千秋かけるさんの過去のタイムライン
2021年03月
![]() | システム⇒千秋かける |
2021/03/29 20:30[web全体で公開] |
千秋かける![]() | |
2021/03/28 20:16[web全体で公開] |
😶 【エモクロア】『新約・きさらぎ駅』の感想――ではなくエモクロアの感想(ネタバレなし) 新作であるエモクロアTRPGは公式シナリオ(ルールを完全に理解されたうえで作られたシナリオ)がまだ少ないため、ネタバレにならないようにシナリオ内容に関しては一切触れません。 ーーーーーーーーーーーーーー 先日「エモクロアやりたい!」と日記を書いたところ、タイミングよく知り合いの方がセッションを組み立ててくださったので『新約・きさらぎ駅』にPLとして参加させていただきました。 とてもありがたいことで、感謝に堪えません! 当然のことなのですが、ただルールを読んでいるよりも、一度経験することでわかることというのは多いんですよね。たとえば、「面白さ」もそのひとつです。 「Emotional」+「 Folklore」で「Emo-klore(エモクロア)」 名前の通り、「エモーショナル=感情」がシステムの根幹にあるのだと痛感しました。 システムとして「共感」というものがあるのですが、 私の感じる(あるいは自覚のないまま抱いている)感情に、じわじわと近づいてくる「得体のしれない何か」というのが、システム上の処理として、同時にRP的な演出として、双方に働きかけられるというのが秀逸でした。 ダイスを振り、データと見比べるのが好きな方々も。 ダイスの結果に一喜一憂するRPが好きな方々も。 そのどちらにもストレートに楽しさを提供できる、すばらしい要素だと思います。 (これだけでも、一度味わっていただきたい!) また、これもTPPGの要素として大切だと感じているのですが、 「初心者の方に説明するのが簡単」というのもこのシステムを「面白く」してくれるのではないかと。 TRPGというのは、良くも悪くもほかのだれかと交流する遊びです。 最低でも、ゲームマスター役とゲームプレイヤー役のふたりは会話(それがテキストであっても)しながら進めていくはずです。 会話をするうえで、必要になってくるのが共通認識です。 例えば、私が突然「児童ファンタジーにおける、海外小説と上橋菜穂子との関連性」なんて話を始めても、それを会話だと感じる方は少ないですよね? 会話において「理解できる」というのは大きなファクターであり、会話を通じて行われる遊びであるTRPGにもそれは当てはまるはずです。 端的に言って、「わからない」ことは「つまらない」んです。 だって、何をしているのかすら、わからないのですから。 ほんとうに、個人的にはすばらしいシステムだと思っています。 オンセではGMはまだ怖いな、と思っていた私でも、ぜひ進行役に回りたい、と思わせてくれました。 今後、オンセンさんでもセッションメンバーを募集していければと考えていますので、 その際は、よろしくお願いいたします! この感覚を「共感」していただけるように、 そして「残響」を残せるように、しっかりと準備していこうと思います。 今回、面白さを提供していただいたDL・PLのおふたりには感謝しております。 ありがとうございました。 プレイシナリオ(敬称略) 『新約・きさらぎ駅』 作:まだら牛
千秋かける![]() | |
2021/03/26 23:59[web全体で公開] |
😶 エモクロア解禁したい(世間では狩猟解禁のようですが) 卓感想以外では初めて日記しています、千秋かけると申します。 感想も積みためてしまっているさなかではありますが――エモクロア、みなさん気になりませんか!? エモクロアTRPG、 登場したばかりということもあって、DL(GMのこと)サイドもPLサイドもまだ手探り状態ではあると思うのです。 こうした状況では、野良募集になかなか踏み切りづらいというのもわかる話です。 個人的には、かなりの期待をさせてもらっているタイトルで、 クトゥルフ神話TRPGよりもとっつきやすく、「私のやりたいクトゥルフ」がクトゥルフ以上のクオリティで表現できる――気がしているんです笑 本家クトゥルフさんのほうでも、自作シナリオの案をいくつか温めてはいるんですが、なかなかカタチにできずにいました。それが、エモクロのるるぶをパラパラとめくっていると、なんというか「動かせそう」だと感じたのです。 そういう意味でも、システムとして触り、慣れていきたいとは思うのですが、 最初の一歩って怖いですよね笑 だから、まずはPLから...とオンセンさんで探して見ますが、ありません! 正直なところ、現状DLさんに完全なリードをお願いできる段階ではないと思うのです。 ですから、DLさんとPLさんとで歩み寄って、お互いに確認しあいながら半分セッションとして、もう半分は勉強会の体で。そうした募集でもいいのかな、と。 むしろ、それなら今の私でもDLとして参加できるのかな、と思ってしまいます。 ただ、 現状オープンされているシナリオの絶対数がとても少ないのです。 そして、当然ですが一度読んだシナリオにはPLとして参加することはできません。 きさらぎ駅...読んでしまおうかしまうまいか。踏ん切りがつかない...... という、オフセ友達を某狩猟ゲームにとられた、土日も夜しか遊べない民の嘆きでした。
