土枝 花見(ロスト)(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)
サンダーソードが作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。
土枝 花見(ロスト)の詳細
キャラクター情報 NPCでの使用は不可 | ||
TRPGの種別: | クトゥルフ神話TRPG |
いいね! 2 |
キャラクター名: | 土枝 花見(ロスト) | |
♥: | 15 / 15 | |
♥: | 7 / 7 | |
外部URL: | ||
メモ: | 現代 |
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詳細A: |
《プロフィール》 【職業】 元アイドルの大学生 【性別】 女 【年齢】 19 【出身】 鹿児島県鹿児島市 【学校・学位】 私立大学 【精神的な障害】 虫恐怖症。治らないまま死亡。 【SAN値】 現在 / 最大 30 / 95 【STR】 9 【APP】 15 【SAN】 35 【CON】 15 【SIZ】 14 【幸運】 35 【POW】 7 【INT】 14 【アイデア】 70 【DEX】 8 【EDU】 13 【知識】 65 【H P】 15 【M P】 7 【ダメージボーナス】 ±0 【職業技能ポイント】 280 【個人的な興味による技能ポイント】 140 《戦闘技能》 □回避 16% □キック 25% □マーシャルアーツ 1% □投擲 25% □こぶし 50% □マシンガン 15% □拳銃 20% □頭突き 10% □サブマシンガン 15% □組み付き 25% □ライフル 25% □ショットガン 30% 《探索技能》 ☑目星 70% ☑聞き耳 50% □応急手当 30% □追跡 10% □隠れる 10% □忍び歩き 10% □隠す 15% ☑写真術 20% ☑図書館 40% □登攀 40% □鍵開け 1% □精神分析 1% 《行動技能》 ☑水泳 50% □電気修理 10% □運転: 20% □跳躍 25% □機械修理 22% □操縦: 1% □乗馬 5% □ナビゲート 10% □製作: 5% ☑変装 40% □重機械操作 1% 《交渉技能》 □母国語:日本語 65% □信用 15% ☑説得 50% □言いくるめ 5% □値切り 5% 《知識技能》 □クトゥルフ神話 1% □歴史 20% □オカルト 5% □コンピューター 1% ☑経理 35% □電子工学 1% □天文学 1% □物理学 1% □化学 1% □考古学 1% ☑心理学 79% ☑法律 35% □人類学 1% ☑生物学 30% □薬学 1% □地質学 1% □博物学 10% □医学 5% ☑芸術:歌唱 70% ☑芸術:ダンス 20% |
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詳細B: |
{武器} キック 1D6+DB タッチ 1回 - 組み付き 特殊 タッチ 1回 - こぶし 1D3+DB タッチ 1回 - 頭突き 1D4+DB タッチ 1回 - {所持品} お財布:きっと誰もが持っている。分不相応な金額は持ち歩かない。 スマートフォン:メールアドレスは希少価値。漏れたら即座に変更する。 メイク用品:出先のトラブル対応用。公衆の面前でやるほど厚顔なはずもありません。 防犯ブザー:退職前にマネージャーに持たされたままカバンの中に入れっぱなし。 スタンガン:退職前にマネージャーに持たされたままだが使う勇気はない。 向精神薬:心の病のお供に。 500mlペットボトル:中身はただの水。 ショルダーポーチ:以上全てが入っている。 自宅 曼珠沙華のお面:大輪の曼珠沙華が描かれたお面。不思議な力を感じる。 曼珠沙華の小箱:小さく曼珠沙華があしらわれた小箱。捨てる気になれず、小物入れに使っている。 【現金】 1000000 【預金/借金】 1000000 {パーソナルデータ} 【収入】5000万円 【個人資産】100万円 【不動産】なし 【住所】東京都 【家族&友人】 両親健在。 【狂気の症状】 短時間の心因反応(一面の曼珠沙華の幻覚。時折その一つが黒い粘つきを吐き出す)(5ヶ月)。完治。 短時間の心因反応(木々がうねり自ら動いているように見える。稀に花粉も見える)(1ヶ月)。完治。 激しい恐怖症(虫恐怖症。大きいもの、飛ぶものが特に怖く、寄生虫だと卒倒する)(5ヶ月)。治らないまま死亡。 【負傷】 特に無し。 【傷跡など】 特に無し。 【読んだクトゥルフ神話の魔導書】 特に無し。 【アーティファクト】 曼珠沙華のお面:曼珠沙華が描かれたお面。一度だけ<隠れる>or<忍び歩き>に50%のボーナス。効果を発揮すると割れて使えなくなる。 【学んだ呪術】 特に無し。 