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😍 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十回目(後編) ー「約束しよう俺は必ず!! 巨人を全滅させる!!」 漫画「進撃の巨人」ー モントムの法の教会跡から、巨神兵マグナマトンの資料マニュアルらしき文献や謎めいた装置を奪い出し脱出した冒険者3人。 ヒンタラムに帰還し、法の科学者コルテに資料の解析を依頼する。 彼女曰く、装置は特殊な「地雷」でありマグナマトンへの使用により短時間ながら活動を停止させる事が出来る。 ただし地雷の爆発は強力で、起爆後に巻き込まれる危険は大きい。 なお手元には2発ある。 資料は主にマグナマトンの運営マニュアルの様だ。 四足歩行の大砲等の艤装装甲着けた巨大マウンテンゴリラの姿に似た巨神兵の背中には制御室へのハッチが付いており、そこから直接 本体を操れる。 他にいくつもの情報を得るが、肝は以上の2つ。 3人は話し合い、東の遊牧民ヨマイ族を訪ねる。 東の沼沢地。ヨマイ族の天幕群の前で族長カルシャと、以前3人と最初に出会い天幕に連れてきた老狩人が議論していた。 老人「もう巨人どもに怯えてこそこそ生きるのは嫌じゃ!老い先短いワシは決死隊募り ヤツに一矢報いてやるんじゃ!」 ウドルフォ「一矢報いたいのなら、私達の話を聞いてくれませんか?」 ヨマイ族に入手した資料や有効打与えられる2つの地雷の説明をして、ヨマイ族の協力を要請する。 ー 作戦 ー ①囮部隊がマグナマトンに接近、挑発して作戦地点②まで誘き出す。 ー馬術に優れたシギュンがヨマイ族の決死騎馬隊を率いて囮となる ②地面に広く塹壕を掘り、身を隠し地雷を設置。 誘い出されたマグナマトンが地点上を通過したら地雷を起爆させる。 ー技工術(爆発物)に長けたリリアが本任務に ③地雷の爆破により機能が停止したマグナマトンの身体をよじ登り、背中にあるハッチから侵入して制御装置を操り無力化する。 ー一番危険で重要なこの任務を 技工術(機械と綱渡り)の技能持つウドルフォが請け負った シンプルだが成功すれば成果は大きく、そして危険も失敗のリスクは大きい……だが、やみくもに特攻するよりも望みがあり カルシャも老人達にも安堵と決意の入り交じった笑みが浮かぶ。 その日は細かい打ち合わせ後、各自準備にとりかかり 終えたものたち各自 早めに就寝し英気やしない 翌日に備える。 翌朝まだ薄暗い時間にシギュンは老狩人達決死隊と共にマグナマトンに接近。 遠距離から射ち出してくる大砲に対して肉薄すれば射てまいと突出するシギュンだが、ゼロ距離から砲撃してくる巨人。老人からの警告で気がつき回避するも爆風にあおられ軽症受ける。 爆煙と火傷で顔が真っ黒になったシギュンは騎乗イモムシの上で尻をめくり、敵を挑発!! マグナマトンは、シギュン単騎を追いリリアとウドルフォが待機する塹壕地帯までやって来た。 塹壕の中からマグナマトンの動きを眺めていたリリアは、両脇に2つの地雷を抱え加えて起爆スイッチとコード類を巻き付け我慢強く出番を待つ ……まだ!…もっと引き付けなくては! 囮のシギュンが頭上を駆け抜けた直後、リリアは飛び出し敵の歩数を測りつつ 前日 いくつか目星をつけていた設置に適した場所の一つに行き素早く地雷を設置。素早く身を翻して離れた避難位置へ退避。 狂える巨神兵が地雷の上を跨いだ時 リリアは祈りを込め起爆スイッチを押す!…祈った神は法か混沌か?はたまた宇宙の天秤なのか…それは彼女自身しかわからない。 予想以上の爆発が起こり、電撃を喰らったの如くマグナマトンはのけ反り、地面に屈する。 