鴉山 響一さんの過去のタイムライン
2018年04月
鴉山 響一 | |
2018/04/30 00:46[web全体で公開] |
ゆこりん⇒鴉山 響一 | |
2018/04/27 22:41[web全体で公開] |
こんばんは! 初めまして!ですね。 わたしも鴉山さんのお名前はお見かけしておりました。 D&D(AD&Dだったのかも)は過去に一度だけオフで遊んだことがあります。 古典的なファンタジーも大好きですヽ(´▽`)/ 「蓮神島」は、この時代好きだったらたまらないシナリオだと思います。 あまり他ではありませんし。 鴉山さんはテキセなのですよね。 もっと上手いGMさんがテキセでこのシナリオ募集されてたから、わたしがやるのはおこがましいと思いつつ… 機会があったら立てます!むしろCoC版もあるので、そっちも読んでみて、回せそうだったら回してみたいなって思ってます。 インセインでもCoCでも、ぜひ遊んでくださいませヽ(´▽`)/ そして何ですかそのテンションあがるシナリオは…! 多人数テキセPLはあまり経験がなく、口数少なめになっちゃうかもしれないけれど、樺太の空気だけでも吸いに行きたい…! 関心はとてもありますので、ぜひタイミングを合わせて遊んでいただきたいです! いずれ鴉山さんとお会いできる日を楽しみにしておりますね!ヽ(´▽`)/
鴉山 響一⇒ゆこりん | |
2018/04/27 17:10[web全体で公開] |
こんにちは。 はじめまして、かな。普段はAD&D1eという、古典的ファンタジーシステムのCPと、CoC「黄昏の天使」という既成の90年代日本を舞台としたCPのみ主宰しています。 日記はいつも拝読しています。 楽しくセッションをされているご様子をうかがって、いつかご一緒したいと思いつつも、日中は仕事、夜はおとーちゃん業に勤しまねばならず、セッション募集の告知をお見掛けしても手を挙げられずにいます。特に今回は戦後混乱期の瀬戸内の小島なんて、私好みの道具立てが完璧に揃っていてウズウズしてしまいました。いつかタイミングが合う日が来たら、その時は是非ともよろしくお願いします。 そうそう、その時代の日本を舞台とするってことなら、私もやってみたいシナリオがありまして、「時期は1945年8月、舞台は樺太。日ソ不可侵条約を破り、圧倒的な大軍で樺太に押し寄せる蘇連軍に対し、絶望的な防衛戦を図る大日本帝国軍。そのさなか、奇妙な指令を受けたPCたちは……。」ってのを画策しています。こちらも、もしもいつの日かタイミングが合うようでしたら(そしてご関心があれば)よろしくお願いいたします。
鴉山 響一⇒山火事 | |
2018/04/24 19:50[web全体で公開] |
> 日記:ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!(鬱、自虐注意) 私はRPG始めて30年以上経つ老害ですが、キャンペーンで新展開になる度に同じように悶絶してます。 時に他のPLと雑談しているとヒントめいた天啓が降臨することがありますのでお勧めしますよ~。
ポール・ブリッツ⇒鴉山 響一 | |
2018/04/24 19:01[web全体で公開] |
そうか、「逐電」という方法があったか!(笑) ちょっとこれからもCD&Dを続ける元気が湧いてきました。面白そうなダンジョンがあったら、「水戸黄門漫遊記」をやる形で乱入すればいいわけだ。普段は故郷の粗末な小屋で暮らしていて、「退屈の虫」がうずきだしたら外へ出る。いいなあそういうアウトサイダーというかドロップアウター! 名前をニコデマスと変えるとかね(笑) 無責任な私にはピッタリなライフスタイルであります。COBRAさんに打診してみよう(笑)
鴉山 響一⇒タシチ | |
2018/04/23 21:55[web全体で公開] |
セッション外の時間に色々と論議するのは楽しいもんです。その上で異なる価値観に出会ったとき、それを理解するのではなく認めるってことが必要になってくるのかなあと思います。 私らの世代ですと、いにしえのコント、ドリフターズの「志村、後ろ後ろ~」とかを見て育っているので、自然とそのような楽しみ方ができていたのかもしれませんね(ご関心がありましたら検索してみてください。今見てもコントとして楽しい気分になります)。 いつか機会がありましたら、セッションを一緒にできる日を楽しみにしています。