千秋かける![]() | |
2021/03/25 23:09[web全体で公開] |
😶 ロストしました...――CoC『ガシャン!』感想 シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ『ガシャン!』予定のある方はご注意ください。 ※指摘いただいたため追記します(2021/3/26)。 本記事にて「隕石」という単語が登場しますが、「本人の意思とは関係なく」「突発的に起きた避けがたい」出来事の比喩として用いました。シナリオ『ガシャン!』中で実際に隕石に関係する出来事が起こったわけではありません。混乱させるような表現を用いてしまい申し訳ありませんでした。 ーーーーーーーーーーーーーー タイトルの通りなのですが、ロストを経験してきました。個人的にはロスト許容派を自負しているのですが、今回は少し堪えましたね... さて、今回お邪魔させていただいた『ガシャン!』ですが、6版サプリメントのひとつに収録されているものだったそうです。私は6版関係は基本るるぶしかもっていないのですが、そこの収録シナリオ、ご存じの方も多いと思いますが『悪霊の家』はあまり肌に合いませんでした。舞台も外国ですし、時代も少し違います。そうなると、やっぱり「感性」も違ってしまうと思うんです。 対して、『ガシャン!』はといえば、「好き」でした。 「ガシャン!」とKPに言われたとき、何の音を思い浮かべるでしょう? 私は、ガラスの割れる音でした。窓だったり、グラスだったりですね。ひとによっては、鉄のぶつかる音だったり、ショットガンの装填音だったりするかもしれません。 このSE。タイトルになっていることからもお判りでしょうが、重要でした。そして、事のあらましを聞いて、納得でした。「ガシャン!」でした。 このシナリオにはHOがあり、私は根須という女性PCとしてNPC宮口の弟を捜索することになりました。ヒントは古びたホテル。このホテルが、まあガシャンなんですねえ... ある音を聞いて、何を思いうかべるか、というのは感性の話だと思います。 これまでの経験だとか、知識などから、推測していくわけですね。KPから「ガシャン!とは、これこれの音です」などとは一切言われませんでしたから。 この感性というのが曲者でした。 本来、何かわからないふわふわした概念、だったものに勝手に名前を付けて分類する行為だったのですから(ああガラス割れたな、なんていう)。 おそらく、ご一緒したほかのPLさんは何か別のものを思い浮かべていたでしょう。そのすり合わせを行っていれば、また違った未来もあったのかもしれません。 感性のすり合わせ、あるいは意見の尊重でもかまいません。 そう、最終的に根須という女性はロストしました。 なんといえばいいのか、そう「隕石が突然降ってきて」ロストしました。 先にも書きましたが、私はTRPGにおいてはロストを許容することが多いです。それは、私とPCとは別のものだと考えるからです。 もう少し言えば、「千秋は根須ですが、根須は千秋ではない」からです(全体とか部分の話ではなく)。 少なからず、千秋が経験できないことを、根須に経験してほしいと思ってしまうからです。 ただ、 根須は千秋の道具ではありません。 今回、千秋は根須という人物を死に追いやりました。それは、私がダイスを失敗したり、情報をうまく処理できなかったり、千秋サイドに過失があろうと思います。 だからこそ、根須の運命がそういう方向に定まってしまったとき、根須の人生を胸の張れるものにしたかった。 精一杯、あがいて、選択し、その結果。根須に選択権をあげたかった。 突然隕石が降ってきたとき。 降ってくることに気づけたなら、爆薬をもって隕石に着陸できたなら、地下深くまで爆弾を埋められたなら、そして粉みじんになった隕石が大気圏で燃え尽きたなら、根須がどこで何を選択するかは彼女次第ですが、その選択肢すら与えられなかった私。 普段、あまり救済シナリオには興味がないのですが、根須に関してはもう一度選択肢をあげたいと思ってしまいました。(隕石が世界を粉みじんにしてしまったので難しいですが...) 感性のお話でした。 プレイシナリオ(敬称略) 『ガシャン!』 作:内山靖次郎(クトゥルフ2015より
千秋かける⇒ぽん太@番頭 | |
2021/03/21 08:50[web全体で公開] |
> 日記:41歳となりました! いいねがちょうどいい数字でとまっていたのでコメントだけ失礼します笑 昨年の秋にオンセンさんと出会い、貴重な経験を何度もさせていただきました。 ぽん太さんが始めてくださったからこそ、この場があるということに感謝の日々です。 これからの健康(笑)と躍進を祈念いたします。お誕生日おめでとうございます!
