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😊 ファンタジー世界のお菓子のレシピ 先日、偶然手に入ったワースブレイドの小説を読んだときに、「泡菓子」という単語を目にし、 とても懐かしい気分になりました。 「泡菓子」というのは、海外のSF作家アン・マキャフリーの書いたFT小説「パーンの竜騎士」シリーズでよく登場するお菓子の事です。 それが何故、日本のワースブレイドに登場するかというと、作者がパーンの竜騎士のファンだからだそうですね。 実際、デイルの伝記の重要人物の名前がパーンの竜騎士の登場人物から取られていたりします。 さて、この「泡菓子」ですが、子供心に一体どんなお菓子なんだろうと想像をめぐらせたものです。 それはオーブンで焼かれて、焼き立てはグツグツと泡が立っていて、そこに木苺の果汁などがかけられた、 とても甘い焼き菓子。 冷めてもおいしいけれど、やはり泡が立っているうちに食べなければ泡菓子を食べたとは言えない・・・・・・。 挿絵などはありませんでしたので、全ては文字から想像するほかありませんでしたが、それはとても美味しそうでいつか食べてみたいと思うのは読者共通の願いだったでしょう。 さて、その泡菓子ですが、現実に知れ渡っているお菓子ではなかったので、いろいろと想像も違っていました。 シュワシュワとするサワークリームのようなものがかけられたお菓子だったり、カルメ焼きにフルーツソースをかけたものだったりですかね。 でも、当時と違ってインターネットを自由に使える自分は現実に泡菓子が無いかと調べる事ができます。 そして、それはすぐに見つかったのです。 「Dragonlovers Guide to Pern」というパーンの竜騎士シリーズの公式ガイドブックがあるそうで、その中に作中に登場する料理を地球の素材で再現したレシピが掲載されています。 その中に、泡菓子も「Bubbly Pie」として掲載されています。なんと泡菓子はパイだったのですね。 原語版の読者なら当たり前に分かったことでも、邦訳版にはパイの単語を目にした覚えは無かったので、長年の謎が解けた気持ちになりました。 でも、基本的に訳せる言葉は訳し、英単語は人名の他は固有名詞と楽器や楽曲ぐらいだった邦訳版の雰囲気には「バブリーパイ」として出てくるより「泡菓子」として出てきた方が有っているかなと個人的には思います。「つらぬき丸」と「スティング」も前者派ですね。 さて、話がそれました。「泡菓子」の詳細なレシピはご自分で調べていただくとして、 ここではその作り方を簡単に紹介したいと思います。 1.ブルーベリーやイチゴなどの果実と、砂糖・シナモン・レモン汁を混ぜ合わせ、フルーツフィリングを作る。 2.手のひらサイズに切ったパイ生地2枚でフルーツフィリングとバターの小片を包む。 3.糖蜜か溶き卵を塗って、破裂を防ぐための蒸気を逃がす穴を開ける。 4.200℃に暖めたオーブンで20~25分焼く。 5.中のフルーツフィリングが泡立っているうちに召し上がれ、ただし火傷に注意すること。 以上になります。アレンジとして、作中の様にナッツを混ぜたり、焼いた上でフルーツソースをかけたりしてもよいです。 作り方を見ているだけでも美味しそうですね。 自分もお菓子を作るのは好きですから、いつか作ってみたいと思います。 それと、セッション中に街歩きをしているPCの前に泡菓子の露店を出してその詳細を語り、生活費を搾り取らないといけないですね。その際は生活費用に少し余分に報酬を渡しておくつもりですが。 皆さんもファンタジー世界の街の描写として登場させてみてはいかがでしょうか?
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