鴉山 響一⇒ポール・ブリッツ | |
2018/04/23 21:31[web全体で公開] |
端的に言えば、キャンペーンのテーマが「PCが」そのように懊悩することすら楽しむものなのか、それともあっけらかんと世紀末救世主伝説的展開にするのか(些か譬えが極端に過ぎる気もしますが……)ってことなんじゃないでしょうか。私は好きですよ。領主PCが懊悩のあまり蓄電するなんて長尾景虎的展開(笑)。
タシチ⇒鴉山 響一 | |
2018/04/23 21:18[web全体で公開] |
こんばんは!コメントありがとうございました! 日記に書いていた嫌な思いをしたPLさん、というのは完全に私の勘違いであり、実はもう一人いたPLさんの事をおっしゃっていたそうです。 が、今回の日記に様々な方からコメントをいただいてとてもありがたく思います。 自分としても自分のプレイスタイルを見直すいい機会となりました。 ベテランさんからコメントを頂けたのは大きいです。 正直自分のプレイスタイルで「この発言はまずいだろうか…」などいまいち自信が無かったもので「ベテランの方でも難しいとおっしゃるのかぁ」と今回肩の荷が下りたような気がいたします。 お化け屋敷のたとえで「なるほどぉ!」とも思いました。私お化け屋敷大好きっこなので特に。(*´∀`*) 人によって考え方は違うのでしょうけども、鴉山さんのコメントを参考にこれからも経験値を積もうと思います。 本当にありがとうございました!機会があったらご一緒してみたいものです。
ポール・ブリッツ⇒鴉山 響一 | |
2018/04/23 20:01[web全体で公開] |
整合性、というご指摘がピンとこないんですが、考えてみると、ネームレベルになって統治者になったら、ものすごい勢いで「領地からカネが入ってくる」のに圧倒された、というのはあります。そしてものすごい勢いで「領地から物資も、カネに変えることすらおいつかないようなスピードで入ってくる」のにも。 そして、自分の倫理観からすると、それは「領主としての収入」ではなく、「民からの税金=公金」なんですよね。公金なんだから、「領主が自分のために使ってはいけないカネ」であり、すべては「領民の公共の福祉」のために使わなくてはならない、そして福祉のために使うという選択肢がルールに存在しないという自縄自縛に陥って、それがストレスになっちゃった(^^;) 封建領主のゲームなんだからその収益で魔法のスクロールを買いまくったりしてもいいはずなんだけど、できないんですよねえ。やっぱり胃が痛いですよ領主。かといって、弟子をぞろぞろ連れて放浪するのも生活が不安定だし弟子が苦労するしなあ、と考えるわけで、わたしキャラになりきりすぎなのかなあ(汗)
鴉山 響一⇒ポール・ブリッツ | |
2018/04/23 19:42[web全体で公開] |
こんばんは。コメントありがとうです。 結局どんなゲームであろうと、個性がある限り特殊なので、殊更にCoCを取り上げる必要もなかったのですが、新進の方たちに端的に定義づけて説明するためにあざとい表現にしていました。 D&Dが立身出世を頼むゲームというのはその通りです。とはいえ、PL/PCの誰もがそれを望むかと言えばそうでもないので、その辺りはコンパニオンセットのPL用ルールパート、Player’s Companionにも統治者となるのか、流浪の冒険者となるのかを選べるといった示唆の記述があります(そしてそれは最終的な判断ではなく、後に他の道を試みることもできると書かれています)。 推察するに、ポール・フリッツさんは様々な事象の整合性を考えたいのではないかと感じます。一方、そこまで深く考えず、淡々とイベントをこなしていくキャンペーンスタイルであれば、それがストレスの原因になっているのではないかと思うのです。
ポール・ブリッツ⇒鴉山 響一 | |
2018/04/23 19:27[web全体で公開] |
