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🤔 とある触手のクレリックについて(※個人的なことなので綴じておきます) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)この記事は先の日記で触れた、私がある方のCPに参加させて頂いているキャラクターについて、冷静になって見直してみて、CPで本当にやりたいこととか、RPの方向性とかを書いているものとなります。 およそ日記の様相を呈していません。 自分で再確認するための物・・・という感じなのでご了承ください。 -------------------------------------- そもそものキャラクターというのが、 名称:オズマ・メルザーム システム:D&D5e/ドラウCPへ参加中のキャラクター クラス:クレリック/神格:混沌にして中立の触手の塊のような異形の神様 外見:紫を基調とした厚化粧のオネェキャラ、ヒューマンの男性 設定:元海賊だったけれど異形の神の宝物を狙ったところ一味は全滅し、この世ならざる光景に心を打たれてクレリックとして目覚めた。仲間たちの形見の品を届ける旅の途中、恋人でもあった船長の親戚に合うため、CPの舞台となる村を訪れる。 というもの。以下、成り立ちの整理と、心の整理と、思っていることなどを綴っていく。 -------------------------------------- 種族としてヒューマンを選んだ理由: 今回のCPへ参加するにあたり、PHB等にPC種族として掲載されていない種族を使用することに私自身が忌避感があった。 カレント神(上記神格の神様の名前)のクレリックをしたいと思ったけれどヴェストラーディっていう人型の触手の怪物をPCとして遊ぶ気にはなれなかったし、あんまり人間から離れると、イラストの準備が大変だという理由もあった。 石橋を叩いて渡らないような慎重さではなく、英雄的に動くことを考えた際に、自分の中で刹那的に動ける種族ということでヒューマンが遊びやすいと感じた。 今回のCP参加にあたって、DMさんからの参加条件というのがあり、 ====== 困難に立ち向かうのに積極的な性格でお願します! 石橋を叩いて渡らない性格は不要です!考えたうえで、リスクに飛び込む感じがウェルカムです! ====== という感じだった。 前者はあんまり考えなくてもできそうだと思った。 後者は私は「他人と一緒に遊ぶ中で致命的な失敗をしてしまうのが(致命的な失敗をして、それをツッコまれるのが)非常に怖い」というのがあり、慎重になりがちで、ついつい地蔵PLに陥りやすいので、気を付けないといけないな!と思った。 後述するけれどオネェキャラにした理由の一つがこれだったりする。一風変わった特徴をもつキャラクターにすることで、尻込みせずに飛び込んでいけるキャラクターをロールしやすいと思ったからだ。種族としても寿命の関係で、おっとりした考え方をせずに、刹那的に、積極的に動きやすいとおもったからヒューマンを選んだ。 -------------------------------------- 元海賊という設定を持ってきた理由: ヒューマンとして遊ぶにあたり、どうすればカレント神のクレリックとなるための接点を持てるかを考えた。海流という異名を持っていて、沼地の亜人(ヴェストラーディ)に信仰されているような、およそ他種族と接点がない神様を信仰するにあたってその存在と何かしらの形で接点を持つ方法を考えた際に、神々の宝に手を出した不届きものや呪いを掛けられたものというビジョンが降ってきた。邂逅が決して好意的なものではなかったとしても、畏怖するものとして知り得ることができたなら、恐怖心からだったり、あるいは自身の常識を打ち破った衝撃的な記憶から信仰心が芽生える、という形が良いと思った。 キャラクターのイメージとして、パイレーツオブカリビアンのヘクター・バルボッサを軸に据えていた。大好きな映画のひとつであり、海賊として卑劣な戦略も厭わない点や身勝手なところがありつつも部下たちをねぎらうやさしさ。ここぞで見せる男らしさや、ともすれば抜けているマヌケなところ。呪いに侵されながらも執念深く、最後まで諦めな粘り強さ。娘を想う愛情の深さなど。私の大好きなキャラクターの一人だ。 彼をそっくりそのままプレイしたいとは思わないし、出来るとも思っていない。でもあんな風に、自由に且つ仲間想いの人物をロールプレイしたい、と思った。 キャラクターとしてはすでに海賊ではなく、異形の神のクレリックとして遊ぶ形になるが、その性根や心は彼のようにありたいと思っている。 -------------------------------------- オネェという生き方: 「男らしいオカマキャラ」 というジャンルがすごく好きなので、遊びたいと思っていた。 というのも、私事ではあるのだけれど、少し前に、あるTRPGセッションにおいて男性キャラで女性キャラに優しくした際に、全く肉体的な接触をしていなかったにも関わらず、性的な意味でからかわれるという体験があったため、男女の性差に影響されずに、好意的に接することができるキャラクター性を模索していた。 また使いたいと思っていたイラスト等の関係もあり、今回オネェキャラクターを演じることにした。 