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😰 SW カエルと思ったかい? トリックだよ。 初心者卓という事で募集していた卓に参加。 二回目となるSWのシナリオの目的はカエルの大量発生の原因を抑える事であり、 再びネタ系のキャラを持って行った私は「まぁ余裕だろう。」というフラグを遠慮なく立てながら目的地に向かった。 そのフラグが全く違う方向に回収されるとは、GMを含んで誰も想像していなかった。 元々の4名から2名増えた6名のセッションで、SWのやり方を実践を通して学ぶシナリオの流れはシンプルだった。 3回探索してダンジョンに突入。 それをセッション中に説明されたし、そうなるように探索した。 PL達はそれぞれ軽いRPを話しながら探索をしようとした、1箇所目の探索。 ここで一つ目の悲劇が起きてしまう。 1つめの探索場所は、恐らくシナリオと関係無いモブだった。 彼らと他愛のない会話をして、RPの練習をするのだろう。少なくとも、そのための存在と思えた。 そこで、冒険者達は難易度17の知覚判定に挑む事になる。 もうこの時点で察しているだろうが、一応説明すると難易度17は、実質自動成功・・・ 初期製作では確率3%という壁を超えなければならない、ほぼ不可能な判定だ。COCのクリティカルよりも厳しい。 ・・・のだが、これを成功してしまったのが第一の悲劇だった。 (恐らくやっちゃいけない)クリティカルを出した私は、カエル・・・ではなく、ワニさんと遭遇する事になる。 事前にちょろっとだけ話を聞いていた、村で被害を出していたとされるワニだ。 これを倒すと約束したし、ワニくらいは倒せるだろう・・・そう考えた冒険者は、第二の悲劇を起こす。 参加者全員が初心者であった事が災いし、モンスターの名前が明かされたにも関わらず そのモンスターの知識が無いために気楽に挑んでしまったのだ。 最後に調べて分かった事とGMの話を合わせると、 この相手はあと2回くらいセッションをこなしてようやく強敵になるくらいの相手である。 そして、逃げる前提の相手だったという。 それを初期製作で倒そうとするとどうなるか? 勿論、タダで済む筈も無かったのである。 幸いにして、味方のバッファーと装甲、相手の攻撃対象が上手く噛みあったお陰で死者こそ出なかったものの、 装甲は高いし、HPも高い。 ・・・このワニさんを倒すだけで、セッションの時間の殆どを使ってしまったのである。 MPはスッカラカンになるし、セッションする時間は無くなるし。 GMにとってはえげつない悲劇と言えただろう。 実際ご苦労様と思う。 私か? 正直楽しかったです。 結果的に、ラスボスだったカエルはワニと入れ替わってしまい、 本来行うであろう大冒険は、GMが容赦ないダイジェストにてお送りになられた。 用意していた戦闘内容とマップ、ギミックを見ていて少し申し訳ないと思ったのは内緒だ。 それでも良い感じに終えたのはGMの素晴らしい手腕の賜物だったのだろう、 あのクリティカルさえなければ、もう少しPLに警戒心があれば。 GMにやりたい事をさせてあげられただろうに・・・そう思った吾輩であった。 ただ、冒険ができなかったからと言って、つまらないセッションになったかというとそうでもない。 参加者全員が事故を楽しんでいただろうし、どうしようもなくこうなってしまったのに諦めはついていただろう。 結果がどうあれ、楽しければ良いのだ。 今まで肝に銘じて来た事ではあったものの、体験する事でその意味をより深く感じる事のできたセッションであった。 マタ=ヨロシク
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