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😆 【備忘録】3/19ボイセ『庭師は何を口遊む』30輪/姫坂班 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)【シナリオの概要】 シナリオ名:庭師は何を口遊む【刑事限定秘匿HOシナリオ】 作:USB様 人数:4人(固定) 推定時間:ボイセ6~7時間(変動あり) 難易度: 舞台:現代日本 要素:シティ、秘匿HO制シナリオ 推奨技能:戦闘技能・目星・拳銃 準推奨:聞き耳・精神分析 【公開情報】 あなた方は警視庁特殊犯罪捜査零課(通称『ゼロ』)の同僚である。各々がそれぞれに特化した技能を有しており、四年前の結成当初からの付き合いだ。紆余曲折ありながらも、共にそれだけの年数を過ごしてきた。 共通の同僚である『相模原 涼(さがみはら りょう)』は温厚で優しい女性であったが、三年前とある事件によって死亡してしまう。あなた方はその光景を忘れた事はない。 とある教会跡地にて、まるで磔刑にあったかのように吊るされた彼女の肢体。祭壇の奥に位置していた十字架に無数の蔦が這い、彼女はそこで事切れていた。肉の隙間から色とりどりのアザレア、アイビーそれ以上の美しい花々を咲かせて死んでいたのだ。 彼女の目や鼻、口から伸びたものが一層激しく、最初は誰のものかも判別は出来なかったが、ふと「相模原」と呼ぶ声が聞こえ、あなた方はそれを誰であるかを理解した。 三年前、応援の刑事達が現れるまでの間、あなた方はその名を叫び、泣き、悲痛と嘆きの中彼女の死体を床に降ろし、ただひたすら慟哭していたのだ。 犯人は未だ捕まっていない。その死体の異常性から犯人は『庭師』と呼ばれ、今でもメディアを賑わせている。 あなた方は日々別の捜査に当たりながら、『庭師』を探し続けている。 ※シナリオ内の季節は冬です。 【参加者】 KP:空家さん HO1:PC:姫坂 レイコ/PLゆき HO2:PC:三枝 緋世(さえぐさ あかせ)/PLていさん HO3:PC雪丞 野蒜(ゆきじょう のびる)/PLニンジーンさん HO4:PC:柳下 初郎(やなぎした ういろう)/PL:ヤブサカサカスさん 感想:かくれんぼ(へた) エンドA、全員生還! 始終わいわいしたのはムードメーカーが二人いらっしゃったおかげだなと思います。その上で、ていさんの安定感のPRが支えてくれていて、私は楽しく乗っからせていただいていました。 反省点は多々あれど、初秘匿HOありのシナリオ、とても楽しかったです。 もうどうなっているのかわからないくらいすごく色々とギミックや動画等が盛り込まれていて、KPの空家さんにも大感謝です…!捜査二日目の心無い仕打ちで愉悦されていたのは忘れられません。ありがとうございました。 一緒に遊んでいただき、本当にありがとうございました! 以下、まとめるのを諦めて、時系列順に色々好きなところとかを主観的に書きなぐっておきます。 野蒜くん、もうめっちゃ収まるところにおさまってくれて、ムードメーカー的な面も含めてすごく頼もしかったぁ~! 野蒜くんが、最初から緋世くんを気にかけていたのは、やっぱり『仲間を守る』って気持ちが強かったからなのか、それとも別の理由があったのかが気になっている。 それこそ、初日に送るよって言ったのが印象的だった。初日からずーっと、同期組のやりとりは気安い雰囲気があってとても好きでした。同い年は本当になんの偶然なのか…神がかってたなぁ。 捜査場所決めるときに、それとなく初郎さんがレイコの意見を支持してくれたりするし、チーフがこう言ってんだからって言葉がめちゃくちゃ頼りになっていたんだよなぁ。つまり、すごく気を許していたので、のちの衝撃の刺さること刺さること。 ここでの緋世くん「俺頭いいんで」は名言だと思う。みんな自分の得意なことを数値を使わないで伝えようとするのわちゃわちゃってしていて楽しかった。 それと捜査パート1日目、緋世くん野蒜くんのLINE共有めちゃくちゃ面白かった。盗撮の余罪でたりとか諸々ね笑 事後報告の『南玲子』宅即行きも、なんだかんだ刑事っぽくて個人的にはすごく好き。 「枯れたラベンダーっすね」とかも面白かったし、雑談での「このkeyなんのkey気になるkey~♪」も楽しすぎた。 そして『南玲子』宅の日記のLINE共有はとっっっっても助かりました。 捜査パート1日目の夜、初郎さんが死んだのかって、マジでめちゃくちゃ怖かった。野蒜くんの「猪狩くん♡待ってるね♡」が頭から吹っ飛ぶくらいの怖さ。 特に、捜査のバディ決めの時にKP空家さんからの「お、被疑者に女性って共通点があるから気をつけろよって的場に言われたのに、肉壁はつれていかないんですね」って言葉が伏線にしか聞こえなかったんだ!!!!! 電話してくれた時、部屋に音が近づいてきていますって言われて、すーーーっごく安堵した。 絶対そういう話じゃないはずなのに、かくれんぼして失敗するの本当に面白かった。