> 日記:クトゥルフの楽しみ方 版を問わず、D&DもD&Dで特殊なゲームだと思います(^^;) 思うに、D&Dは「立身出世」を楽しむゲームです。はじめはどこの誰ともつかない人間だったPCが、幾多の困難を経て、力をつけてコネを作り、しだいに「世界を左右するような重要人物」として「立場上否応なく事件に巻き込まれていく」のを楽しむゲームだと。それはそれでいいのですが、D&Dのあまり気付かれていない欠点は、「出世させて要職に就けてはマズいタイプの人間」まで、容赦なく要職に就けてしまうこと、だとこの数カ月のプレイで思い知りました。普通にプレイしていたら、「小金がたまったから隠棲して遊んで暮らそうか」という生き方を絶対認めてくれないという(^^;) そういう意味で、D&Dも少し楽しみ方が難しいというか特殊であることには変わりがないような気がします。AD&Dは未プレイですが、D&D5eにそのエッセンスがあるとすると、やはり「キャラを鍛えて立身出世」には変わらないんじゃないか、と。 ちょっと偏見入ってるかもしれませんけど(^^;)
鴉山 響一 | |
2018/04/23 15:43[web全体で公開] |
🤔 クトゥルフの楽しみ方 普段、AD&D1eという、超古典的ファンタジー作品しか遊んでいない私が言うのも口はばったいのですが、泡沫ながらCoCのキャンペーンも連続して4年ほどしておりますので、私の所感を書いてみようと思います。 私はCoCは少し楽しみ方が難しいというか特殊なゲームだと思っています。もちろん、KPを含めた参加者が楽しいと思うのなら、好きに改変すれば良いし、神話的生命体を薙ぎ払おうが全員がアーティファクトを所持しようがDEXが100だろうが構わないのです。どのような遊び方をしようとも製品になった以上、そこから先は遊び手たるKP/PLにゆだねられているわけですから。ただ、前提としてどのような遊び方をするのかは参加者全員のコンセンサスを得るべきですし、少なくともシステムのデザイナの意図を汲み取ろうとするのならば、下記のような一考も参考になるかもしれません。 CoCの楽しみ方とは、モンスターをスラッシュしまくってお宝ゲット&レベルアップ、「イイ汗かいたネ!」みたいなのではなく、お化け屋敷あるいはバンジージャンプ的な「わかってるけど、やめられない、怖いもの見たさ」を楽しむのかなのではないでしょうか。理性では歯止めが利かないことってありますよね。頭では「やってはいけない、見てはいけない、これ以上進んではいけない」と理解しているのに、やめられぬ衝動。ようやく塞がった傷口が気になってたまらないとか。締め切り直前だというのについついテレビドラマが気になって課題に手が付けられないとかもそうでしょうか。 従って、メタ的にはこの後の展開は理解しているものの、よりPCにとっては不利な方向を選択してしまう、ただし、「究極的な危険はできるだけ回避する」というのがデザイナが構想しているCoCの楽しみ方なのではないでしょうか(そうしなければみんな仲良く莫迦げたスーサイド。それはCoCの範疇ではないでしょう)。 このバランス感覚がなかなか難しく、長いこと遊んでいてもそれをつかむのは難しく感じます。しかし、容易なものは飽きやすく、複雑なものは奥深く探求できる。そうであるのなら、このギリギリのオン・ザ・エッジな感覚を楽しむというのは、なかなかに興味深いと思います。是非とも、CoCを始めたばかりの方には、このような遊び方を「一度は」楽しんでいただきたいと思います。
鴉山 響一⇒タシチ | |
2018/04/23 14:09[web全体で公開] |
> 日記:うーむ【クトゥルフマナーについて】 はじめまして。 私はCoCは少し楽しみ方が難しいというか特殊なゲームだと思っています。 モンスターをスラッシュしまくってお宝ゲット&レベルアップみたいなのではなく、お化け屋敷あるいはバンジージャンプ的な「わかってるけど、怖いもの見たさ」を楽しむのか、って認識がないと成立しないのかな、と(そこからのアレンジは好き好きですが、基本はこうだと思うのです)。 従って、メタ的にはこの後の展開は理解しているものの、よりPCにとっては不利な方向を選択してしまう、ただし、「究極的な危険はできるだけ回避する」というのがデザイナが構想しているCoCの楽しみ方なのではないでしょうか。 このバランス感覚がなかなか難しく、長いこと遊んでいてもそれをつかむのは難しく感じます。
鴉山 響一 | |
2018/04/22 22:09[web全体で公開] |
