ぱむださんの日記 「ローズはいつだってトラブルメーカー「The Trouble with Rose」」

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ぱむだ
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2024/11/20 07:01[web全体で公開]
😶 ローズはいつだってトラブルメーカー「The Trouble with Rose」
ロザリンド。野心あふれる叔父に命を狙われている貴族令嬢。
ブライア・ローズ。人間の騎士に恋をしたばかりに、妖精の女王の怒りを買った妖精の美女。
ローズ・ウェインライト。その出生の秘密ゆえに、荒野の街の富豪に命を狙われている西部の跳ねっ返り娘。
タキシード・ローズ。世界を蝕む邪悪と戦う魔法少女たちに思いを向けられ、不和を呼び込む謎の仮面の男。
ローズ!ロージイ!ROS-317!ロズウェル!サクラ!
……とにかく、トラブルを呼び込むのはいつだって「ローズ」なのです。

The Trouble with Roseは、手番を回しながら物語を作り上げていくストーリーテリング系のTRPGです。
様々な設定(プレイセット)が用意されていて、そこには舞台の説明と、「ローズ」というNPCが何者なのかが書かれています。
PCたちはローズが望むと望まざるにかかわらず引き起こした厄介ごとに関わる理由があり、【秘密の使命】を帯びています。そして、キャラクター作成時には6つの「個性」を決めます。事件とのかかわりの中でPCの個性を演出し、使命を達成することで、プレイヤーは得点を稼いでいきます。
もっとも得点の高いプレイヤーが、最終的に「物語の帰結」を決定することができます。
【秘密の使命】によってゆるやかな対立構造になることが多いですが、実のところかなり抽象的なもので、協力が前提になっているように思えます。

このゲームでは「ドミノセット」を使用します。ダブルシックス・ドミノと呼ばれる、サイコロの1から6の出目を2つつなげたものです。プレイヤーたちは手元に配られたドミノを選び、出目に対応した個性を演出することでシーンを進行していきます。
なかなか日本では本来の目的で使われにくいドミノですが、これを使ったTRPGとなると更に珍しいのではないでしょうか。これ、ダイスの出目みたいなのが書かれてるんですねー。
「恋愛を扱ったTRPG」について語るトピックで紹介されていたTRPGで、確かにとても真面目に、しかし自由に、多様な形で「恋愛」を描いていて、このジャンルの傑作と言ってもいいのではないかと思います。
軽いシステムですがインディーズのナラティブRPGにありがちな投げっぱなし感はなく、遊びやすそうなのがとてもいいですね。ルールブックと一緒にゲームプレイに使えるプレイセットがたくさん入っていて、ランダム作成の表なども用意されています。
オンラインセッションで遊ぶなら、ドミノの画像は実は無料で配布されているので意外とお手軽です。

前から気になってたゲームなんですが、実際に読み込んでみるととても楽しそうで、いつか遊んでみたいです!
https://www.drivethrurpg.com/en/product/219160/the-trouble-with-rose
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