この班の精神的な強靭さって絶対こういうとこからきてるでしょ笑 棒立ちで参加しないレイコも、参加はしないけどそれはそれでやらせとくのかっていう笑 協会地下通路での、初郎さんの「実はチーフのことが苦手でした」「いや、苦手…というのは違うかもしれない、劣等感…というより、罪悪感、だったのかもしれません」って打ち明けられるところ、本当に本当に、深々と刺さりました。 あの、姫坂班って主に初郎さんがレイコと緋世くん野蒜くんとの橋渡し役をしてくれてて。先にも書いたように、年長者としても結構レイコの意見を緋世くん野蒜くんへ言い聞かせてくれてるところが多かったから、レイコは初郎さんから苦手と思われているって気づいていなかったと思う。現に私は、全然気づかなかった。「姫さん」って呼ばれることにレイコは抵抗感があるので、そこはちょっとひっかかりはあったけど、それ以外の態度が呼び方の違和感以上に頼りになる人だったから、なおさら、ぐっさり刺さった…。 実をいうと、日記が出た時点で、種を渡したのは初郎さんでは? 次点で神童さんかも? ということがレイコ(&PL)の念頭にあった。 それが確信に変わったのは、2日前の朝に初郎さんが、的場さんのピルケースの中身の話を口頭で共有した時。「植物の種みたいでしたよね、姫さん?」って発言。レイコとしては、あのピルケースの中身は『半透明な何か』としかわかってなかったので、あまりに確信的に植物の種だって言われたことが、初郎さんには『半透明の何か』は植物の種であるという確信があるんだってわかって。 でも初郎さんたちが、一旦、鑑識課に向かったのもあって、その場では問い詰められなかった。銃保管庫で野蒜くんの件があった結果、あの協会地下通路のやりとりにつながるという流れでした。 最終決戦前、部屋に広がる植物が何か理解するまでもなく、「ひぇ」って言っちゃってた。レイコが一番最後に部屋へ入ったのは、レイコらしくない動揺ではあった。でも、結局、銃弾は一発も当たらなかったから、そういうことなんだろう。 最終決戦も役割がきっちりしているみんなと違って、結構、迷いがあった。初郎さんを助けたり、自分で回避したりという行動に隠れていたけど。ラスト、レイコの順番が目前だったので、正直緊張していた。 いやーーー野蒜くんの気持ち良い取り押さえの後、殴るのは許されなかったの、結構好き。その代わりに緋世くんが殴るってのがもうめちゃくちゃに良かった。 的場に手錠をかけたレイコが、最終的に「お願いします」って的場を預けたのは、あの場で一番冷静だった神童さんだった。 警察として手錠をかけてから、横たわる涼に駆け寄って「人の時に死なせてあげられなくてごめん…」って泣いて謝ったの、今考えると地獄だな…。レイコが銃保管庫で取り戻した記憶のこと、誰かに打ち明けられていたら少し違ったかもしれない。 でも、三年後にこんな風に再会するより、あの時に、あの決断をしたときに、殺してあげられなかったことに傷ついていると思うから、あれでよかったとも思える。 初郎さんの、これでお葬式をちゃんとあげてあげられますねっていう言葉が、すごく印象に残っている。あの時には涼のことしか考えられなかったけど、初郎さんにとっては友人である『南玲子』のことでもあったんだよね。 ラスト戦闘後の協会地下での、野蒜くんが緋世くんを呼び止めてのシーン熱かった。 野蒜くんが頭に銃をつきつけての会話、すごかった。緋世くんが咄嗟に飛びついても、身長差とか、筋力差で止められないから、銃口を掴んでの説得がまた良くて…。 『一緒につぐなってくから、頼むから死ぬな』は、傍で聞いていたPLの胸をかきみだしました。緋世くん…なんて光の子なの…。 レイコと初郎さんも握手して、初郎さんがよろけたのを支えるレイコっていうところに落ち着いたの、めちゃくちゃに良い変化だった。最高に良い瓦解の仕方を、またもや初郎さんからいただいた形でした。 レイコとしては初郎さんのことは最初から頼りにしていたし、種を渡したことには思うところがなかったんだよね。 初郎さんから差し出された手を、「これからもご指導のほど、よろしくお願いしますね」って握ったのは心からだ。涙の痕はあっても、笑えるレイコは強かったですね。強すぎてPLはどうしていいかわからなかったよ。 ラストの葬儀のところ、とても穏やかで、未来があるような終わり方だったと私は感じました。 レイコはホシをあげるまでは黒い服を着ているってことだったから、「もうこれで区切りにしよう。服を買いに行くか」って言ったのは、みんなの笑い声がきけたからでもある。 今までかくれんぼとかには参加してなかったレイコが、野蒜スープ飲んだのもそういうことだなと。今まで一歩引いていたレイコが、班に溶け込んだのかもしれない。 初郎さんが一緒にきてくれるって言ってくれたのも、緋世くんと野蒜くんがなんだかんだ言いながらついてきてくれるのだとか、この班の関係性がいいなと思った終わりでした。 「じゃ、行こうか」ってレイコが笑ったあのとき、春の兆しがみえる青空が広がっているような気がしていたのです。
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