ヨハン・クラウゼ(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)

りちゃが作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。

ヨハン・クラウゼの詳細

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: クトゥルフ神話TRPG
ヨハン・クラウゼ

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キャラクター名: ヨハン・クラウゼ
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メモ:
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 ハンター(ルルブの農林業従事者ベース) 【性別】 男 【年齢】 22 
【出身】  【学校・学位】  
【精神的な障害】  

【SAN値】 現在 / 最大
70 / 94

【STR】 18 【APP】 8 【SAN】 70
【CON】 12 【SIZ】 16 【幸運】 70
【POW】 14 【INT】 12 【アイデア】 60
【DEX】 13 【EDU】 16 【知識】 80
【H P】 14 【M P】 14 【ダメージボーナス】 +1D6

【職業技能ポイント】 320
【個人的な興味による技能ポイント】 120

《戦闘技能》
☑回避     60% ☐マーシャルアーツ  1%
☑こぶし    73% ☐キック    25%
☐頭突き    10% ☐組み付き   25%
☐拳銃     20% ☐投擲     25%
☐マシンガン  15% ☐サブマシンガン 15%
☐ライフル   75% ☐ショットガン 30%
☑武道:立ち技 60% 

《探索技能》
☑目星     80% ☐聞き耳    25%
☑応急手当   75% ☑追跡     80%
☐隠れる    10% ☐忍び歩き   10%
☐隠す     15% ☐写真術    10%
☐図書館    25% ☐登攀     40%
☐鍵開け     1% ☐精神分析    1%

《行動技能》
☐水泳     25% ☐運転:    20%
☑電気修理   45% ☐操縦:     1%
☐跳躍     25% ☐ナビゲート  10%
☑機械修理   60% ☑製作:罠   80%
☐乗馬      5% ☑重機械操作   6%
☐変装      1% 

《交渉技能》
☐母国語    80% ☐信用     15%
☐説得     15% ☐言いくるめ   5%
☐値切り     5% ☑ほかの言語:ドイツ語  5%

《知識技能》
☐歴史     20% ☐クトゥルフ神話  5%
☐オカルト    5% ☐コンピューター  1%
☐経理     10% ☐電子工学    1%
☐天文学     1% ☐物理学     1%
☐化学      1% ☐考古学     1%
☐心理学     5% ☐法律      5%
☐人類学     1% ☐生物学     1%
☐薬学      1% ☐地質学     1%
☑博物学    70% ☐芸術:     5%
☐医学      5% 
詳細B:
{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}



【現金】  【預金/借金】 

{パーソナルデータ}
【収入】  【個人資産】

【不動産】  【住所】

【家族&友人】

【狂気の症状】

【負傷】

【傷跡など】

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】

【学んだ呪術】

【遭遇した超自然の存在】

【探索者の履歴】




特徴
1-8:幸運のお守り:【向日葵のネックレス】POW+1。紛失するとPOW-1。(幸運は変化するがSAN値は変化しない)
2-1:手先が器用:任意の製作初期値が50%。機械修理、電気修理に+10%。
詳細C:
Krause【クラウゼ】:巻き毛の

Johann【ヨハン】:神の優しい贈り物
妹:Hannah【ハンナ】:親切な、優しい


ヨハン・クラウゼは、狼人間の父と、人間の母との間に産まれた。
詳しい経緯は知らされなかったが、両親は、神の優しい贈り物と名付けて喜んだという。

両親とヨハンは狼人間が寄せ集まった村で暮らしていた。
村人は両手で数えられるくらいの人数で、事情もそれぞれだったが、その中でも両親とヨハンは異質だったそうだ。

狼人間の血を強く引いたのか、ヨハンの耳は大きく、遠くの音をよく聞いた。
猟師をしていた父が家に帰ってくる足音や、夕飯の煮立つ音を誰よりも早く察することができた。
その度に父も母もヨハンを褒めてくれた。

しかし、それは幸せなことばかりではなかった。
村人たちの変わり者を揶揄する噂話や、フードを被って降りた人里での警戒に満ちた囁きは少年の心をじわじわと傷つけた。

心落ち着くのは、家に家族と居る時と、山で採れた動物の毛皮を買い取ってくれる店のおかみさんと会う時だけだった。
ある日の夕方、いつものように毛皮を売りに行ったとき、足を滑らせたおかみさんを助けようと駆けだした拍子にフードがめくれてしまった。
夕日がおかみさんの引きつった顔を赤く染め、ヨハンの大きな耳の影をその上に落としていた。
「ばけもの――」
その言葉を最後まで聞かずに逃げ出したヨハンは、家に駆けこむとナイフを掴むと――こんなものがついているから――自分の耳を切り落とそうとした。そして、気づいて止めに入った母の顔を傷つけてしまう。
驚きで硬直するヨハンに、母はいつもと変わらない穏やかさで、彼が落ち着くまで笑いかけてくれた。
人並みにしか聞こえなくなった耳に、「大丈夫よ」「わたしたちがついているわ」「愛している」そんな言葉が焼き付いていった。

