ねこっちゃさんがいいね!した日記/コメント
ねこっちゃさんがいいね!した日記/コメントの一覧です。
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ロリハルコン2号 | |
2024/09/28 06:06[友達まで公開] |
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ロリハルコン2号 | |
2024/09/16 01:49[友達まで公開] |
😶 アグニカ学習帳 1ページ目 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)この日記は…この世界(エリン)の神を名乗る『ガンダムマスター(以下GM)』に誘われ、この世界に迷い込んできたアーシアン、”犬童勾陽(インドウマヒロ)”がこの世界で見たことをありのままに書いていくいわゆる冒険日記である。 さて、あの町に着いてからのことを今思い出しながら書いているのだが……。 第一話『序曲:始まりの街『エルマリーネ』 そうだな、この冒険を語る上で、初めに書いておかなければいけないことがある…そう、個性が余りにも強すぎる仲魔たちのことだ。 先に軽く俺のことについて書いておこう。九州の有力な家系の生まれ、高校進学とともに上京。 悪魔召喚士の一族である俺はバエルを主な相棒にヤタガラスや時にはファントムソサエティとも交流(という名の依頼をこなしていた)があった。 この世界へは、交通事故をきっかけにやってきた。軽小説でよくあるトラック転移というやつだ。 さて、話は戻るが…彼女たちとはエルマリーネという港町の冒険者ギルドで出会った。 祭りの一週間ほど前らしく、賑わいを見せるこの町には個性豊かな冒険者たちが大勢いる…のだが。 これよりやや険悪な仲になっていく”受付のお姉さん”に対応された俺の横には、 ここでは珍しいらしいドラゴンの少女”エレフセリア(以下セリア)” ともかく好戦的で自由奔放そんな性格だからこそ色々と助けられる面もあったりなかったりするんだが…。 そして唐突にギルドに張り付けられていた手配書を乱暴に殴りつけた訳アリそうな謎の人物、”エティロカ(以下エティ)” 己の正義の為であれば、物騒なことも厭わない…そんな印象をいまだに受けるな。 あとは第一印象である不可思議な人ってのはいまだに拭えないぐらだろうか。 同じ時、同じ場所で同じ手続きを終えた俺たちはなぜかギルドを組むことになっていたのだ。 ああ、そういえば絶対に忘れちゃいけない名前がある。”エネ・カンタービレ” 我々、賢者の扉(ソロモンズ・ゲート)←(※適当にリーダーに任命され、ギルド名も適当に着けてと言われてとっさに思い付いたものである)がこの町で1週間もの間、お世話になった町はずれの牧場に住んでいる少女だ。 これもあの日を思い出せば運命だったのだろうか。同じく、この場所に来ており俺たち3人と挨拶を交わしたんだったな。 ……… …… … 俺たちの最初の依頼はゴブリン討伐だったな。この街の雑貨屋の店長”エミール・クレイトン”からの依頼で、荷車が被害に遭ったためこれ以上の被害を増やさないために森に潜んでいるらしいゴブリンの群れを討伐するというものだった。 ああ、決して森を燃やしたら効率がいいのではとかそんなことは考えてなかったよ…?ほんとに。ねぇ、店長には訝しげに見られたけども…。 しかし、この辺りはゴブリンが多いのか道中ではセリアの乗っていた馬がゴブリンを撥ねるという事故も起きたな。 ちなみにこの後何度も撥ねることになる。 アースラン出身のエティは嬉々として撥ねることに肯定していたことも書いておこうか。 アースランでは妖魔は排斥すべき存在らしく、妖魔に否定的なのもお国柄なんだろう。 彼女はアルディオン大陸の東方からやってきたらしくやたらと戦闘慣れしており、戦闘狂と言っても過言ではないだろう。 ゴブリンを撥ねても気が付いてるのかないのか、一切動揺しない肝っ玉もさることながら、強靭な肉体でわがギルドの前衛を一人で務めている。 アルディオン大陸では人間同士が戦争しているらしく、彼女がそういったものに慣れているのもこれもお国柄というものなんだろう。 なるほど面白い世界だ。 さて、森に着いた俺たちは歩いてほどなく件の荷車の残骸を発見する。このころは何とかチームをまとめようと率先して現場を探索するというリーダーらしいことをしていたな。 荷車の近く、奴らの跡を見つけるのはそれほど難しいものではなかった。見つけた足跡を追跡し、暢気に過ごすゴブリンたち。 GM「キャディがお好き?結構!ではますます気に入りますよ!」との謎の啓示を受けた俺たち。 ……はさて置いてセリアが突貫し、注意を惹きつけ二人で森へ潜み奇襲をかけるという作戦を俺は提案した。 「さあ、奇襲作戦開始だ!」