🤔 「アライメント」「戒律」「誓約」 昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。 行動を共にする様になってから初めて、獅子面の女騎士ことアイルスと二人きりになり、謎めいていた彼女の目的を問いただすことにした騎士テオドール。 主な登場人物 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 あなたの目的は何かと問うテオに対して、ある事情によって寄る辺なき身分となってしまった自分にとって、「それを見つけることが自分の使命です」と告げるアイルス。そしてこの混迷する御領内において、誰が次期男爵に相応しいと考えるのかとの問いには、迷うことなく亡き男爵の実弟であり、騎士団派の領袖であるダヴィット・ヒューナースドルフだと言ったのでした。 テオの所属するロイツベルガー家は教会派であるため、ダヴィットが次期当主に相応しいと宣言するのはお互いにとって緊張の走る瞬間でしたが、それを聞いたテオはアイルスに反目するどころか、好ましいものを感じたのでした。 なぜなら、これまでテオに指令を出した上司たる家老格のゲルハルト卿をはじめ、誰一人として旗色を明確にしてこなかったことに憤りを感じていたのです。そしてアイルスは、次期当主に誰が相応しいのかはともかくとして、テオから依頼された失われた宝剣の探索には引き続き助力を約束し、テオもまたアイルスの今後に助力を惜しまないと心に誓ったのでした。 ……と、このあたりで時間切れ。 今回はダイスを振ることすらない、言ってみれば「なりきりロール」回でした。もう少し一回当たりのプレイ時間を潤沢に取れればいいのですが、所帯持ちのオジサンゲーマーたちにとっては毎週一回・100分程度が限界なのです。 なりきりロールとは言うものの、そのロールはルールを下敷きにしたものです。AD&D1eには「アライメント」と呼ばれる属性/性格が全てのキャラクタに定められており、それに沿ったプレイが必須となっています。加えて、テオやアイルスは騎士階級にあり、圧倒的な白兵戦能力が与えられている一方で、一般人とは比較にならぬほどの戒律と制約に縛られてもいます。 今回アイルスはテオにいくつか質問を投げかけられました。答えにくい質問だからと言って嘘をつくことは先ほどのアライメントと戒律によって認められていません。これまで自分一人が抱え込んできた秘密を全てを話してしまう誘惑に駆られたことは事実ですが、それを彼女は思いとどまりました(実はここでチェックのためロールしています)。そしてアイルスはその誘惑に寸でのところで思い留まります。と言うのも、もしその「秘密」をテオに打ち明けてしまえば、今度はテオがその「秘密」の存在に苦しむことになるからです。 いずれこの秘密は意外な形でテオに知らされるわけですが……その結果はもう少し回を重ねなければならないようです。 それはそうとして、「このキャンペーンはお金がどんどん出ていくだけでちっともお金が貯まらない!」とのお声があり、DMとしての私が吝嗇と思われてはいけませんので、次回はお宝ゲット(できるかもしれない)回と宣言しています。たまには血沸き? 肉躍る? セッションもしてみたいですよねうふふ。
鴉山 響一 | |
2018/04/15 12:20[web全体で公開] |
😊 悪党は成敗されるまでがセットです。 昨夜は恒例のAD&D1e「獅子面の女騎士」篇でした。 前回は、ヨストゴットが「獅子面の女騎士」ことアイルスに自分を良く見せるために騎士テオドールを貶し始め、それに留まらず亡き兄まで愚弄芝し始めたのでした。アイルスは勿論のこと、当然それを看過できるテオドールではなく、室内は一触即発の空気が充満した……というところまででした。 主な登場人物 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 ヨストゴット・ロイツベルガー……テオドールの主君の遠戚に当たる横柄な男。 そこに前触れなく登場したのが、テオドールの直接の主君であり、ロイツベルガー家の当主でもあるウィルヘムでした。ウィルヘムは重い病を得て、本拠地ハスミナ島から出られなかったのですが、ある重要な要件のために無理を押して首府を目指し、途中このホルノールタウンに立ち寄ったのでした。 