狼人間の存在が人里に知られたことを村人たちは問題視したようで一家に注がれる視線はますます冷たくなっていった。
それからほどなくして、両親とヨハンは村を出ることになった。
山中に住まいを転々としながら父から猟と山での生き方を、母から読み書きを教わって幼年期を過ごした。

ヨハンが7歳になった冬の日、夜になっても父が猟から戻らなかった。
その年は山に獣も少なく、父がしばしば険しい顔をしていたことを覚えている。
嫌な予感に窓の外を見ると、山道にそっていくつものライトの灯りが揺れていた。
狼人間の夜目には必要のない灯りの群れに、背筋が凍った。
嫌がる母を背に乗せて家を飛び出し、無我夢中で山を駆けた。
夜が明ける頃、打ち捨てられた山小屋を見つけ、ようやく振り返ると、遠くの山中で何かが燃えているのが見えた。


山小屋にどうにか居を落ち着けてからも、母が請うので、数日に一度は夜中に忍んで家の跡を見に戻った。
しかしそこには黒焦げた柱の燃え残りが転々と地面から突き出しているだけだった。
父さんが戻って来て私たちを探しているかもしれないから、と言われる度に胸が痛んだ。
衰弱していく母の眼差しが、段々遠くを見つめているように思えて歯がゆかった。

数か月後、妹のハンナが産まれた。
ハンナは人懐こい性格で、彼女が笑うと暗く粗末な家が日溜まりのように華やいだ。
そこからは嘘のように穏やかな日々が続いた。
ベッドから起き上がることが少なくなった母も笑顔を見せるようになった。

ハンナが7歳になる頃、学校に行ってみたいと言い出した。
ハンナは人間の血が濃かったのか耳は小さく、豊かな巻き毛に覆われてしまうほどだったし、それまでに何度か人里には通っていて、名前の通り育った彼女はいつでも笑顔を絶やさず、誰からも愛されていた。
それでもヨハンと母は躊躇していたが、ハンナは頑として折れず、最後には二人は根負けすることになった。

学校に通い始めたハンナは、毎日、家に戻ると興奮気味にその日に起こったことをつぶさに話して聞かせてくれた。
授業がとても楽しいことだの、友達がたくさんできたことだの、将来の夢について話し合ったことだのを。
少し寂しくはあったが、自分とは違って自由に生きられる妹を誇らしく思った。


ヨハンが19の春、母が息を引き取った。
眠るように静かな最後だった。
遺品を整理していると、父と交わした古い書簡と、家族の写真、そしてヨハンとハンナに宛てた揃いのネックレスが見つかった。
ひまわりを象ったそれは、ヨハンが成人した時に贈ろうと、母とハンナが用意していたものらしかった。

そんな頃、ヨハンはエトランゼの存在を知る。
そのことを教えてくれた男によると、エトランゼは不思議な技術を持った集団で、怪異にまつわる扶助を行う団体らしかった。
よかったら加入しないかと勧められたが、ここを離れられないからと断った。
もっと早くに彼らのことを知っていればという気持ちと、今更だという気持ちがないまぜになった。


それから2年が経ち、ヨハンが21、ハンナは14になっていた。
ハンナが気もそぞろに窓の外を見詰めていることが多くなり、理由を尋ねても笑ってはぐらかされるばかりだった。

ある日、ヨハンが猟から戻ると、家の前に2年前にヨハンをエトランゼに誘った男が血相を変えて待っていた。
そして、妹が、ハンナが撃たれたと告げられた。
ベッドに寝かされた妹は明らかに重症だった。
聞くと、ハンナはとある人間の男に好意を寄せており、相手もハンナのことを憎からず想っていたらしい。
しかし、彼女が勇気を振り絞って狼人間とのハーフだと打ち明けたところ、拒まれ何人かに追い立てられ銃で撃たれたということだった。

何年振りかで脳が沸き立つのを感じた。毛が逆立ち、喉がひりついた。
と、うっすらと目を開けたハンナが穏やかに微笑んだ。
「あの人は悪くないの…お願い…あの人を許してあげて」

振り上げた拳をどうすることもできず、ヨハンはエトランゼに身を寄せることになった。
唯一残った家族であり、最愛の妹の命を繋ぐために。
マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SANチェック|1d100<=#SAN SANチェック

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

回復量|1d3 回復量

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け

図書館|1d100<=#図書館 図書館

目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

オカルト|1d100<=#オカルト オカルト

クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話

回避|1d100<=#回避 回避

マーシャルアーツ|1d100<=#マーシャルアーツ マーシャルアーツ

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キャラクターID: 162419043649richad5

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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
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