【遭遇した超自然の存在】 黒い粘ついた物体(ショゴス):曼珠沙華に取り付いていた。これが抜けた花は本当に美味しかった。 シャッガイ:怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。私はこの虫が怖くてたまらない。 ニャルラトホテプ:少年の姿をした、自称神様。……もしかして、私の願い、叶えてくれたのかな。 蠢く巨木:うねり、花粉を飛ばし、枝で薙ぎ払ってきた。……あれが植物なら、動物は型なしだ。 忌まわしき狩人:死人は何も思わない。 【探索者の履歴】 土枝 花見(つちえだ はなみ)。一人称は私。言いたいことも言えない気苦労系アイドル。 友達が勝手に(ryをリアルでやられ、トントン拍子にアイドルになってしまった。勝手に回りで進む話を止める勇気もなく、膨れ上がっていく話を見てたらいつの間にかこうなっていた。まあ歌は苦手じゃないけどどんくさいから踊りも下手だし、すぐにお払い箱になるだろうとか思っていたらどう間違ったのか大ブレイクしてしまい、生で見たら卒倒するような収入を得ることになってしまったことで更に悩みは深まった。今は両親に管理をお願いしているけど、自称親戚からの連絡が千倍に増えたらしく大変申し訳なく思っている。画面の前では笑顔を振りまいているけど、内心早く辞めて鹿児島の田舎で静かに暮らしたいと思っているようだ。 空気を読み続けて女子社会を泳いできただけに目端は効くし相手の心情もよく考える。そのせいで今こうなっている部分もあるが。生まれも育ちも鹿児島だけあって、いくら運動音痴でも流石に泳ぐのは並以上。現在はアイドルになってから急増した自称親戚に対応するという必要に迫られて法律や経理を学んでいる最中。体力に任せて歌も踊りもやっているが、成果は割と明確に白黒出ているようだ。大学に通っている暇が全くないので、入学早々サボり続けて後期でもう休学することになってしまったのが最近の悩み。 アイドルのタイプは等身大の女の子。そのおかげか妙なキャッチフレーズなんかはないので、それだけは本当に良かったと大きめの胸を撫で下ろしている。 なお名前の元ネタは植物の部位。 探索からの生還回数:4回 ○彼岸屋敷(2018/05/06) 彼岸の屋敷から生還して、もう二度と肝試しになんて行かないと固く心に誓った。アイドルを辞めようと思っていたけど、結局それを言い出すことも出来ないまま今もずるずる続けている。今でもあの幻覚は治っていない。時折、ライブに来てくれている観客が一面の曼珠沙華に見えてしまうのだ。曼珠沙華は今でも怖い。だというのにそんな時の私の表情がファンのどういう琴線に触れるのか、どうしてか以前より更に人気が出てしまった。世の中おかしい。 そういえば最近、稀に食べるようになったものがある。曼珠沙華の毒抜き。馬鹿みたいな収入に対しての些細な使い途。とは言っても、食べる度に残念な思いはするのだけど。あの幽世で食べた曼珠沙華の味が忘れられないのだ。もしかしたらあれは曼珠沙華じゃなくて、自分の魂の味だったのかもしれない。当たり前だけど、自分の指をしゃぶっても同じ味はしなかった。折悪しくぼーっとしゃぶっていたところを友達に撮られネットに上げられ、何故だか更に人気が沸騰した。世の中間違ってる。 もうきっと一生分稼いでるし、早くお仕事やめて誰かいい人と結婚してお家帰りたい。でも多分アイドルの肩書とか分不相応に稼いじゃったお金とかのせいで真っ当な相手見つけるのって人の百倍くらい大変な気がする。うう……なんでも打ち明けられる幼馴染の男の子とか私もほしかったよう……。 ○背反する2人(2018/07/16) 人の悪意を浮き彫りにさせるあの部屋から脱出して、その足で交番に駆け込んだけどまともに取り合ってはもらえなかった。拐うときには眠らせたのに、解放するときはそのまま。きっと、私が何をしても犯人が罰を受けることはないんだと思う。悔しい。口座には50万円が振り込まれていた。……そういうのをやりたいんなら、お金に困ってる人を呼べばいいと思う。私もそうだし、一緒に巻き込まれたあの人もお金に困ってる感じじゃなかった。 そういえば、舞台を見に行くのに関してプロデューサーさんに話したら簡単に許可は降りた。それどころか、むしろ少し嬉しそうですらあった。私が今までワガママの一つも言わなかったことで心配をかけていたらしい。……辞めたいと思ってること絶対に言えないって改めて思った。 見に行った舞台では最近鳴りを潜めてた曼珠沙華がまた見えて、全然集中できなかった。舞台の上で曼珠沙華が粘つきを吐き出して曼珠沙華を追った時、思わず目を覆ってしまった。……この後、主役と会った時、なんて感想言えばいいんだろ……。 ○休息電車(2018/09/18) ふっ、と駅で意識が戻る。戻って電車に乗ろうとして……私はアイドルで、その日もレッスンに行くところだった、はず、なのに。