす安寧はケダモノ憑きの本能を鎮め、ゆっくりと人間性と絆を育んでいく。この頃から、哲学心臓の持ち主だった機体の名前をとってルークと名乗り始める。
 そして少年が街に馴染んだ頃。町人たちの頼みを聞いて遠出していた折に、ルークがふと振り返ると今しがた通ってきた道の遠く向こうで黒煙が上がっでいるのを目撃する。嫌な予感に踵を返し街に戻ってみると、家々は燃え、町人たちは皆事切れて無惨な姿となっていた。逃げ惑う人々に鏖殺の限りを尽くすのは、かつてルークが所属していた祖国の軍の者たちだった。
 ルークが歩兵の一人を拉致し尋問すると、街の人々が軍から脱走した人体兵器を匿っているという情報が確認できたため、目撃者の口封じと不必要な人間たちの粛清による土地の浄化を兼ねて襲撃したと漏らす。激昂したルークは我を忘れ歩兵を殺害し、街を侵略する祖国の軍勢を皆殺しにしてしまう。
 街にかけられた火は絶えることなく燃え続け、誰も名を知らぬ凶暴な少年だったルークを人並みに扱ってくれた町人たちの無事を確認しようとしたが、見知った顔は皆命を落としていた。
 手遅れになった火の海と化した街の中、ルークは一機の神の戦車(メルカバ)を鹵獲。これと自身の哲学心臓を接続することで即興で兵器の制御を実現し、かつての故郷に向かってたった一人進軍を始めた。
 己の所属していた国の大地に足を踏み入れ、行く先々の街に炎を降らせる。怒りと憎悪によってルークと彼の繰る戦車は何度も立ち上がり、繋がった2つの心臓は時空から魔力を汲み上げる。
 しかしいつしか多くの命を奪ってメルカバに蓄積した魂の欠片は、やがて偽りの魂として覚醒。瞬く間に傷ついた装甲は喰らった魂によって再生し、ルークは操っていたはずの機体から逆に肉体に干渉を受け始める。魂が内側から磨り減るのを感じながら、それでも彼は怒りに身を任せ虐殺を止めはしなかった。既に何もかもを失った自分が、今更自分自身を失うことに怯えるはずもなかったから。
 すぐに自我を乗っ取られなかったのは、ルーク自身に搭載された哲学心臓が侵食を僅かに妨げていたためだった。ケダモノ憑きとしての本能が蘇り、自分を喰らおうとするメルカバの偽りの魂にさえも抗い、死にもの狂いで喰おうとしていた。
 だがそれも長時間の無理な稼働によって殆ど機能しなくなり、哲学心臓から供給されるエネルギーを動力とするルーク自身は最早メルカバに繋がれていなければ生存できない状態に陥っていた。思うままに力を振るい、その度に魂が削り取られるのを繰り返す。そして遂に一つの国が終末を迎えたとき、荒れ果てた焼け野原に残されていたのは一機の兵器と、その掌の上でただひとり己の手を見つめる少年だけだった。
 



※は全てフレーバー的要素であり、メルカバのケダモノ憑きの成り立ちや2つの哲学心臓の機能はデータや他ケダモノに影響を及ぼすことはありません
マクロ:

マクロはありません。

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キャラクターID: 167162626203Disc4rd

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本作は、「池梟リョーマ、アークライト、新紀元社」が権利を有する「ケダモノオペラ」の二次創作物です。