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😆 探偵は料理する ごきげんよう。 探偵はBarにいる、からライムのつもりでタイトルをつけた鳥類です。 タイトルつけるのって難しくないですか?鳥類だけですか。 ビギニングアイドルに続いて、発売したからとにかくやろうぜ「フタリソウサ」をトノカさんと遊んで参りましたよー。 らずう「わっちまだリプレイしか読んでないですけどサーセンwww」 トノカ「私さっき包装剥いたかららずうさんの方が読んでますねwww」 この「とりあえずゲーム買ったから集合」って小学生のとき以来な気がして、アナログもデジタルも関係なく、ゲームは人を熱中させるのだなぁ。などと思ったり思わなかったり。 トノカさんと二人でルールブックを読み解きながら、ロール&ロール掲載「保健室の死体」に首を突っ込んで引っかき回してきました! ・探偵:日下信虎(PLらずう) 探偵クラスが「天性の才能」だったので、常人の感性を超越した天才。 事件を解決する能力はあるが、本人は掃除や料理、洗濯などの家事にしか興味がない。対人関係にもない。 Q:それってむしろ探偵クラス「マニア」じゃないの? A:CoCでいうと《制作:料理》《芸術:掃除》とかに限界まで技能ポイント振ったのに、天性の才能ゆえ無限にポイントが余ってしまい《目星》《聞き耳》《図書館》etc.もカンストしてるタイプ。そして交渉技能に常にペナルティを背負う。 ・助手:影絡ククリ(PLトノカさん) 対人スキル特化のメイドさん。面白そうなことには首を突っ込み、飽きたら即やめる。 家事全般はカンペキ(信虎がやるから)、家計簿もカンペキ(多少ハデに使い込んでも日下家の資産規模からしてバレないから)。 あらゆる皮肉と煽りを搭載しつつ、東にひと悶着あれば信虎と乗り込み、西の騒ぎの方が面白そうなら東はほっぽり出してしまう。 「異常な癖を持ちながらも天才的に事件を解決する探偵」と「胃に穴を開けながら探偵のケツモチに奔走する助手」というのが本来のデザインなのはルルブを読めば一目瞭然。 ……なのですが、初キャラメイクが「黒幕と手駒」「事件解決型スタンド使い」とでもいうべき状態になってしまいました。 らずう「異常な癖……掃除する。血液汚れは時間が経つと落ちないんだぞ、とか言って。ついでに仏さんもアイロンかけたシャツに着替えさせる」 トノカ「証拠を隠滅するなwww犯人乙www」 トノカ「ククリって心労とか感じるのか……?たぶん『飽き度』だな。これが溜まると事件に飽きて、信虎連れて帰っちゃう」 らずう「引っかき回すだけ引っかき回してwwwテラ無責任www」 キャラメイクの時点でかなりファンキーな奴らが出来上がってしまい、そのまま雪崩れ込んだセッションもめちゃくちゃ盛り上がりました! ……が、ミステリものなのでシナリオ内容は割愛!笑 代わりにシステム面の話をしますと、ミステリーものとは言うものの、探偵はGMから【知ってたカード】という事件のあらましをもらえるので、手がかりを元に真相を探す、というより、ほぼ見えている真相の証拠固めをしていく感じです。 ただし、それはあくまで探偵目線の話。知ってたカードの内容は助手には開示されないので、基本的に助手は「探偵はなにか根拠があってやってるらしい」と漠然と思いながら後をついていく形になっています。 ちなみに、カードの内容はPLによるぶっちゃけはご法度ですがロールプレイによる開示は問題ないとされています。 が、助手に捜査の過程を懇切丁寧に解説するような人間のできた探偵は、シーン開始ごとサイコロを振って前後の文脈お構い無しに「異常な癖」をぶちかましたりしないはずなので笑、基本的にはこういう関係性で進むことでしょう。 捜査フェイズでは、大まかにどんな捜査をするか決めたらダイスロール。指定されたページに飛んで、そこに書かれた内容が起こる、というゲームブックライクなもの。 このイベント表システム、デザイナーの平野累次さんがビギニングアイドルサプリメント「ビギニングロード」にも搭載されてましたね。 そもそも「事件のキーワードが手に入る」イベントを引き当てないと事件が進展しないのでサクサクすぎることもなく、逆に判定なしでキーワードが入手できるイベントもあるので欠片も捜査が進まないこともない。 サイコロフィクションシリーズではないのですが、存分にダイスに翻弄されることができると思います。 キャラしゃべり、という意味でのロールプレイに苦手意識があっても、決まったあらすじに沿ってロールできるのでハードルは低く。 逆にロールプレイ大好きだぜ!な皆さまは、イベント表のあらすじに沿わせるロールにチャレンジすることでやり応え抜群。 各シーンの大まかな展開が決まっている、ということは「今回はこのシーン表の通りで」とやればプレイ時間の短縮にもつながるので、ガッチリいちゃいちゃコースも、さっくり謎解きコースも楽しめる。と思うとよくできたシステムだなぁ~と感じました。 今回はお互いにツボを突いたキャラができたので、深夜にも関わらずガッチリコースで遊んでしまいましたが笑 そんな感じでとある高校を隅から隅まで荒らし回った信虎とククリのコンビでしたが、今回はめでたく事件解決! 途中で「信虎様ともあろうお方なら、制限時間があっても余裕ですよね~」と設定したドラマが始まるまでに解決、の条件も達成! ……と思いきや、ククリが信虎の時計をいじって時間をズラしていたことが判明。ヴィンテージワインの詮が抜けることになりました。 (おかしいですねぇ、信虎様がこの程度の小細工に気付かないはずないんですが。ま、いいか。ワインごちそうさまでーすv) (気付いてはいたが、時計に細工を許した時点で、不覚を取った俺の負けだ。次はやらせんが、日下信虎のメイドならこれくらいでなくてはな) ついでに、事件そっちのけで「異常な癖」で考えていた夕食のメニューもワインに合わせて変更。 そしてタイトルの「探偵は料理する」へ……。長い前フリだった。具体的には2498文字。 ゲームとしてもとても楽しく、信虎とククリもいいキャラしてるので、この先も引き続き遊んでいきたいシステムになりました。 フタリソウサ、今後ともよろしくお願いします!
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