ぶーすけさんの日記 「タイタン覚書「チャリス」」

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ぶーすけ
ぶーすけ日記
2020/11/03 15:04[web全体で公開]
😶 タイタン覚書「チャリス」
ファイティングファンタジーシリーズのファンが作るWiki、Titannicaにあるチャリスの記事の覚書。

https://fightingfantasy.fandom.com/wiki/Chalice
●チャリス (Chalice)
「チャリスは月岩山地を源流とするシルバー川のほとりにある小さな町です。
この町は主に丘陵地帯で金を掘ろうとする探鉱者達の交易の中心地となり、
粗末な小屋や家の集まりから、現在のような規模に発展しました。
フラットランドから西方、シルバートンに向かって旅する商人にとって、
最初に安心できる地となっていました。
チャリスでは、敵を恐れる事なく休息し、商売をする事ができました。
多くの旅館や娯楽施設が立ち並び、かつてはアランシアで最もにぎやかな街の1つでした」
(ぶーすけ註:甦る妖術使いの背景の序文と同じ内容)

・歴史
チャリスはとある川で商いをする商人が、商品を陸揚げした桟橋の脇で開いた店から始まりました。
その商人は仕事が非常に遅く、客から毒の盃で一服盛られそうになったと言う話から名づけられ定着しました。
その後、時が経つにつれ、チャリスは忙しい川沿いの港町となりました。

リーハ・フォールスホープ
エルフの村エレン・ダーディナス出身のリーハ・フォールスホープは見物人でごった返す酒場で、ほら話を吹聴しました。

ラザックの復活
封じられた霊廟からラザックが甦り、チャリスに訪れた旅人が、東方の疫病と飢饉の話をもたらしました。
空が暗くておぞましい様になって三週間が過ぎ、一人のエルフがチャリスにたどり着き、ある話をしました。
彼が巨大ワシに乗って飛んでいた時、月岩山地の南の端辺りで深い裂け目ができているのを見つけ、そこから電撃がほとばしり、巨大ワシが打たれて死んだと言うものです。
ちょうどチャリスにいた一人のヒーローがその話をきき、この地域を苦しめている邪悪を払うための冒険に乗り出しました。

サリッサ王女事件
新暦285年、チャリスは年老いたピンダー王が統治していました。
ピンダー王は自らの高齢と悪の勢力の脅威を考え、強力なサラモニス王国との同盟を求める事にしました。
これにより、ピンダー王の息子バリンジャー王子とサラモン57世の娘サリッサ王女との婚儀の話が進められました。

・特筆すべき場所
マーケット広場とも呼ばれる町の広場には、竜の頭を模して彫られた噴水があります。

広場から西に走る銀通りは、主に宝石商や銀細工職人が所有する小さな家や店が立ち並ぶ石畳の通りです。
ジェスロの宝石店はジェスロ・ジャグルが所有する、マーケット広場から2番目に近い店です。
通りは「小さな窓とかさ高の屋根を持つ、灰色の石でできた見苦しく狭い家が並ぶ」路地である樽通りとの丁字路で終わっています。

広場から北には長さがたった100mほどの武具師小路が通っていて、材木置き場で終わっています。
武具師小路に面する建物はどれも武器や防具の店で、窓は太い鉄格子で守られています。
その中でも「一つ目巨人のサイ」と言う有名な一つ目巨人の店では、アランシア北部で最高品質の剣が50gpで売られています。
また、サイは価格10gpのデーモン・ダガーを含む、あらゆる種類の武器や防具を製造、販売しています。

物乞い横丁はマーケット広場から東に通っている狭くてでこぼこで舗装されていない通りで、両側の暗くてボロボロの木と石の家々に挟まれています。
その内少なくとも一軒は、重いオークの扉と黒いシャッター付きの窓で固めている事が知られています。
通りの名前が示すように、浮浪者がこの辺りを絶えずうろついており、住民達が約束も無く訪ねてくる者に不親切な事があったとしても、驚くに値しません。

物乞い横丁は、より幅広で明るく、裕福な目抜き通りであるライオン通りとの丁字路で終わりっています。
ライオン通りの東側の内、南の方には5軒の店があり、北の方には5軒の屋敷があります。
西側はホッグ・ハウスと呼ばれる邸宅がほぼ全体を占めています。
通りの東にある店は、花屋、錠前屋、本屋、ろうそく屋、毛織物屋です。

フランチェスカ・デ・ラ・ヴェッテ婦人の屋敷であるホッグ・ハウスは、高い塀に囲まれ、その上に石のガーゴイルがおよそ10mおきに置かれています。
邸宅は高く、暗く、閉鎖的で、狭い窓しかありません。
丁寧に手入れされた芝生は軍用犬に守られており、黒く光沢がある正面玄関に続く大理石の階段に面しています。
執事と屋敷は少なくとも6名の重武装した衛兵と、マンオークのガオラーが守っています。

その名前に関わらず、ライオン荘はライン通りにはありません。
店の上の階は町の訪問者のための宿泊施設となっています。

太った蛙亭では、主な客である「詐欺師や悪党」がのさばっています。

チャリスは城壁を備えていて、北門を出て少し進むと、廃墟となった教会と古代の墓地があります。

・経済
チャリスは商業で栄えている町です。
アランシア全土から訪れる商人達が、より高値で売れるチャリスで商売をします。
市場は週6日、夜明けから夕暮れまで開いています。
入手可能な商品には、武器、鎧、ポーション、塗り薬、薬草、香辛料、穀物、家畜、半貴石、宝飾品、絹、毛皮、上質な織物、エキゾチックな食料品等があります。
チャリス周辺には多くの農場があり、中にはトウモロコシを栽培している農場があります。
しかしながら、放棄された農場もあります。

チャリスは、ウルフタウンやヴィンハイムのように遠方の町を含む、アランシア中の町と交易しています。

ストライダーはこの街の中で所用を済まし、マンオークは衛兵として雇われており、2人のオーガーが人足として働いています。
武器、鎧、宝飾品、その他様々な物がこの町で作られています。

・住民
チャリスの住民の比率としては、大半が人間であり、加えて少数のエルフやノームが住んでいます。

・注記
ファイティングファンタジーの公式サイトであるFightingfantasygamebooks.comでは2006年に「Do You Know?」と言う記事が公開され、タイタンに関する様々な情報が掲載されていました。
その内の一つに、チャリスに関するものがあります。
「チャリスの人気作家のイナニス・シルバーブレードが姿を消した。
市当局は彼女の最近の仕事”ザラダン・マーが悪名高い魔女、ドリーのロミーナの息子である事を示した記録”に照らしても、奇妙だと考えています。
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