上記の理由のため、オネェキャラクターを演じるにあたり、男らしいキャラクターとして、性別の差を気にせずに親身になって協力していけるキャラクターを遊びたいと思っている。 これは別に、女性の部屋にズカズカと無遠慮かつ無神経に入っていくことを指しているのでは無く、下心なく接するというのを前面に出していきたいと思っている。仲間うちで接するにあたり、男性PCだからとか女性PCだからという理由で、性的な意味で揶揄われたくないのだ。私はそういった方面(からかわれること)にものすごく心の防壁が薄く脆く、冗談ととれなかったりする。ぶっちゃけマジに取ってしまうのである。ほんとのところをいうと、ジャンルを問わず、からかわれることに慣れてなくって、先方が冗談で言っていてもそれをマジに取ってしまってトラブルになることがある。幼少期のトラウマも相まって、ほんとうにそういうのが苦手なのである。 そんな理由で、私は今回オネェキャラをやることにした。女性・・・というよりはオネェ(オカマ)っぽい口調で話し、じっさいの性別は男性であるものの、性別に左右されない視点でロールプレイしていくキャラクターを遊ぼうと思ったのだ。 -------------------------------------- オズマというキャラクターの属性とやりたいこと: DMが求めているところとして書かれていた石橋論(冒頭らへんに掲載)。 オズマもシナリオのストーリー軸に対して、解決に向けて積極的に行動していきたいと思っている。思考放棄して突撃するのではなく、状況ごとにしっかりと考えた上で選択していきたいと思っている。 特にやっていきたいと思っているのは、英雄が英雄として気兼ねなく動けるように、彼らの助けとなることである。ありていに言えば、名脇役のポジションを目指したいと思っている。 欲を言えば、どこか後半のあたりで、見せ場が欲しいという希望はある。オズマが仲間として居てくれて良かった。そう思われるようなシーンが欲しい、とは思う。 べつに私はメインのポジションを張れるようなキャラクターに、特別魅力を感じるというわけではないし、普段遊んでいるソードワールド系列でも花形の前衛戦士や攻撃魔法使いよりも、回復や補助魔法に特化した神官や操霊術士を遊ぶことが非常に多い。ほとんどこれじゃなかろうか…。だからと言って、埋没することに何も感じないわけじゃなく、とくに長期キャンペーンということなら、どこかしらで見せ場のひとつやふたつはあってほしいと思う。あるといいなぁ・・・くらいだけれど。 だけれども、私がこのCPを通じて遊びたいのは、世界を救う英雄一行の1人として同行しているという立ち位置で縁の下の力持ちをやりたい。ダイの大冒険のポップやドラクエⅥのハッサン、ファイナルファンタジーⅤのガラフのようなポジションだ。仲間たちが安心して冒険できるように、メインのポジションの勇者が勇者らしく振る舞えるように助けていきたいと思う。 これが本音なのだ。 「どこかで見せ場がほしい」という願望は確かにある。 だけれどもそれ以上に「仲間を支える名脇役でありたい」というのが、私がオズマというキャラクターでもって、このCPに懸ける想いなのである。 -------------------------------------- 黄昏のクレリックとして: 状況を見て、攻撃を全くしないということはないけれど、基本的にはバフと回復をメインに据えて遊びたいと、気持ちを整理して思い直した。 海賊時代の仲間を失ってしまった記憶があるからこそ、仲間たちが今度こそ傷つき倒れてしまわないように、自己犠牲の精神で仲間を守るために行動したい。 襲いかかる理不尽に対抗できるような、理不尽から仲間たちを庇い守れるような存在でありたい。 きっとオズマの中には異形の神への信仰心を得る事になった絶望の記憶が深く根差していて、それを引き起こした理由はともかくとして。あの惨状を2度と起こさせない、という強い意志があって。 その為に使えるものは、たとえ自身や仲間たちを滅ぼした異形のチカラであろうと、なんであろうと使えるものはなんでも使って、今度こそ仲間を失わない為に、運命に抗ってみせる!! そういう行動方針で、前向きな冒険をしていこうと思いました。 -------------------------------------- ちょっとまえの日記にて、RPの仕方や考え方などの助言をいただいた。 「善も悪も等しく無価値」というものに関して。 つまるところ、私がやりたいのは仲間を守ることで、そのための手段として自身にとって仲間を蹂躙した触手の神の力は、けっして「善」の力であるとは言えない。ともすれば「悪」と映る可能性もなくはない。 でも、いいのだ。今生の仲間を守るために、善だとか悪だとか、そういうものに縛られる必要はないのだ。使えるものはなんでも使い、己の欲するがままに仲間たちを守ろうと思った。そのために扱う力の善悪は考えなくていい、そんな区分に価値を見出さなくていい、というのは、すごく自由なのだと思った。 自由に、守りたいものを守る。 そういう路線で、私はオズマ・メルザームという、異形の神を信仰するクレリックを遊んでいこうと思う。
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