千秋かける![]() | |
2021/03/20 17:51[web全体で公開] |
😶 同KPの2シナリオを終えて(ネタバレなし) シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ『影も無く招くモノ』『最後の足掻き(ラストダンス)を君に』予定のある方はご注意ください。 ーーーーーーーーーーーーーー ご縁がありまして、同KPさんのシナリオに連続でお邪魔させていただきました。 雰囲気がわかっていると安心感というか、自分の臨み方を決めてかかれるのでいい経験となりました。 さて『影も無く招くモノ』。 おふざけ要素半分、生まじめ要素半分、といった遊びやすいシナリオだったと思います。(PLが盛り上がりすぎて茶番が増えたのかもしれませんが笑) 「怖さ」とはなにか? KPさんの言っていたことをオウム返ししてしまうのですが、「わからない」ということへの恐怖、その先で唐突に訪れる「そうですね」というフレーズに対する恐怖。 なぜ、わからないのか。わからないことがわからないのか。わかることがわからないのか。 NOからYESに変わった瞬間の不気味さ、とでも言いましょうか。シナリオの本筋からは離れるのかもしれませんが、鳥肌の立つ瞬間でした。 『最後の足掻き(ラストダンス)を君に』はどうかといえば、 こちらは、うーん、ネタバレなしだと書きづらいですね。テンポはポップ、サウンドはシリアスでした。 逆ホラー、クローズド、《共通HO》貴方には、大切な友人か家族がいた筈だ。しかし現在、その記憶は失われている。(あらすじより引用) できることはたくさんありました。ただ、できないこともたくさんありました。 私たちは、何を行い、何をあきらめるのか。考えて、相談して、うまくいくこともあれば、失敗することもあって。 成功した喜びを分かち合う、私たちはちゃんと舞えたのかな、ラストダンスを。 と、重厚に書いてみましたが、 お皿にはマジメフルコースが乗っているのですが、食べ方は手づかみです。むしろ顔ごとつっこみます笑 楽しく、そしてかっこよくRPできる、ハートフルでワンダフルなシナリオでした。 通してキーパリングしていただいたKPさん、 そして1卓めのにぎやかPLさんがた、 また、2卓めのにぎやかPLさんがた(あれ?) ほんとうに、ありがとうございました。 プレイシナリオ(敬称略) 『影も無く招くモノ』 作:トノカ 『最後の足掻き(ラストダンス)を君に』 作:トノカ
千秋かける⇒haruichikogenosuke21 | |
2021/03/20 15:09[web全体で公開] |
> 日記:悔いのない、選択を。 お久しぶりです。毎回拝見させてもらっていますが、そろそろ一言つぶやきたくなってしまったので―― そのRPうらやましい!! ほかの方の日記で感想を読むと、このシナリオ...行きたい!となってしまい積んシナリオがたまる一方です笑 いいなあ、私もそんなエモーショナルを感じてみたいです。
千秋かける![]() | |
2021/03/12 15:10[web全体で公開] |
😶 ダイス目のドラマ――CoC『デッドマン・ドリームランド』を終えて(ネタバレなし) シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ『デッドマン・ドリームランド』予定のある方はご注意ください。 ーーーーーーーーーーーーーー デッドマン・ドリームランド――本当に出目がドラマ性を産むことがあるんだなぁとしみじみと感じたセッションでした。 もちろん、セッション中はそんな余裕は毛頭なかったわけですが笑 KPさんに「判定を3回連続で成功させる必要があります」と言われたときは若干遠い目になりましたね... PCの中でその技能が一番高かったのが私の金手古斗クンだったのですが、技能値70%... つまり、70*70*70で約35%なわけです。 そこに補正がはいったり、KPさんに言いくるめしてみたり、悪あがきしてみるのですがダイス様には通じません笑 2連続成功→失敗→KP「幸運に成功したらストック1からでいいですよ」→幸運失敗 ストック0からの1クリ!