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😶 アナタがギミック・ジツの起動に慎重になるべき理由 ドーモ、もぺ島です。 こういう日記のあるSNSには実際古式ゆかしいアトモスフィアを感じる。 昔……遥かなる昔。まだネットワーク空間そのものが目新しかった時代……。テキストサイトという文化が存在した。 あの時誕生したニンジャはブロッゴやツイッターアー、巨大掲示板などの発生により移り住み、一つのネット文化は終焉を迎えた。 このようなネット文化の興亡に思いを馳せることは、人々の心にショッギョ・ムッジョやインガオホーといったコトダマを想起させる、ゼンめいた行いであることだろう。 テキストサイト……Flash黄金時代……モナー、ギコ猫……。 ブームの移り変わりの早いネット文化は、今も常に新たなミームが生まれては陳腐化していく……。 例えばフタエノキワミなどに代表されるニコニコ動画文化……最近ではクッパ姫……。 老人の懐古思想めいた昔語りはここまでにして、今晩もテキストを投稿しようと思う。 アナタがギミック・ジツの起動に慎重になるべき理由だ。 コンセンサスの重要さは、昨晩アナタ方にお話した通りである。TRPGは(概ね)自由な遊びであり、GMがどのようなシナリオにしようともそれは自由である。 それと同時に、プレイヤーはどのような挙動をGMに申し出ても、それは自由である。 ……そう。コンセンサス! それが取れてさえいるのであれば、だ。 仮にあだるとふ等で仲良くなったサイバネ娘と前後したいと考えたとして、相手方が乗り気であればそれは自由恋愛とかそういうナンカであると私は思う。画面の向こうについて思いを馳せるとニューロンがばくはつするので、深く考えまい。 今回アナタ方に言いたいのは、そのコンセンサスに似るものである。 ギミック……GMが己の力を振り絞り、シャウトと共にそれはシナリオに搭載される。 それは例えばダンジョンの鍵となるリドル(なぞかけ)……禅問答めいた難問の前にPC達は頭をひねり、集合知でこれを突破するだろう。それはとても善いTRPG体験であることだと私は思う。 GMはPLとイクサをしたいわけではない……そう考えられるGMであれば、きちんとヒントを用意するだろう。 そのヒントを頼りにPL達は力を合わせ、リドルを解く……ワオ……TRPGの良さがそこにはある……。 しかし、アナタは考えなければならないことがある。卓メンバー間のカラテの差だ。 実際、オンライン・セッションでメンバーを募った場合、カラテの差はモータルからアーチニンジャまであるだろう。 ではアナタはモータルとアーチニンジャ両方が同じ卓に座った時、どちらに合わせるべきなのだろうか? 答えはモータルである。……これはコンセンサスの話に実際似通っている。 TRPG体験はメンバー全員が興奮できるものであるべきだ。誰かを置いてけぼりにすることは奥ゆかしくない行為である。 アーチニンジャがモータルに歩幅を合わせることは可能でも、その逆は実際不可能であるからだ。 ニンジャでなければゲームに参加してはいけないのか? クイズが得意でなければ参加してはいけないのか? 特定の事柄について詳しくなければマヌケなのか? ここは学校ですか? おかしいと思いませんか? アナタ。 アナタがしているのはゲームである。それも、全員で協力するチーム競技めいたゲームである。 それは例えばサッカー……バスケットボール……ベースボール……そう、心にソンケイが必要だ。 じゃあく存在に乗っ取られたGM存在は、難易度をアーチニンジャに合わせ、アーチニンジャと肩を組んでサケを飲む。 そうして、戸惑い、怯えるモータルを眺め、さながら拷問めいたマスタリングで楽しみだすという……。 そんなことになってしまったら卓は割れる。そして画面の向こうにいるモータルが、リアルでアーチニンジャでない保証などどこにもないのだ! アナタは断言できるだろうか、ある時突然ニンジャに襲撃されることは絶対にないと。 マスタリングは実際難しい。しかし、置いてけぼりを作らない努力はできるはずである。 卓を囲う友、全てにソンケイを胸に抱くべきだろう。今日一緒になったモータルは、あっという間にニンジャとなる可能性を秘めている。 そうした後にいつかアナタに素晴らしいシナリオ・カラテを披露してくれることもあるだろう。 また、極度なメンター気取りや過度なコーチング行為は、やはり奥ゆかしくない行為である。 過保護な挙動はプレイへの意欲を失わせることに繋がりかねない危険な行為である。 また、何もかもアカチャンの如くにしてやらねば動かぬというのであれば、それは恐らくTRPG体験をする土台が出来ていないものと思われる。 システムに慣れぬモータルなのか、そもそも困ったアカチャンなのか……それもアナタは見極める必要がある……。 GMには多くの苦労がある。しかしアナタも当然TRPG体験で興奮できなければ意味がないのだ。 そうして、メンバーがアナタの設定した困難やギミックを乗り越えてエンディングを迎えた時、きっと一番興奮できるのはアナタであるはずだ。 心にソンケイを持つ者たちが卓を囲んだとき、きっとその興奮と感動は約束されたものになるだろう。 アナタ方のTRPG体験が善いものであることを私は祈っています。 テキストの投稿は今夜で三日目になりましたが、「三日で破門」のコトワザのように、ワタシのテキストはひとまずこれで終わりとしたい。 今後もあるとすればそれは私が特別書きたくなった時でしょう。それは実際不定期であり、需要が不明。 このようなテキストを私が書いたのは、私自身のノスタルジーのためであるからだ。 それでは、またいつか電子オンセン空間で会いましょう。
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