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😶 二律背反調査結果1 盗賊ギルド長&孤児院長 A:盗賊ギルド長:これといった特徴の無い男 A?「座ってくれ。俺が盗賊ギルド長だ、Aと呼んでくれ」 A「概要は話しとおり、この街の魔法ギルド長のマクシミリアンが死に、遺言により、その養女ラウラがギルド長の座についた」 A「ギルドに加入して居なかったにもかかわらずだ」 ニコラス「確か、養女のラウラさんよりギルド長にふさわしい人がいらっしゃるんでしたっけ?」 A「遺書の筆跡は、彼のものだったが、当日の朝に書き換えられたもので、走り書きに等しい」 A「あぁ、副ギルド長が、経験も実務も優れている、とみな思っていた」 A「それを子供、しかも養子だ。皆、不思議がった」 ロック「後継者になる前からラウラ殿は周りから好かれていなかったのか」 ニコラス「それなのに、遺書には・・・ ん?ギルド長さんは初めからご病気か何かで?」 A「好かれているというか、家から出たことはほとんど無かった」 A「ギルド長の死因は、転落死だ」 A「村の中央にある尖塔=キルヒア神殿(賢者協会)=の上から墜ちた」 A「彼は高位の魔法使い・・フライトの呪文が使えた」 A「転落するわけはない。少なくとも死に至るはずがない」 ロック「転落死と事故か事件か難しいが、その塔は日頃からよく利用されてたのか」 A「誰でも登れる。もっとも、村の人間は、飽きて、ほとんど行かないが」 ニコラス「遺書を書き換えられたと断言できる理由などは?」 シアオ「そもそもその遺書がギルド長の書いたものなのかすら怪しいけどね」 A「その前の遺書は、賢者協会が預かっていたからね」 A「ご存知の通り、遺書は新しいものが有効だ」 A「筆跡からして、彼の直筆には間違いないようだ」 A「書き換えた理由はわからないがね」 ニコラス「つまり、走り書きの遺書がギルド長直筆だから新しいラウラさんがギルド長と書かれた遺書が有効と。あ、古い方にはギルド長はだれと?」 A「もちろん、副ギルド長だった」 シアオ「…まあそれ(最新の遺書がギルド長筆跡)は置いておくとして、何故盗賊ギルドがギルド長の死について調査しているんですか?」 ニコラス「あー、それ私も思いました!」ピョコっと耳を動かす A「副ギルド長の思惑もあるが・・・」 A「調査する理由か・・・」 ロック「現時点ではギルド長が亡くなって得する可能性があったのはラウラ殿と副ギルド長というわけだな」 A「正義のため・・と言っても信じまいな」 シアオ「盗賊ギルドですからね」 A「そうだ。結局、得をしたのラウラで、損をしたのが副ギルド長、となった」 ニコラス「正義のため!個人的にはいいと思いますよ! もちろんギルドにも益があるからかと思いますが。」 シアオ「盗賊ギルドが動くという事は何か利益があるか、不利益が生じたという事でしょう」 ロック「先に断っておくが依頼主が副ギルド長側だったとしても俺は公平に考えさせてもらうぞ」 シアオ「その副ギルド長の人物像も詳しく知りたいですね」 A「それは、当然だろうな・・」 ニコラス「我々の依頼は真相を知ることですからね。そこに色眼鏡やフィルターは必要ありません」 A うん、これ以上はなそうとしていない シアオ「副ギルド長はどんな人なんですか?性別とかすら知らない気がするけど…」 ロック「もし女性なら嫉妬絡みもあるかもな」 ニコラス 「ち・・・ち情のもつれ!?」 A「いわゆるイケメンというやつか。25歳独身男、人柄は、自分で確かめるがいい。どのみち、調査対象なのだろうから」 ニコラス 「ですね。最後にこちらでいろいろ聞き込みしたいのですが、他のみなさんには我々の立場ってどういう感じにいえばいいですか? 旅人?」 シアオ「一番怪しいのはラウラさん、だろうけど。…それで終わりなのかなあ」 ロック「イケメンか、予想が早くも外れてしまったな」 A「前ギルド長の伝記を作る、ということにしている。記者あるいは作家、という身分になる」 A「その服装では冒険者丸出しなので、着替えてもらうことになる」 ニコラス 「ふむ。 外部から来たということは公言しても?」 ロック「では当事者二人に会いに行ってみるとするかマッチョな作家として」 A「それは、かまわん。小さな街だ。部外者ということはわかってしまう」 ニコラス 「それはよかった。 すぐにバレる嘘はつきたくないですから。 何か困った時の支援は?」 ロック「武器も鎧もおいていくのか、体が軽く感じるな」 A「これを吹け」といって、小さな笛 A「盗賊にしか聞こえない笛だ」 A「近寄ってきて『探し物はなんだ』と聞く。