記憶を辿ると、少し前に私はファイナルライブをやって、アイドルを辞めている。でも、それと並行してこれまでの記憶も持っている。そして、私の感覚はとても強く『私はアイドルを辞めた』と言っている。思わずプロデューサーさんに電話をかけたら1コールもせずに出てくれて、真っ先にアイドルを再開する気になってくれたのですかって聞かれた。あ、いえ、違うんです……なんて口ごもっちゃったけど、私がアイドルを辞めたのは間違いないみたいだった。後で聞いたけど、周りの人の記憶もおんなじだった。残念そうにするプロデューサーさんは電話の最期に、いつでも戻ってきてくださいねって言って電話を切った。 つまり、間違いなく私はアイドルをやめて、今まで何もせずに過ごしてきたってことになる。でも、それはおかしい。ファイナルライブをやったはずの日から今日までの間にレッスンして覚えた新曲が、今も私の中にある。あの白昼夢の中で歌ったのもそれだった。だから、私が昨日までアイドルを続けてたのは、ただの幻覚じゃない。何が何だかよくわからないうちに電車はとっくに行ってしまっていて、私はその数本後の電車に乗って、その日は家に帰った。 あの日駅のホームで白昼夢めいた幻覚を見てから、私の世界は少しだけずれた。私が理由も言わずにアイドルを辞めたことは不思議と皆納得してて、私から話を持ち出さなければ誰もまたやってみればいいじゃないとか言い出すことはなかった。アイドルで忙しすぎて通えなかった大学も、休学せずに通い続けてたことになってた。まあ実際は自主休講し続けてたみたいだからあんまり変わんないかもしれないけど。それでも、大学生は再開できた。アイドルをやってたときのCDとかの印税は今でも入ってくる……っていうかアイドル続けてたときより売れてるみたいで、現役のときより入ってくるし、目に見える形でアイドルを辞めてるから自称親戚の人は半分くらいには減った。……それでもまだ星の数ほどいるけれど。あの世界をずらした夢の中に出てきた、神様。にゃららとほっぷ? 様が、私の願いを叶えてくれたのかな……? ……神様、ありがとうございます。 ○花粉前線異常有リ(2018/10/01) 私は怖くて怖くて動けなくて、ただ呆然と立ち尽くしたまま、ただその巨木が倒され朽ちていくのを見ていただけだった。でも、でも。なんで先生たちはそれで安心したように笑ってるの? 戦うのをやめちゃうの? "まだこんなに沢山の蠢く木々に囲まれているのに"。どうにか体が動くようになって、震えながら除草剤を撒き散らしたら、皆がびっくりして私を止めた。そして、私が見ているものを幻覚だと言う。……ああ、またなのか。一面の曼珠沙華に続いて、今度は樹木の身動ぎに悩まされるのか。 下山は地獄だった。最後にはもう、目を閉じて先生に手を引いてもらってなんとか帰った。満身創痍で先生の車に家まで送られた。玄関を開けて自分の家に帰れたと理解した瞬間、極度の緊張が解けると同時に胃の中を吐き戻した。部屋に置いていた観葉植物は廊下に放り出した。落ち着こうと歌おうとしたら、声が出なかった。踊ろうとしたら、身体が震えた。その日は泣きながら眠りに落ちた。 折に触れては彼岸花の花畑を見て、飛んでくる虫には過剰に怯え惑い、街中にある木々に恐れ慄く。そんな私を見兼ねて、お母さんが私を精神病院に連れて行った。医者には入院を勧められたけど、それは嫌だったから通院で治療することになった。今もアイドルなんてやってたらとてもそんな時間は確保できなかっただろう。あと、スキャンダルも酷いことになってた気がする。ともかく、そのおかげか曼珠沙華は見なくなってきた。もうちょっと早く通えばよかったのかもしれない。 ……講義選択、考え直そうかなあ。 ×ガロットデロワ(2018/11/04) 二階から聞こえる甲高い絶叫に階段を駆け上がって、娘の部屋の扉を壊さんばかりの勢いで押し開いた両親が見たのは、何かに身体の中から食い散らかされた愛する娘だったものだった。母親の悲鳴、父親の絶叫、絶望一色に敷き詰められるその部屋から小さな犯人が逃げ出したことに気付くものはいなかった。 呼んだ救急車が間に合うはずなく、何の因果か宿直室で同じような死に方をしていた警察官がいて、警察署では捜査班が組まれたりもした。だが、そんなことはもうこの世にいない彼女には関係ない。その輝かしい未来も、美しい容姿も、何もかもがここで途絶えてしまったのだ。両親の嘆きと共に。 |
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マクロ: |
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キャラクターID: 152560785408himeyuri35
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION