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😢 「罪のセイサン」にて 最愛の者よ… (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日「罪のセイサン」というシナリオを体験した。結果は全ロスト。最愛のキャラクターを失うこととなった。 参加させるキャラを選ぶところから何となく嫌な予感がしていたのは事実。だが、あのキャラでなければあそこまでのRPはできなかっただろう。数日経ってもなんだか寂しく感じてしまう。今でも思い返すと悔しい。 以下ネタバレ含むPC視点の感想・・・ PC:エスパー・サイ・ヒプノーシス 最初はモノクロの世界に自分の目を疑った。視覚障害でも患ったのかと。だが他二人の人間も同じ症状を訴えていたことからして…共通の境遇に陥れられたのが分かった。しかし俺の周りには自宅警備員と胡散臭い精神科医、また面倒なことに巻き込まれたに違いなかった。 二人の中に首謀者が潜んでいることも考えたが、何だかんだ俺の身代わりになるものだから…まあ被害者だったろう。 そこから互いを探り合いながらある者たちに意味も無い制裁を与えていったわけだが…その方法がどれも死刑だった。 案の定、肩に重みがきた。いつからだろうか、どこかに誘拐された時から俺には霊体が憑りついたようだ。その霊体は生き物を大切にすることをずっと頭に囁いてくる。気が狂う。 腕を切り落とそうと、何度自殺を考えても叶わなかった。実行しようとすれば体が動かなくなるんだ。 それがあの訳の分からない空間できたんだ。他の二人も苦しんでいる俺を見て何故か苦しんでいたようだが、俺にはどうだっていいことだ。何を言われても、これは遊びなんかじゃない。 後から思い返せば、急に肩を押さえて必死に頭の声を追い出そうとする姿は…なんと見苦しかっただろうか。 助けなどあるはずもなく、ただ耐えるしかなかった。あの苦しみは誰にも理解できないだろう。皆が離れていく。 一回目の重みが去ってから、俺はあまり覚えていない。 壁に出現した紙や写真を破いたり、二人の息の根を止めようとしたり…水死体を見て体が動かなくなった上に霊体がきたり…あ、けっこう覚えているな。 …ここまでの行動に意味はあったのだろうか。 俺は今、動けない状態だ。何も見えない。声も出ない。できることと言えば一切の希望を捨てることだ。 でなければ自分が自分でいられないし、ここから出られないことに焦りを覚えてしまう。 時々、横の方から「金ならあるんだ!出して…!」などと聞こえてくる。 聞きたくない。もうあきらめろ。静かにしていてほしい。もう空腹も感じない。メスで手首を切る力も無い。 ゆっくりと死んでいくのが分かる。死ぬときはもっと…銃に撃たれるかして死ぬんだと思っていた。 こんなに静かに、しかも棺桶に入って死ぬなんて誰が予想できただろう。 この死ぬまでの間に今まで犯した罪を振り返れとでもいうのだろうか。…残酷だな。 …もし、誰か来たとしても開けないでほしい。生きているうちは誰にも見られたくない。こんな醜態をさらしたくはない。 死体となったら、好きにしてもらっていい。それはもう俺じゃない。ただの肉と化したゴミも同然だ。 捨てるなり、犬に食わせるなり…消滅するなり。 俺は今も暗闇の中にいる。感覚がなくなるまでもう少し、飲まず食わずなら三日と保たないだろ。どれだけ時間が経ったかは分からないが、その時を待つだけだ。だから希望を持たせるな。放っておいてくれ。 …楽なんてない。運の尽きだ。 最愛のキャラだったため、失ったときの喪失感と悔しさ、悲しさは今まで以上でした。最後は声が出なかった。 暗闇の中で動くことも出来ず、ただ色々なことを振り返りながらゆっくりと死んでいく。エスパーにとって最も残酷な死に方かもしれない。 ロスト救済があれば連れていきたいと思う。もう一度、彼で暴れまわりたいと望んでいる。 またいつか。
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