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😶 プレイする権利のお話 ご機嫌よう。 活躍機会とか平等とか公平とか、まあ何でもいいのですが、なにやらシステム的なルール的な方面みたいなお話になってしまっているようにも見受けられて、何だかなって思うのですわ。 それよりももっと簡単なこと。わたくしが言いたいのは Rights of Play のことなんですわよね。以前にも軽く触れたことがございますが、超簡単なので雑訳しましょう。もちろん、皆さまが卓をどのように運営するかは皆さまの自由ですわ。 ■ 安全に関する権利 ゲーム中の危険は、現実の生活とは無関係だと感じられる場合にのみ許されます。ゲーム中に精神的にも身体的にも傷つけられることがないようにしましょう。また、あるプレイヤーの境界線や好みを他のプレイヤーの境界線や好みを上書きするために利用してはなりません。 ■ 構築する権利 プレイヤーは自分の好みやテイストに合わせて構築する権利があります。物語も。キャラクターも。このことは他のプレイヤーが構築し確立したものを否定して良いという意味ではありません。創造とは他の人々が作ったものを土台として何かを構築することです。全員が建設的にかつ協力して創造的に取り組む権利と義務があります。 ■ 助けを求める権利 協力して物語を創造するために助けを求める権利があります。行き詰まった場合にアイディアを求めることができますが、最終的な決定権は自分自身にあります。求められない助けをすべきではありません。求められていないのに助けるという名目で他者の権利を奪うことはできません。また、プレイの一部は失敗することであり、失敗から立ち直ったり学ぶことはプレイの有益な要素です。 ■ 表現する権利 望ましい形で自分自身を表現する権利があります。素材がこの権利と矛盾する場合、プレイヤーは自身のニーズに合わせて素材を変化させる権利があります。卓で優先すべきは外部の素材よりも参加者個人個人です。原則よりも参加を優先しましょう。 ■ 共時性の権利 創造には緊張感、葛藤、アイディアが必要です。生産的な意見の相違は物語を向上させます。プレイヤーはグループでの目標を共有しながら個々の目標を持つことができますが、グループの目標に役立つものでなければなりません。その範囲内であれば、矛盾をもたらすことも調和をもたらすこともできます。孤立や孤独はこの権利に反します。 ■ 鑑賞する権利 全員が展開を見守る観客になります。進行中のものを楽しみ、自分や他の参加者が見たり聞いたりしたいと思うものを導く権利があり、創造の過程を楽しむ権利があります。自分の経験だけを心配していると、グループ全体での共時性の権利を保つことが難しくなります。 さて、これらの権利を守るということは、GM やシナリオの出来不出来がどうこうということではないことはお分かりでしょう。もちろん GM は、これを実現するためにシナリオもルールも曲げることができます。部分的には同じ考えから、シナリオやルールを厳密に適用することが必要だと考える方もいらっしゃるでしょうが、そうすることは何かの権利を奪うことがありますかしら。 -- このテクストは Quinn Murphy の Rights of Play を簡単に訳したものです。CC BY 4.0 が適用されます。 https://payhip.com/b/XQd6
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