それが合言葉だ」 ニコラス では私が持っておきます。 支援を受けたいときは言ってください。 ニコラス 「合言葉・・・ 覚えてとかないと」 といって笛を受け取ります。 ニコラス 「基本的にありえませんが、武装が必要なときもこの笛で?」 A「すぐには出せない。聞きつけたギルド員が、ここまで往復しなくてはいけないから」 A「ある程度証拠がそろい、戦闘の可能性がでたとき、早めに言ってくれ」 ニコラス 「分かりました。 私からは以上です。 シアオさんやロックさんはまだ何かご質問ありますか?」 B:孤児院院長:白髪・白髭のお爺さん GM途中、多くの子供に会うが、みな礼儀正しく。「こんにちは」とお辞儀をする B「この老いぼれが院長じゃが、何用かの?」 シアオ「突然の訪問にお時間を頂きありがとうございます。実は我々、魔法ギルドの前長について伝記を書くべく取材しているのですが、」 ニコラス「こんにちは、初めまして」とシアオさんの言った後にこちらも院長先生に丁寧にお辞儀する。 B「あの方の伝記とな。さほど親しくは無かったのだが・・」 シアオ「前ギルド長がこちらの子供を引き取って、その娘さんがギルド長になったとお聞きしたので、是非お話を聞かせて貰いたいと思ったのです」 B「おぉ、ラウラのことですな」 B「あの子は、良い方に恵まれた」 B「ラウラのことをお尋ねなのかな」 シアオ「そうですね、例えば、この孤児院に居た頃のラウラさんはどんな子だったんですか?」 B「おとないしい・・というか、人を避ける、変わった子でしたよ。本の虫でしたなぁ」 シアオ「人を避ける…?」 B「頭はよかったですよ。6歳にして、魔法文明語を理解してましたしな」 ニコラス「6歳で!? それはすごいっ!」 と身を乗り出して聞きます ロック「素朴な疑問だが、ラウラさんは魔術師ギルドの長に引き取られるほどの魔法の才能あったということかな」 B「えぇ、人の居ないところを好んでいました」 B「魔法の才能のことは、よくわかりませんが・・」 シアオ「…どうして、ラウラさんは孤児院に?」 B「ご両親が火事で亡くなられた、と聞いております」 ニコラス「ラウラさんと誰か仲いい人いたんですか? それともずっとお一人で本を?」 B「仲がいい、ですか・・・ダフネという子が、よく世話をやいてはいましたな」 ニコラス「ダフネさん・・・? その人も孤児の方で?」 B「もちろんですとも。ここには、戦災孤児をはじめ、孤児しかおりません」 ロック「ダフネさんは今はどちらに」 ニコラス「ラウラギルド長の幼少時代を詳しく知りたいのですが・・・今はどちらにいらっしゃるんでしょうか?」 B「たしか・・ラウラのメイドになったと思いますが」 ニコラス「なるほどー。 あ、本命のラウラギルド長と前ギルド長の出会いですがっ! どんな感じでお二人は出会ったのでしょう!」 B「奇妙といえば、奇妙でしたなぁ」 B「普通の養子縁組は、『こんな子供が欲しい』という要望に、こちらが候補を出し選んでいただくのですが」 B「ラウラの場合は、前ギルド長様が直接いらして、彼女を指名したのです」 ニコラス「ふむふむ・・・え!? 指名ですかっ!?」 B「えぇ」 ニコラス「ひぇぇ・・・奇跡ですね! これは伝記に書かねばっ」と熱心にメモを取っております ロック「なにかありそうだが俺には見当もつかんな」 ニコラス「ちなみにその後、前ギルド長とラウラギルド長がお会いした時のお二人のご様子とかは分かりますか? 実は初対面じゃなかったとか?」 ロック「友達がメイドになってるならまたあとで会いに行くしかなさそうだ」 B「よく覚えてはおりませんが、ラウラが緊張していた様子は覚えております」 B「前ギルド長は、どうだったでしょうか・・嬉しさ?は見て取ることができました」 ニコラス 「(前ギルド長はラウラギルド長をどこかで見て、気に入ったとか? 何で指名なんて・・・)」 ニコラス 「ふむふむ、そうなんですねー。だいぶ分かりましたっ! あ、もしわからないことがあればまたお伺いしてもよろしいでしょうか?ご都合が悪いお時間とかありますか?」 B「そうですな、さすがに夜は困りますが・・」 B「朝は6時から夕方は19時までなら、門は開いております」 ニコラス 「そうですよねー夜は流石に行きませんねーでは、午前と午後にお伺いいたしますねー。(何かあったら盗賊ギルドに夜忍び込んでもらおう)」
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