猫型対人魚雷さんの日記 「挑発テイルスイング」

	猫型対人魚雷
	2021/01/19 20:43[web全体で公開]

😶 挑発テイルスイング
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）　私はこのビルドを誤解していた。多分これ、「低いとはいえ範囲火力も出せる」のが重要なビルドなんだ。立ち回りとしてはファイターの方が近い。
　そうなると、サブ技能の候補として有力なのは、スカウト（ただでさえ宣言が追い付かないし、元の火力が低いのでファスアクしても効果が薄い。しかも、ファスアクを取っても移動の関係で魔法は使えない）よりセージ（マナセーブによりバフの保ちをよくできる。場合によっては弱点看破で無理矢理ダメージを底上げすることも可能。マナ耐性もある）やレンジャー（ポーションマスターが強力、不屈も使わないに越したことはないが強いのは確か。最終的にはランアンドガンが手に入るので大幅に動きを拡張できる）の方になりそう。
　種族としては、リルドラケン（特に序盤に有利。防御力・攻撃力共に高いがレベルが上がると命中や回避への不安が出てくる）でもいいが、ナイトメアやティエンス（すべての能力が高めであるため、要求される能力値が多くなるビルドへの適性がかなり高い）、リカント（火力と回避を両立。ただ命中や抵抗には不安があり使える魔法も大幅に制限）あたりも向いていそう。他にはグラスランナー（回避と命中は最強クラス、魔法耐性という無二の個性もあるが、火力は最低な上に魔法もリカント以上の制限、練技も使いにくい）も選択肢には入るか。
　そして、組むパーティーメンバー。共に並び立つ前衛はグラップラーや回避型（兼高火力）フェンサー、または数はかなり少ないが回避を捨てていないファイターやデーモンルーラーでないといけない。挑発攻撃Ⅱの特性上、相手の知能次第と相方の回避次第では「挑発されて基準値が下がっても実質意味がない」場合が多いのだ。多分挑発テイルの使いにくさの結構な割合を占めていないだろうか、これ。
　そしてこのビルド、フェンサー中心であるため使用経験点が少なく済む。つまり、他にもいろいろ技能を取る余裕がある。探索系技能、エンハンサー技能、アルケミスト技能を除くと、やはりドルイド技能が好相性だろう。強力でこそあるが射程も持続時間も短い魔法が多く、前衛と後衛両方が取ってこそ真価を発揮する（さらに言えば、前衛後衛両方とも取得人数が多ければ多いほど強力になる）技能である。また、デーモンルーラー技能を取得してもよい。デモンズテイルにより挑発可能範囲が広がるという利点の他、マルチアクションが解禁されればブラッドミストやデモンズスクリームといった魔法も使用可能になり立ち回りが広がる。少々マンチ的なテクニックだが、レベル7魔神アルギガスが唯一打撃点や基準値関係なく役立つ魔神であるためこれを召喚するのもよい。ランアンドガンがない限り（戦闘準備でない）魔法や魔神召喚は2ラウンド目以降or自分たちが後攻の場合にしか使えないことと、使用頻度はそう多くはない技能でありながら経験点をかなり食うことには注意が必要だが。もちろんライダー技能を取ってもよい。武器が尻尾であるため金銭的負荷が低いこのビルドとの相性はなかなか悪くない。ただしこの技能、まともに使い続けるためにはレベルを上げ続けることを強要されるという性質があることと、騎獣の回避を捨ててしまうと先述した理由で自らの有用性を大きく落としてしまうことには気を付けること。
　次は特技構成。まず序盤は、挑発攻撃→テイルスイング→変幻自在という流れがほぼ鉄板であろう。……序盤の戦力の低さは、このビルドではどうしようもない欠点である。仲間の了承を得よう。そしてその次は、レベル11くらいまでは防御系特技でいいだろう。選択肢としては【頑強】【回避行動】【防具習熟（非金属鎧）】が存在する。回避行動を選択する場合、レベル7までには取得しないと成長が遅れることには気を付けること。防具習熟は後から取っても機能が落ちないことと、このビルドでは達人を取らない（SSランクにはミモレが存在しないため）ことを考えると、頑強と回避行動の優先度がやや高くその後に防具習熟を取るのが王道か。また、【練体の極意】を取得する選択肢もありで、エンハンサー技能を伸ばしているのであれば一部練技をまともに扱えるようになることで実質的な基準値を引き上げることが可能になってくる。レベル13（つまり変幻自在がⅡに強化される）では、宣言特技を取ってもよいだろう。動きを拡張したいならマルチアクション、火力を純粋に上げていきたいなら魔力撃が候補か。ただし前者は移動の関係で使用に制限がかかり、後者は抵抗が下がるという重大なリスクがある上に魔法技能を上げておかないと倍率が出ないことには気を付けること。そしてレベル15では、防具Sと頑強どちらか取っていない（そして取れる）方を取るという流れになるだろうか。ここで初めて防具A、というパターンもある。