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😶 これまでのTRPG遍歴3:継続探索者をもてなそう!~新規探索者もいるよ~ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) きょうは ねんがんの きゅうじつ だぞ ! どうも、サードです。 最近スマホが壊れたので、職場の休憩時間にiPadを持ち込んでいるのですが、あんまりシナリオ作業は進みませんでした まあ、職場は仕事する場所なので、当然といえば当然ですね! こちらの日記も3回目、つまり本日は私の人生3度目のセッション振り返り日記です。 例によってシナリオのネタバレがあるので、気になる方は注意です。 といっても、今回のシナリオは、所有者も多いであろう、「クトゥルフ2010」掲載のサンプルシナリオ、 「もっと食べたい」ですので、動画やらセッションやらで内容をご存じの方ばかりかな? このセッションを開催するに至った経緯は、前回のセッション(前日記参照)がわりかし楽しかった様子の参加者達 からアンコールがあったため、大体1週間くらい?猶予をもらって開催した、というものです。 また、この話を聞きつけた同研究室配属であった修士課程の先輩も参加を要望され、「これは失敗できないな……」 と思った私は、挑戦よりも安定を求め、リプレイ動画も参考資料も豊富な「もっと食べたい」を使用シナリオに 選択し、諸々の準備をすることになりました。 前回の自作シナリオは、PC1の要望に合わせた、クライマックスの戦闘シーンに焦点を充てたシナリオだったので、 今度は探偵であるPC2および新規参加である修士の先輩操るPC3が活躍できる、かつ経験の浅い私にも回せそうな シナリオ、という考えから、探索がメインで、ややシティ寄りで、KP難易度の低目なこのシナリオが選ばれました。 サンプルシナリオであることもあって、準備に要する労力は前2回のセッションより軽いものでしたね。 さて、今回は初めての継続探索者相手ということで、前回のセッション報酬や技能成長の反映を行いました。 私はクリア報酬をかなり大盤振る舞いする質で、正気度は当然のように黒字、技能はクリティカルに加え ファンブル・初期値成功を成長判定、さらに幕間成長で好きな技能を5回成長判定・・・・・・と、だいぶモリモリに なりました。 PC1は件のナイフも所持しているので、新規作成探索者と比較するとだいぶ便利なキャラクターになってしまい ました。 それでも結局、シナリオ進行に影響するほどの差は生まれていなかったように思うんですよね…… 失敗するときは90%越えでもファンブルするし、10%以下でもクリティカルで成功する、そういう世界です このシステムは(諦観)。 そうそう、PC1のナイフですが、ダメージを増加するようなものではなく、本来「死んでいる」ような生物に対して、 装甲や物理無効判定を貫通する、という特性を与えました。 もう二度と登場させるつもりはないのでネタバレしてしまいますが、彼が前のシナリオで無謀にもナイフで 切り付けた相手は、「閻魔大王の右手」でした。 色々やらかして閻魔様の怒りを買った黒幕を、色々条件がそろった、という体(つまりKP都合)で認識、 地獄へ連行するために右手だけ顕現したわけですが、矮小な人間であるはずのPC1が無謀にも挑みかかったわけです。 力関係から言えば、閻魔様の覇気だけで簡単に昏倒させてしまえる程の力の差ですが、閻魔様は「決まり事」 を自他共に厳しく律することで存在を確立している(設定の)ため、御自ら手を下すほどの悪行を行っていない PC1への干渉は本来越権行為でした。 しかし、このまま妨害を続けられては連行に差しさわりがありますし、なによりうっかり直接触れでもしよう ものなら、黒幕と一緒に地獄の体験ツアー(一方通行)に招待してしまう事態になりかねません。 結果、公務執行のための制限に後日補填を適用するような形式で、「この場での肉体的行動を一時的に封じる」 という干渉を行う代わりに、「自らの権能を一部加護として与える」恩恵を与え、帳尻を合わせました。 閻魔様の権能、つまり、「生死の理を逸脱して現世に留まる不届きもの」に対し、あるべき場所へ送る力を賜った 結果、上記のような性質を持ったナイフが完成しました。 