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😶 CoC雑記 未来警察「現場に入るまでの一幕」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 今度遊ぶ予定のCoCが未来の警察の話らしいので、イメージ掴むための雑文です。 繁華街の路地裏で人が殺されたと通報があり、二人の刑事が現場に向かっていた。 一人は若い刑事で、車を運転している。名前は卯月・光馬という。もう一人はそれなりに経験のありそうな刑事だった。 「現場に着きました」 現場に到着したところで、卯月が淡々とそれを伝えた。まるでロボットだなと、年上の刑事は思った。もの静かで愛想がない。 「お前さん、愛想がないな」 「じゃあ、口調を変えてみましょうか? チャらい感じに? せんぱーい、現場に着いたっすよぉ、みたいな?」 「いや・・・そのままでいい」 後輩の口調の変貌に、年上のほうは額を抑えた。卯月は何を考えているかよくわからない。ため息をつきながら、車を降りる。卯月は、ごそごそ、後部座席から、なにやら長い何かをひっぱりだそうとしている。 「おいおい、お前、何を持ってこうとしてんだ?」 「護身用の刀ですが?」 「やめろ、やめろ。何考えてんだ」 「繁華街ですよ。危ないじゃないですか」 さも当然という顔をする卯月。 「殺しのライセンスも持ってますし」 「ないだろ!」 思わず突っ込みを入れた。 「切り捨て御免は駄目ですか?」 「お前、生まれてくる時代を間違えたな。500年ぐらい」 「それだと、比叡山が炎上したぐらいの年になりますね。切り捨て御免がまかり通った江戸時代は400年ぐらい前です」 「もう、誤差だろ・・・」 突っ込むのに疲れてきた。だいたい、江戸時代の風習を2050年に持ち込む感覚がちょっとおかしい。こいつは最初クール系かと思ってきたが、なんか違う。新ジャンルのダウナー系って奴だろうか? 「うわッ!」 事件より後輩の卯月の事に頭を悩ませていると、卯月が道に滑って盛大にこけた。 「おいおい、大丈夫か?」 少なくとも、こいつはクール系ではなさそうだと、年上刑事は思うのだった。 *HO1で確定したので、名前に卯月を書き足しました。なお、この話に出てくる卯月の先輩は、セッションでの他探索者とは別の人になります。
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