Keiさんの日記 「冒険者と経済のお話」

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Kei
Kei日記
2025/03/21 20:31[web全体で公開]
😶 冒険者と経済のお話
わたくし経済は素人ですので、よくて話一割程度のつもりでご笑覧ください。

ご機嫌よう。

先日、中世ファンタジー世界の冒険者はそもそも数が少ないはずだという興味深いエントリがございました。
わたくしも似たような動機で、冒険者ギルドがなぜ存在できるのか分からないと考えていた時期がございます。そこで、今わたくしが思うとろころを書いてみましょう。

前提として、商人が都市に集まるように、冒険者も都市に集まるのは自然な流れのように思われます。物資を求めて、冒険に必要な珍品を得るため、あるいは冒険で得た物品を換金するため、もちろん人の移動があるのなら当然情報も人が集まるところに集積されるでしょうから、そうした情報を求めるのかもしれません。
経済面から考えれば、一旦冒険者たちが集まれば、彼らに仕事を斡旋したり仲介したりすることで利益を上げようとする人も出るでしょう。殊更に冒険者によって富がもたらされるならば。これが組織されると恐らく冒険者ギルドになるのでしょうが、ともあれ、そうした人々が依頼を達成するには一つの冒険者グループだけに依頼するのではリスクが高すぎ、従って複数の冒険者グループに同じ依頼を任せて競争させるのも自然な流れで、ダンジョン探索の利益が大きいのなら、当然ダンジョンにより多くのリソースを割くと考えられるかしら。こうした競争の促進は冒険者のモチベーションにも大きな影響を与えるでしょう。

もちろんこれは、冒険者の存在を必要とするような危険が常にあり、かつそうした危険に挑み成功した冒険者が多くの富をもたらすという前提があってのことです。では、どうしたらそのような状況になるでしょう。ここに中世というワードが効いてくるのかしら。現代に比べて、そのような世界では権力は脆弱または限定的で、暴力装置としての軍事力も相対的に低いのでしょう(古代ローマみたいな例外はございますけれど)。そうした力がすでに他のことに使われているとすれば、代替として冒険者が存在する余地は十分にあるように思われます。次の疑問は富がどこからやってくるのかですが、これも中世のような未知なものが十分に存在する世界なら、前時代の文明の名残というような説明でも何でも良いのかしら。

これらが組み合わさると、冒険者というのはハイリスクハイリターンの職業として成立し、むしろハイリスクに進んで挑戦するような集団となると想像できるのですが、いかがかしら。
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レスポンス

べいろす
べいろすKei
2025/03/21 21:04[web全体で公開]
> 日記:冒険者と経済のお話

こんばんは。AIさんいわく、大昔のダンジョンズドラゴンズでは、
・1金貨=1経験点が基本。
・戦士が2レベルに到達するには2,000経験点が必要。
・金貨1枚(1 gp)=約10グラム
ということだったそうです。

金貨2000枚、2000キロの金貨が必要。
中世の金貨の純度が80%前後だそうで、約16キログラムの純金が含まれる。
つまり、現在の価値で約2億5600万円!!

少なくともダンジョンズドラゴンズ世界では、冒険者は一大産業間違いないですね:)
(金の価値が暴落してそうですけど・・・)

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