ウィルヘムは無礼極まりなく、ロイツベルガー家の名誉すら汚したヨストゴットに怒りをあらわにし、激情に駆られて彼を断罪し、激しく殴打したのでした。そしてテオドールの兄の名誉は保たれていると明言した上で、この後首府に向かい、御領内が二分されている窮地を回復するために、有力貴族の一人、エルドライン卿に面会する考えであることを告げます。 体力の消耗が著しいウィルヘムはアイルスにも非礼を詫び、またアイルスがバラ家の再興を果たすことを望んでいることを伝えると退室。 それと入れ違いに怒り狂ったヨストゴットが闖入するも、「幻のクロスカウンターパンチ」と、それに続く魔術師ミンスの一計により、大事なくその場を収めることができたのでした。 アイルスの出自や目的に対して疑問を感じるテオドールは彼女から話を聞き出そうとします。その一方、吟遊詩人のオットーはミンスを誘い酒場で飲みなおすことに。しかしオットーの目的は勿論飲食することではなく、ある悲しい運命を背負った少女騎士とそれを取り巻くどす黒い政治的駆け引きの経緯なのでした……。 と言ったところで時間切れ。 今回、前半はDMの吟遊パートとAボタン連打モード(要するにPCは事実上何もすることが無く、事態が進むのを見守るしかない状況)でしてPL諸氏には申し訳なかったのですが、このキャンペーンの根幹にかかわる重要なポイントでもありましたのでそのまま進めました。 後半はオットーのPLの機転によって、これまで他のPL/PCに語られてこなかった情報を自然な形で伝えられたのではないかと思います。担当PLの方、ありがとうございます。 私がちょっぴり感激したのは、オットーからそのような秘密を明かされたミンスが、「この話は(親友たる)テオドールに包み隠さず全て話す。そしてテオがどのような判断を下そうとも、私は彼とともにある」と明言したことです。ミンスさん、あんたカッコ良すぎでしょう。オットーもそれを予想していたのか満足げな表情だったのも印象的です。 そして最後にひとつだけ。 やはり悪党は成敗されるまでがセットですね。ヨストゴットの傍若無人な振る舞いに辟易としていた一行(PLとしてはみなさんワクワクしてました(笑)ですが、ウィルヘムから厳しく断じられたことで、カタルシスを得たのではないでしょうか。実のところ、DMとしての私もその一人なのです。
鴉山 響一 | |
2018/04/10 18:49[web全体で公開] |
😆 名セリフの応酬の為に。 名セリフに憧れます。 これまでのキャンペーンや単発セッションでも記憶に残る名セリフは数多あり、後々まで語り草になることもしばしば。お気に入りの小説やら映画から抜粋して無理やりキャラクタにしゃべらせたこともここだけの話多々あり、思い返すたびに黒歴史として抹殺したくなる衝動に駆られます。それでも、現実ではなかなか言えないことでも、架空のキャラクタを通してなら、いくらかは話せたりするでしょうか。きれいなストロークで続くラリーのように。小気味良く切り替えるクラッチのように。 しかし名セリフ足り得る言葉の応酬は、単独で成立することは稀で、大抵の場合それに先立っての何かしらの投げかけがあり、それに対しての応えであるケースが多いと思います。 レイモンド・チャンドラーの有名な探偵小説「ロング・グッドバイ」のなかで、私立探偵フィリップ・マーロウは「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格が無い(原文はIf I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.)」と言っています。でも、やおらそんな台詞を吐いたら、強壮剤のCMか何かと勘違いしてしまいます。 それに先立って作中のヒロインから、「あなたの様に強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)なれるの?」と問われて、初めてそのセリフが活きてくるのではないでしょうか。 だから、気の利いたセリフを考えるよりも、それに向けた問いかけを率先して心掛けたいものだと思うのです。折角のRPGですもの、気の利いたセリフの応酬、してみたくないですか? 皆さんは他のPC/NPCにそのような問いかけをしていますか?
