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😊 シャドウラン5th 火難の逢(フォン) 逢 世嘉(フォン・シージャ)の年越し 2075’ 「来年もトーテムからの導きはなさそうだな」と UCAS海軍の某部隊の新年パーティへビールを運ぶバンに乗り込みながら逢は呟いた。 今年、その部隊の年越しパーティで出る酒は予算カットでビールから発泡酒となるという命令がでていた。 その命令の危険性を感じ取った兵站係の軍曹デレク・ユサ(日系のオーク=オニ:本当の鬼軍曹)は 付き合いのあるシャドウランナー:逢 世嘉(フォン・シージャ) 火難の逢(フォン)を通じて外部の酒問屋から ビールを調達していた。 偽造証明書で検問を切り抜け、逢はユサに大量のビールを渡した。そしてサービスの紹興酒を取り出した。 「日本系は何故か紹興酒に砂糖を入れたがるが、本場ではやってないからな」 とどうでも良いことを言いつつ、これも渡した。 「わかってらあな」 と言いつつユサが取り出したのはベレッタ201T。 逢の愛銃である。一年間ランで使った銃で手に馴染んできたところではあるが 各司法機関に旋条痕が記録されつつあるので交換するころだ。 「じゃ来年もよろしく」 と挨拶をするとバンに乗り込むと、コムリンクを起動し予定を確定した。 もう一人のコンタクトカスケード・オークの新年の儀式にも顔を出さなくてはならないだろうし 中華系としての正月の本番、春節も待っている。 寒風が渡ってくる北太平洋を抵光量の視野で眺めつつ新しいベレッタが火を吹く時はいつかと思いを馳せた
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