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🤔 動機 TRPGでもそうですが、物語において大事なのは登場人物の「動機」だと自分は思っています。 CoCだと、よく知らない部屋に連れていかれますが... 「気がついたら知らない場所にいた」「周囲の人間も、状況を知らない」「異常事態だ」 だから「みんなと一緒にこの部屋を脱出しよう」という動機が生まれますよね。 例として...誰かが死にかけてるとします。そこで悪魔があらわれて、「お前の体の一部をもらうかわりにこいつを助けてやろう」と言ってきた、という物語があったとしましょう。 その誰かが、もし赤の他人でなんの関係もなかったら?さすがに自分の体の一部を捧げるには動機足りえないでしょう。 その人が、家族や親友、恋人だとしたら?それなら、大切な人のために悪魔の取引に応じるかもしれません。 だけど、自分がもし、「音楽家」だったり、「スポーツ選手」だったりしたら?耳を奪われれば音楽は聞こえない、足を奪われれば運動もできなくなってしまう。自らの生きがいを奪われることに耐えきれず、取引できずに悪魔に嘲笑われる...といった結末になるかもしれないでしょう。 このように、キャラや状況、登場人物との関係性によって「動機」があり、行動も結果も変わります。 そこに、キャラの「人間性」が垣間見えます。動機に説得力がないと「なぜそのキャラがそんな行動をするのか意味が分からない」という違和感に繋がり、共感できなくなってしまいます。 極端な例ですが、善人でお人好しでなんでも人助けして自己犠牲もいとわない...といったキャラは、かなり難しいなと思っています。動機が「善行をするのが当たり前だから」だけになり、薄っぺらく見えてしまうからですね。バランスを違えば、「善の狂人」になってしまう可能性があります。 人間は自分のことで精一杯で、誰かを助けるというのは相応の覚悟がいる、と自分は考えています。 なので物語において「人を助ける」というのはけっこう悩ましいところだなと思っています。 また例を挙げるとすれば...困っている人が助けを求めています。ですが、このPCはアウトローなキャラで、人助けするようなお人好しなんかじゃないとしましょう。とはいえ、シナリオ的にこの人を助けてほしい。 なので、”PCは「チッ、こいつには借りがあるからな...」と仕方なしに、助けることにした”といったロールプレイをしたとしましょう。これなら、アウトローとしても、貸し借りに重みを置いているキャラとして、自然な動機となるでしょう。 ...とまあこの通り、自分はセッションにおいて、そのキャラの動機をけっこう意識しています。 とはいえ、セッションなどで「このキャラはそんなことしない!」とガチガチに考えすぎると、シナリオの進行に支障をきたすかもしれません。なので、KPとPLがお互いに協力して、なるべく自然な動機ができるようにするのがいいでしょう。 動機に説得力があれば、そのキャラにも意思が宿っているようにみえ、より物語に深みが与えられるのではないでしょうか。
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