鴉山 響一 | |
2018/04/09 15:14[web全体で公開] |
😆 他人を悪しざまに言うのはやめよう 一昨日土曜日の夜はAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。 前回、ふとしたことから出会ってしまった有力貴族のバカ息子、ヨストゴット。 厭々ながらも彼からの招きに応じて晩餐に出向くことを確約した「獅子面の女騎士」こと少女騎士アイルスだったが……。 主な登場人物 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 首府へ手紙を出したいと主張する吟遊詩人オットーは、教養に富み、またカリグラフィの素養もある魔術師のミンスに筆耕を依頼。もちろん快諾して手紙をしたためるミンス。その内容に好奇心を隠せない騎士テオドールでしたが、内容は首府の知人に対する旅先からの時候の挨拶のような簡素な内容と知って落胆(実はそれは重要な報告が秘匿されていたのですが、テオドールは知る由もない)。 晩餐会場はホルノールタウンの繁華街にある、その名も「黄金の館(ゴールデンシュロース)」なる悪趣味な旅籠でした。無計画に増改築を続けた広大な店内。その各所にある金満趣味な調度品。そしてよくもまあこんなに詰め込んだと感心してしまうほどの客の入り。そして喧騒と人いきれ、酒と焼けた肉の匂いと猥雑な楽の音に満ち満ちた館内に一行は閉口します(魔術師ミンスだけは庶民出身だけあって楽しんでいたのが意外でしたが)。 ヨストゴットは旅籠の二階、その独立した部屋で、待っていました。アイルスの素顔を見たくてたまらないヨストゴットはしきりにアイルスにサレットを脱ぐのを勧め、アイルスも室内で被り続けるのは不自然と感じたのかサレットを脱ぎます。 素顔のアイルスを見てたちまち蕩けたような表情になったヨストゴットは、俄然アイルスの素性を聞き出しにかかり、そして口説き始めます。 アイルスが断絶した武門の銘家・バラ家を再興せんとしていることを聞き出したヨストゴットは、ならば手に手を取って再興に協力すると申し出ます。あまつさえ、他人を見下して自分をよく見せようとするあまり、かつて戦地にて戦死したテオドールの兄をなじり始めます。 他のことはともかく、亡き兄を悪しざまに言われて看過できるテオドールではありません。激情に駆られて立ち上がり、その発言の取り消しを求めます。 一気に沸点に達した個室での晩餐。そしてその時……。 と言うところで私の都合が悪くなってしまい次回へ持ち越し。 ヨストゴットは、私が人としての醜さを凝縮させたようなキャラクタで、リアルには絶対にお近づきになりたくないのですが、どうしてかとても愛着があります。これは自分の隠れた性癖の故なのかどうかは定かではありませんが、ツッコミどころ満載の小悪党ぶりはなんとも魅力的です。 ともかく、他人を見下して自分を良く見せようとするのは絶対にやっちゃあいけませんね。でも結構実生活においてはそのような人を見かけるんです……。