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😶 いま一番怖いものは?と聞かれたら、迷いなく【孤独】だと答える私が聞いた興味深いエピソード 現状、書くところがここしかないので、ここに書くんですが、まぁちょっと場違いだというのは理解しているつもりです。 さて、ゲームとはまったく関係のない話で申し訳ないのですが、興味のある方は少しだけお付き合いください。 最近、身内からから聞いた話をひとつ。 【○○ちゃんを孤独死させない会】という会を、同じマンションに住んでいる仲の良い会長さんという方が発足、 作ったのだそうです。 その会の会長さんと最近お話をする機会がありまして、まぁ○○ちゃんを除くと、その会には会長さんしかメンバーはいなかったらしいんです。 孤独死というのは、まぁ私も遠い未来そうなりそうですが、いまはけっこう多いんじゃないでしょうか? ○○ちゃんと言う方も、孤独死が怖いとおっしゃられていたようで、その話を聞いた仲の良い会長さんが○○ちゃんを 孤独死させないために、まぁ何日かおきに迷惑にならない範囲で生存確認をするという、最初の頃はちょくちょくお宅に 訪問したり、話をしたりしていたんだそうです。 それから何年か時が経って・・・。 ある日、外出していた会長さんの元に警察から連絡があったそうで、○○さんのご親族の方でしょうか?と聞かれたので、 いえ、その方とは知り合いですけど、と答えながらも、どうして私の番号を知っているんだろう?と会長さんは不審に 思ったそうで、警察を名乗ってはいるけど、第一印象は怪しいと感じたそうです。 だから当然、なぜこの番号を知っているのかを訪ねたそうで、そうしたら、○○さんの家の玄関に置かれている額縁の 中に「私に何かあったらこの電話番号に電話してください」と書いてあるのを見つけ電話しましたと警察の方が言われ、 その額縁の中の作品の詳しい特徴を言われて、はじめて本当に警察なんだと会長さんは確信をもったそうなんです。 まぁここまで書けば○○さんがどうなったのかは予想がついている方もいるかと思いますが、すでに○○さんは自宅で お亡くなりになっていまして、会長さんは警察の方に、○○さんは天涯孤独の身で、その額縁は私が○○さんに贈った ものだと説明したそうです。 その後、会長さんは○○さんのお葬式とかさまざまなお手伝いなどをしておしまいという、特にオチも無い話なのですが、 まぁその会長さんは私の叔母にあたる人なのですけど、リアル友達100人いるようなフレンドリーさの塊みたいな人 なので、その人にはたくさんのこういったエピソードがありまして、その1つを今回耳にして、書こうと思った次第です。 私がもし死んで、周囲に私という人間を覚えている人が1人もいなくなったとき、まぁそのときは確実に訪れるのですけど、 そんな人は数多くそれこそ山のようにいるでしょうし、これといって知らない誰かにずっと覚えていて欲しいという願望とかも特に無いのですけど、そういう死について考えると、私はあまり良い気持ちではいられなく、どちらかと言えば怖いと 思うのです。 でも、年齢を重ねると、どこかのタイミングで必ず死を意識するときはあるもので、それは肉体的に危険だから死ぬ みたいな状況では無くて、あくまで寿命で死ぬという精神的な方なわけですけど、終活とかする人は、一体どんな気持ち なんだろうなと最近は少し思うわけです。 そして、これといって覚えていて欲しいとは思わないけど、それとは矛盾するのですけど、自分を覚えている人が最後に 自分だけという状況になったらと想像すると、天涯孤独が怖いなと思うわけです。 だから、私はお亡くなりになった○○さんのことを想うと、死ぬときは自宅で1人だったかもしれないけれど、最後に 私の叔母が看取ってくれると思えばこそ、天涯孤独のうちに怖いまま死ぬというのは避けられたのではないかなと 思うわけです。 【○○ちゃんを孤独死させない会】というのは、最初聞いた時はなんだそのネーミングセンスはと耳を疑ったものですが、 なかなかに偉大な行いだなと思うわけです。 まさに人として尊敬する叔母らしいエピソードだと思ったわけです。 長文、ご清読ありがとうございました。 それでは失礼しました。
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