「じゃあストック2で!」→99ファンブル「さすがに0にしましょうか笑」 「もう到着しましたけど一応振りますか?」→クリティカル成功(3ストック達成)「クリチケあげますね」 開始当初から私の出目は荒ぶっていたわけですが、これはヒドイ... そしてほかのPLさんからの視線もイタイ... ドラマ性、演劇性というものの大部分はRPにある。 ロール・プレイ、役割を演じるのだから、それはそうなんでしょう。 だからこそ、RPに力を入れて楽しいセッションにしよう! これまで、そう考えることが多かったのですが、TRPGはそれだけではないんですよね。 賽子の女神さまの仰せのままに。 彼女の機嫌に左右される私たちも、外側から見れば「面白いドラマ」なんだなぁと。 プレイ中はもちろん楽しいのですが、こうして振り返っても2度3度と楽しいですよね。 長時間お付き合いいただいたKPさん、 そして出目芸人の舞台にお付き合いいただいたPLのお二方、ありがとうございました。 「どうか皆様、死人の舞台を最後までお楽しみください。」(あらすじから抜粋) プレイシナリオ(敬称略) 『デッドマン・ドリームランド』 takujougameclub
千秋かける![]() | |
2021/03/09 16:02[web全体で公開] |
😶 秘匿HOもの『ヨグ=ソトースの迷宮』を終えて(ネタバレなし) シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ『ヨグ=ソトースの迷宮』予定のある方はご注意ください。 ーーーーーーーーーーーーーー 先日、オンラインセッションとしては初めて秘匿HOシナリオにPLとして参加させていただきました。 HOを渡されてから開始日まで充分時間があったため、それなりに読み込んだ状態ではじめられたと思います。 しかし、実際にセッションがはじまると、なかなか思い描いていたようには進められませんね。事態も転々としますし、なによりほかのPLさんもいます。それが秘匿が秘匿たるゆえんなのでしょうが。面白い! さて、秘匿って何なんでしょう? 私、合道相次はセッション中ずっと考えていました。合道は清掃員であり、たまに教授に間違えられる人物であり、○○でありました。 HOによって、合道はちょっとした過去の経験と、現在の立ち位置と、未来の目的を得たのです。 結局のところ、その目的に向けて行動していくことになるのですが... さて、秘匿って何なんでしょう? もちろん隠された情報のことなのですが、誰に対して、何のために隠すのか。 「秘匿HOです!」と言われれば、真っ先にほかのPLが思い浮かびますよね。次にNPCに対してでしょうか。 では、誰が隠すのでしょうか。 PLがPLに対してでしょうか。それともPCがPCに対して? PCとしての合道は目的が与えられている以上、それを目指すはずですよね。 PLとしての千秋かけるはそれを妨げません。 「秘匿HOが渡されている」というのはPL情報なわけですから、必要以上にほかのPCさんを疑ってかかったりはできません。 そういう意味でも、今回のシナリオ『ヨグ=ソトースの迷宮』は面白い展開でした。 クリア後のほかのPLさんに与えられたHOをすべて見せてもらってから、なるほどの嵐でしたね。 ええ。なるほど納得、でした。 今回、私は中盤以降、手札公開状態でした笑 それでも、お相手方は「あと何枚切り札があるんだ?」といぶかしんでいて、最後の最後で手錠をかけられたときはさすがに驚きました。 それも、相手のHOを見せていただいてことで氷解しましたけれど。 ほんとうに秘匿ものは奥が深いな、と痛感したセッションとなりました。 もともと手を出してみたかったジャンルであり、面白さを確認した今では、ぜひまた楽しみたいジャンルとなりました。 KPはじめ、同卓していただいたみなさん、ありがとうございました。 なかなか時間の都合もあり、先々の予定が立ちづらいため、 日程調整といわれると参加しづらい今日この頃ではありますが、またチャンスを見つけて飛び込んでいきたいものです。 プレイシナリオ(敬称略) 『ヨグ=ソトースの迷宮』 販売:うそうま卓