リリアは、地形の遮蔽物や自身の優れた身体能力で回避するが、それでも かなりの衝撃が肩を掠め 小柄な身体は毬の様に空中に高く舞い上げられる! シギュン「手に捕まれ!」 リリア「はい!」 騎乗イモムシ パチャに乗り戦闘地域から一時離脱する2人。 地雷の為、寄生バチに刺された巨大イモムシみたいに だらしなく崩れ 動かなくなるマグナマトン。 硬質の装甲肌の取っ掛かりを掴み、背中に愛用のフィルカール式パイク(槍)を背負い プレートメイル着ながらも危なげの無い仕草で 登攀していくウドルフォ。 彼が巨人の背中にある制御室入口ハッチまで到達した時…… 突然、巨人が身動きをはじめた! まだ痙攣ほどの動きだが、徐々に稼動する箇所や範囲が増えて広くなり やがてはまた立ち上がりそうなのは明白。 予想以上の停滞時間の短さに、リリアとシギュンはまた巨人に近づき、出来る限りの妨害をしようと駆け寄るが、機能を回復した巨神兵に対して正に蟷螂の斧でしかないだろう。 ウドルフォ「しまった!(鍵開け道具を下に落とす)……やむを得ない、鉄槍をハッチに刺し!!よし刺さった!テコみたいにひっぺ剥がし開けるぞ!」 ぐぎぎぎぎぎ!!!! 渾身の力 火事場さながらの剛力でこじ開けるウドルフォ! リリア「すごい…… ウドルフォさん♥️」 シギュン「(イヤ!君も前回 扉の錠前クンに何をした!?(゜o゜)\(-_-))⇐シギュン心の声」 段々と大きくなる揺れの中、制御室に入り込んだウドルフォは……深呼吸をし……冷静に昨夜読んだマニュアルを思い出した。 普段柔和だが 危難においては更に水の如く柔和さを心がけよ!ロルミール騎士のたしなみである。 機械の様な冷静正確さで、遠隔制御無効化を行い、マグナマトンは完全に停止した…… 脚で潰されかける一歩前の老狩人「うお!……た、助かったのか?」 リリア「やった!成功しました🎵」 シギュン「ああ!ウド 大手柄だ🎵」 勝利を喜び、互いに笑いあう彼らであった…… その後は、ヨマイ族の天幕で報告と簡単な祝賀会を行うが、その席でリリアがヨマイ族とヒンタラムとの今後も友好関係築くため ヨマイ族の代弁者 大使みたいなのをもうけたいと提案。 段々と冒険者一行の交渉役、いやヒンタラムの外交官になりつつあるリリア。 カルシャ達も賛成し、決死隊の老狩人が自ら役目をひきうける。 動きを止めたマグナマトンは、ヨマイ族からのあんな物騒な物は見たくない!との事で3人が引き取る事にした。 ヒンタラムへ戻る一行。 荒野をマグナマトンが歩き、その制御室には操縦するウドルフォ。同乗のシギュンとリリア。 マグナマトンの後ろからは騎馬の老人大使が毅然と続く。 途中、ヒンタラムの戦士アガロと出会い 彼の助言もあり 北の廃村にて巨神兵を隠す。 ウドルフォ「集落の皆さんを怯えさせてはならないからね」 リリア「コルテ師匠やメメルさんにも相談してみましょう」 シギュン「ドリル!……ドリル付けたい🎵かっけー!」 2人「…………💧」 老人「ふぉっふぉっふぉ🎵」 さぁて、次回も生き残れるかな? 蛇足 最初の引用文 「天元突破グレンラガン」か「進撃の巨人」どちらから取るか? 悩みました (てへっ🎵)
> 日記:ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十回目(後編) すごい物語! こうしてみると、すごい壮大な物語をわたしたち、体験してるんですね! 巴さんの文才、すごいですよ! すごーい力作でした! 読んでてハラハラドキドキしました、ありがとうございます!
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