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😶 休む事とリスクのはなし 先週、(恐らく気圧差で)気分が優れず、参加予定のキャンペーンセッションを休んで次回に持ち越してもらいました。 休みを申し出る前、調子は悪いけど、まだ我慢できそうな感じだし、我慢してセッションした方がいいんじゃないか?と悩みましたが、ここでリスクの話を思い出しました。 リスクと一言で言っても、質や程度で分類できる、という話だそうです。例えば、宝くじは、外れても買った額だけの損しかないので、リスクの限度は小さく、しかし当たった時のリターンは大きい、といった感じです。 逆に、保険に入らずに海外旅行だと、入らなかった保険料の分は得しますが、もし万が一のことがあった時のリスクはとても大きいです。 このように、リスクとリターンは、その種類と規模によって分けられ、そのリスクを引き受けるかどうかの判断基準にした方が良い、みたいな話らしいです。 このリスクとリターンの概念をセッション参加に当てはめてみましょう。 もし不調を我慢してセッションに参加した場合のリターンは、その日のセッション体験であり、自分が休みを申し出なくて済んだという安堵感でしょう。ですが、仮に途中で不調が耐えられなくなってセッションを中断させることになったら?せっかく、予定を空けてくれていた他のPLやGMの楽しみも止めてしまいます。 では逆に、不調で事前に休みを申し出た場合はどうでしょう。もちろん、その日のセッションは中止になるので皆さんのセッション体験をその日は逃すことになりますが、セッション本番より前に伝えることで、他の参加者は空いた時間に別の予定を入れる余裕ができるかもしれません。 つまり、セッション本番で体調不良で中止するよりも、予め休みを申し出る方が、その日のセッションをやり遂げるリターンは得られませんが、リスクもある程度は抑えられるのです。 無論、実際にセッションをやってみないと、不調の影響について分からない部分はあると思います。ですが、最悪のケースを想定したときの被害の大きさを考慮すると、決して無視できないリスクと言えるでしょう。 私は今回は休みを申し出ました。結果的にこれが最良に判断だったかは分かりませんが、セッション中に体調悪化で中断という事態は避けられました。 この日記をご覧になっている皆さんも、体調とセッションの兼ね合いについて悩んでいる方もいらっしゃると思います。そこで私が皆さんの頭の片隅に置いて欲しいのが、あなたの体調不良はあなた自身だけでなく他の関係者にとっても重要なリスク要因である、ということです。 体調に不安があるけど自分が休んだら他の人に迷惑がかかるかも、と悩む気持ちは私もすごく分かります。ですが、先ほども述べたリスクの話を考えれば、休むことも立派なリスク対処であることが分かると思います。 自分が我慢すれば解決できる、という考えは一見立派ですが、もし不調が悪化した時のリスクも是非考えて頂きたいのです。休みを申し出ることは、あなただけでなく、他のPLやGMにとってもリスク軽減になりえます。 もちろん、体調が悪くならないような予防的対処も大事ですし、単発のセッションでは通用しずらい側面もあります。 ですが、それでも体調不良は誰にも起こりえますし、そこでどうするかという判断は避けては通れません。 休むという判断は甘えではなく、むしろ責任と言えると私は思います。 拙い文章でしたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。 この日記が皆さんのTRPGライフの良い一助になれれば幸いです。
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