しかし、ここで初めて違和感に気が付いた。この世界の法則を掴み、悪魔召喚プログラムがなくともある程度であれば召喚できるようになっていた俺は、相棒であるバエルを呼び出した…はずだったんだ。 現れたのはカッコいいロボットに乗る金髪の好青年。ゴブリンを蹴散らした彼は俺にアグニカポイントというものを渡して帰還した。 そしてセリアもセリアで、なぜか喋るキングサーモン(本人曰くノルウェー産らしいのでアトランティックサーモン説がある)を召喚し、言葉でゴブリンたちを浄化させていた。原理なんだが、これがいまだに分からない。 さて、先鋒のゴブリンたちを対処し続く足跡の先に進む俺たち。ゴブリンたちの拠点であろうその場所で待っていたのはフォモールの集団とヴァンパイアだった。 先ほどと同じように電撃作戦を立案するが、そのうちの一体。現代的な小銃を持つフォモールに感づかれ失敗、フォモールのスナイパーとメイジとヴァンパイア、そして前衛を務めるフォモール三連星の計6体との戦闘は先のゴブリンたちよりも一筋縄ではいかないものであった。 セリアによるサーモンの咆哮、俺のバエル、そしてエティの魔法障壁が彼らの技の応酬とぶつかり合う! しかし、俺たちは気づけなかった…背後に迫る援軍の気配に…。唐突に飛んでくる矢弾…ゴブリンの本隊が帰ってきたのだ! 盛り上がるゴブリンの筋肉、そいつはまさに前線に立つ戦士。そして背後から忍び寄り奇襲を放ってきたボウガンのゴブリン。彼らはランロクというエリートゴブリンを信奉する者(信奉者)を名乗っていた。 10対3(+2)の大がかりな戦闘はセリアが前に立ち塞がり攻撃、俺が後方から攻め、エティが守る。 数の差は、こちらの手数により狭まっていき、_(:3」z)__(:3」z)__(:3」z)_キングサーモン丼をドカ食いしこんな感じでついに倒れるフォモール三連星…と羨ましそうに見るメイジ。 そしてバエルにより光と散るゴブリンの戦士、そしてツッコミまくり疲れ果てるフォモールのスナイパー。 そしてキッコー〇ンの醤油によりしょっぱ死するボウガンのゴブリン……まさに激しい戦いであった。 そうして制したかのように思えた先、一息もつかぬ間に(今思えば雇われだったのだろうか)”トヨヒサ”と名乗るゴブリンのサムライが……1体。 フォモールのスナイパーが先生と仰ぐ人物が現れたのだ。 VS10対を制した俺たちであったが、彼からあふれる気迫を感じ取り油断はなかった。 二の太刀は振らぬ示現流の使い手、九州男児たるものロマンあふれる剣閃に興奮冷めやらぬものであった、セリアは強者と戦えると同じく興奮していただろう。 まあ、確かエティは乗り気ではなかったか。それでも、しっかりと支援を果たしてくれたこと。彼女の支援がなければ、全滅もありえた戦いだった。 最後にはセリアが必殺の一太刀を紙一重でかわし、カウンターのサーモンで締めくくられた…。 彼とはまた会うことになるのだが、それはまた以降のページに。 こうしてゴブリン退治の依頼を達成した俺たち、だがこの依頼で示されたキーワードはいまだにつっかえていた。 フォモールに現代兵器を提供した『連中』そしてゴブリンの長である『ランロク』 後にこのキーワードが大規模な作戦に関わってくることはこの時の俺たちには知らなかった。 「さて、連中やランロクについて話してもらおうか。」 そう、生き残ったフォモールの連中へと問う。 このときに分かったことは主に二つだった。 一つ、スナイパーが貰ったという銃は米軍正式採用の銃、”連中”とはつまりアーシアンの軍隊だと考えられる。 二つ、ランロクは闇の魔術という正体不明の魔術を扱うゴブリンであること。 そして、もう一つ重要なこと…彼らがゴブリンに加担している理由。 それは、飢えを凌ぐためであった。妖魔故に人間から疎まれ食い扶持もなく、そしてこの地域はランロクに支配され力なきものは淘汰される運命を背負っていた。 そう…彼らはただの被害者に過ぎないのであった。 彼らを保護する、悪魔と共存してきた俺には妖魔を排斥する理由が分からなかったから。妖魔との利害関係に無関心なセリアは肯定、でも妖魔を否とするアースラン…その出身のエティは苦言を呈してたっけな。 ともかく、責任はすべて俺が取ると無理にでも通すつもりだった。 結論を言うとエルマリーネでは特段、妖魔に偏見を持っているものはほぼいない故にそこまで問題なく冒険者として登録できたわけなんだが…ただ、これは”ミラ・マーレ”町長のおかげでもあったか…。 しかしまあ、おかげで冒険者ギルドからは初日から厄介事を背負ってくる問題児たちとして今後見られることになるわけなんだが……。 こうして俺の仲魔が新たに6人増えた…紹介は…余白が埋まってきたな、そろそろ次のページへ移ろうか。
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