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😶 運命を感じる探索者 今日のセッションを終えて、一つ思ったことがある。 自分にはとても思い入れがある探索者が三人いる。 一人目は、 自分の発想力と自分が好きなソロモン七十二柱という二つの大きな木から産み落とされた 「独川 三門」 二人目は、 クトゥルフがとても遊びたくて仕方なく、急いで作ったのだが、とても愛着がわきお気に入りになった 「藤原 ノア」 そして三人目が、 「海川 兼斗」。 海川には個性がない。 いや、二つの冒涜的な経験を乗り越え無職という個性を手に入れたが、立ち絵はイラストや。だ。 独川のように人を殺し、グラシャ=ラボラスを使役して透明になるわけでもない。 藤原のように強烈なバックボーンを背負い、 ミ=ゴに会ってチョコレートケーキを一緒に食べたいと願っているわけでもない。 それなのに、私は彼に深い愛着を持っている。 理由は思いつく。 彼は私のオンセPLデビューを飾ってくれた探索者だ。 愛着を持つのは当然だろう。 しかし、彼の名前を見るたびに疑問が浮かんでくる。 なぜか彼を使うと自分の本調子が出せるのだ。 たまたま、海川を使うときに同伴して頂いたPLのみなさんのお陰かもしれないが、 それでも、海川を使うときは何か違う物を感じる。 もしかすると、私自身が海川という何の変哲もない男を演じることに一種の喜びを感じているのかもしれない。 もしかすると、海川を参加探索者として提示するということは、 楽しみという感情を=で結べるような強力な法則なのかもしれない。 本当に不思議なことだ。原点にして頂点というものだろうか。 きっと、探索者としてこの世に生まれたということは結末は死であろう。 それは、探索者としての生きざまを見せつけて死ぬのか。 それとも、私が薄情な人間で、この世から削除され、忘却され、死ぬのか。 それとも、私がクトゥルフを楽しめなくなり、やめてしまった時か。 しかし、自分が生み出し、これほどまで熱く語れるような探索者であるのであれば。 彼には、彼にふさわしい死を飾ってあげたい。
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