要は、ゾンビやスケルトンなんかのアンデッドに類するエネミーに対し、物理攻撃に対する諸々の耐性を無視する、 というものですが、拡大解釈してその世界線にあるべきでないもの(ティンダロスや幽鬼等)や、本来の 持ち主でない体に宿った寄生体、精神体(シャッガイからの昆虫、イスの偉大なる種族等)にも、物理的に 刺さってしまう体へのダメージを介するものの、直接ダメージを与えられる、と、割と規格外な代物です。 ただ、これ一本あったからと言って、CoCに登場する怪物たちに「勝てる」かと言ったら微妙でしょうし、そもそも 閻魔様と(サードの価値観では)対等以上の権能を持つ「外なる神」や「グレート・オールド・ワン」等にはもちろん 無力です。 元になったのは普通のサバイバルナイフなので、その強度を超えるような硬度を持った生物あるいは部位、 そもそも体がなく、ナイフが刺さりようがない幽霊のような相手には通用しない等、意図的な不備も多く残して、 突破させたくないエネミーを強引に突破させない配慮はしたつもりでおりました。 ……このナイフを軸に、また別のシナリオを組めるかな?と考えないこともないのですが、何分生成した経緯が 私の強引なエンディング処理と、PC1の予想外の行動、そしてダイスの女神のお戯れ(クリティカル)が合わさった 偶然の産物なので、基本的に二度と登場させる予定はありません。 あくまでPC1が頑張ってくれたことに対するご褒美を、少しだけ実用性を持たせたトロフィとして与えた、 そんな感じです。 本セッションでも、ナイフ自体は使用したものの、特に戦闘シーンでもなければ、特性も発動しなかったので、 アドバンテージにはなりませんでしたね。 アーティファクトまわりの説明にだいぶ時間を割いてしまいました。 もっと食べたいのシナリオはシティシナリオの区分で良いのでしょうか? このセッション当時は、初心者ばかりが集まったため、結局私が提示した行先の選択肢から、それぞれの 向かいたい場所を決めてもらっていたので、言うほど自由な探索、とはならなかったのですよね。 慣れないうちは「自由にしていいよ!」でうまいこと探索とか望めません。 でももっと頑張って自称頭脳担当(PC2)。君に対する接待セッションだったんやで…… 心理学やらいいくるめやら持ってたので、活躍してくれるかと思ってたんですが、そもそもの扱いが 難しい技能だったので、これもやむ無しか…… 今回初参加のPC3については、初参加で先輩ということもあり、かなり堅実に動いてましたね。 お互い自己主張するタイプの人種でなかったので、普段はお互いつかず離れずの距離感だったのですが、 セッションすると自然と会話が増えました。 こちらの渡した情報の意図を丁寧に探ってもらえるので、シナリオの既定路線を忠実に追うように進行 できました。 PC2よりよっぽど探偵してる俳優さんだったぞ!これが地頭の違いですね! ・・・・・・いや、PC2も別にアホではなく、得られた情報からしっかり考察とかはしてくれます。が、正面突破が 割と多い性質の方でして。 このシナリオにおいては、件のカウンセラーさんが怪しい、という判断まではできたものの、接触してからの 言動がやたら好戦的で、思い切り警戒されてました。 君の役割はそれでよいのか、探偵さん。 最終的に、PC2が彼女と熱いレスバを繰り広げている内に、他PCが彼女の自宅へ侵入、件の像を破壊して・・・・・・ という流れでクライマックスへ突入。 想定していた内容とは異なりましたが、用意された情報はほぼ渡せたので、概ね成功のセッションでした。 三回目にしてようやくルルブ掲載シナリオを回す、という、なんだかおかしな順番になったセッション経歴に なりましたが、やっぱりプロの作成したシナリオは扱いやすいですね。 反面、なんとなく過去見たリプレイ動画や資料に意識が向いて、KP側が若干誘導気味になってしまったことは 反省です。 このセッションを終えた後、私がTRPGを嗜むという話が別の先輩に伝わったらしく、先輩方が企画している キャンペーンシナリオにPLとして誘われることになります。 このセッションが、私の初めてのPLデビューになりますね。 色々盛りだくさんだったセッションの記憶はあるのですが、肝心のセッション名が思い出せないんだよなぁ…… 当時の参加者に連絡してみようかな…… そんなわけで、次回のセッション紹介は少し時間が空きそうです。 その間に、自作シナリオの再構築でも進めてみましょうかね! どちらもそこそこ先の話になるので、気になる方は気長にお待ちください。
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