現人虫さんの日記 「ロールマスター第1回」

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現人虫
現人虫日記
2018/03/26 03:37[web全体で公開]
😶 ロールマスター第1回
 チハさんGMでロールマスターのキャラメイクをしてきました。
 ロールマスターとは豊富なチャート類で行動の結果の度合いを細かく出すことが特徴の1つですね。
 特に戦闘の攻撃は顕著で、例えば剣で切り裂いたなら「首に一撃を浴びて頸動脈と頸静脈が切断される。首は破壊された、1ラウンド激しくもだえてから死亡」とか、鈍器で砕いたなら「武器を持つ腕に一撃を浴びて肘を砕かれる。腕が使えなくなる。武器を落とし、3ラウンドの間麻痺」等々、割と生々しく様々な効果を出すことになりますね。
 ただルールの大本はシンプルではあるものの、細かいルールも多くて重いシステムではあります。オンセですしそのあたり簡略化できる部分は簡略化して、運用する部分は運用する工夫は必要ですね。

 さてシステム的には特に世界設定はないのですが、今回は指輪物語でおなじみの中つ国が舞台となります。
 このあたりロールマスターを簡略化して中つ国を冒険するMERP(ミドルアースロールプレイング)というシステムが過去に出ていましたし、そもそもロールマスター自体に指輪物語を彷彿させる設定やデータが満載だったりします。

 時代は第三紀の中頃。
 映画で言えばホビットが第三紀の2900年代半ばでロードオブザリングが3000年代初頭ですから、原作から軽く1000年以上昔の話ということになります。ですからエルフやイスタリは別にして原作の登場人物はまだ生まれてもおらず、その先祖が生きている頃ですね。
 映画で登場する場所でも
・一つの指輪はまだ川底で眠っている。
・北方王国のうちアラゴルンの先祖のいるアルセダインはまだ持ちこたえている。従って北方のドゥーネダイン達はまだ野伏として活動していない。
・ホビット庄にホビットが住み始めた前後。
・モリアはまだバルログを掘り当てておらずドワーフが栄えている。
・ローハンはまだ建国されておらずゴンドール領であり、エオメルやエオウィン等の先祖は別の地域で生活している。
・ゴンドールにはまだ王がいるので、ボロミアやファラミアの先祖が治めているわけではない。
 などの差異があります。まあ細かく書いても読む人もいないでしょうし、そもそも私は指輪物語に詳しくないのでそれほど細かく書けないかな。

 この第三紀の中頃ってのは目立った大きな事件もなく舞台として使いやすいのですよな。
 原作に登場する有名人に会いたいとかそういう人には不向きですが(上記の通りガンダルフやエルロンド、ガラドリエルあたりは不可能ではありません)、私としては別段そういう欲求はないので不満もありません。むしろ大きな戦争や事件などがない分だけ自由に中つ国を旅しやすいのはメリットだと思いますね。

 そういうわけでキャラメイクに入ったものの、上記の通り細かい上に経験もない(MERPはやったことがあります)ため四苦八苦することになりました。
 先に作られていたポールさんのPCが優秀である為、趣味に走ることにしてエルフの魔術師で作成。
 これはポールさんのPC及びチハさんのNPCが人間だったので異種族をすることにして、ポールさんのPCが盗賊だったのでホビットは忍びのもののイメージが強いですから除外(能力的にも腕力が低く、敏捷が高いですし)。ですのでドワーフかエルフにすることにしたのですが、中つ国はあまり派手な魔法は使われることが少ないものの不思議な力のある世界ですので魔法も登場したほうが良いだろうとエルフにすることに(ドワーフは魔法は使いませんので。あと付け加えると2人とも男性PCでしたので女性PCにしたのですが、ドワーフの女性は世界観的には外に出てこないのですよな。もちろん理屈をつければできないわけではありませんが)。
 以前のMERPでは吟遊詩人(戦士ほどではないが戦える。また簡単な魔法が使える)をやったのですが、今回は導入に人間の吟遊詩人が出たこともあって純粋魔法使いである魔術師にした次第。ちなみに魔法職は数が多く色々あるのですが、魔術師は風とか火とかそういう元素を扱う典型的な魔法使いです。とはいえ1レベルでは火の法を使ってお湯を沸かしたり、光の法で懐中電灯程度の光を作ったりが関の山ですが(呪文を修得するには別にルールがあるので、実のところ1レベルでは魔法が使えるとも限りません)。

 さて魔法にもよりますが魔術師の使うタイプの魔法を使うには鎧を身に着けることはできません。また魔術師は武器の扱いを覚えられないわけではありませんが、戦士などに比べてはるかに覚えにくい。そして使える魔法は上記の通りまだささやかなものです。そういう意味でははっきり言えば茨の道だったりします。ですが元々指輪物語の世界はライトファンタジーではありませんし、また私はそういう世界を愛しているので問題はないかな。
 とはいえ、このゲームは英雄が有象無象を蹴散らすようなゲームではありません。ありていに言えば数は力ですし、ダイス目が偏れば致命的な負傷を受けることもままあります。ですのでできればもう1~2人PLが欲しいところですね。
 もっとも今更日本語版は手に入れるのは難しいですし、英語版は誰もが使えるわけではありませんのでそのあたり難しいわけですけど。やはりGMのチハさんがおっしゃる通りルルブなしでもやってみたいという方がいればフォローして頑張る方向になりそうですね。
 そういうわけで興味がある方いれば、募集の方で問い合わせてもらえると有難いです。
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レスポンス

チハ
チハ現人虫
2018/03/28 07:45[web全体で公開]
> 日記:ロールマスター第1回

先日は、5eのセッションに参加させていただき、& ロルマのセッションに参加してくださり、ありがとうございました!
日記で仔細にレポートと所感を綴ってくださり、本当にありがとうございます!感謝感アメアラレ

その後、日曜に案のじょう案件が入ってしまい、週明けからワタワタして丁寧にフィードバックすることができず面目ありません。

ひと段落ついたら、作成に投入したNPCのほうの仕上げに着手し、それが済んだら、次回セッションに向けてて調整したいと思います。

今週末の5eセッションも楽しみにしております。
ふつつか者ですが引き続きよろしくお願いいたします m(  _ _)m 

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