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😊 【備忘録】11/30ボイセ『異説・狂人日記』 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)シナリオ:異説・狂人日記 作者:文町様 【シナリオ概要】 推奨人数:KP+PL1人 想定時間:2~3時間 推奨技能:心理学、隠す/手さばき 探索者HO:探索者は精神科医である 舞台:大正時代 探索者は大正十二年を生きる精神科医である KP:ハルヒコさん 自PC:狐木 靖俊(こぎ やすとし) エンドBにて生還してまいりました。 ラストのダイスがクリティカルでの生還で、思わず沸きました。 以前から気になっていたシナリオだったので、今回ご縁があって回していただけて本当に有難かったです。 とても楽しかった! 雰囲気があるシナリオで、色気のあるといったらいいのか、そういう空気の漂う中、後半にかけての胡乱な感じがとてもわくわくしました。 それと、BGMにもすごくわくわくしました! シナリオにぴったりのジャズちっくというか、大正時代のラジオで流れていそうな雰囲気に、大変高揚しました。 個人的に、開始前の曲と、海のシーンでの曲が特に印象的でした。 最初の十三さんのボソボソって話すところに思わず「なんて?」って聞き返して、その返答に衝撃。だって「人肉をお食べになりませんよね?」って言われるんですもん、そりゃ衝撃を受けます。 メモを見返したら「じんにくぅ????」って書いてあって笑っている。 その話を聞いた後に、十三さんの小指の先がなくなっていることにPCの狐木が気づいて、わー!ってなるPLです。 最初から食人鬼の存在について聞かされていたんですが、まさかの正体でした。PLは全然、最後まで気づきませんでした。 狐木もね、ずっと聞き耳がファンブルとか失敗とかでね、全然気配に気づかなかったので、ラストシーンでPCPL共に度肝を抜かれていました、ハイ。 ちょっと推理ものっぽく進んでいくけれど、最後の雰囲気でクトゥルフ神話だったってなる構成なのが、とても楽しかった。 十三さんの部屋にあがって、十三さんの兄である文恒さんに見つからないように探索するのも、とてもわくわくしました。 緊張感がすごいところに、急に耳の後ろくらいの超近距離でささやいてくる文恒さんに、心臓飛び出るかと思いました。怖すぎでは? この部屋で何かの骨を見つけるんですけど、PLは、あ、これ小指の骨…ってなっているのに、技能失敗で「なんの骨~?」ってなる狐木。狐木、ちょいちょいそういうところがあって、PLは大爆笑しました。まさかPCに和まされるとは…。 カフェでの不審行動でおそらくKPのハルヒコさんを困惑させつつ、順調に海までたどり着けました。 海でのやりとりもですが、ますます五里霧中になるのが、『誰が狂っているのかわからない』『狂っているのは、他か自己か』という雰囲気になっていくのが、悍ましさを増していって、ゾクゾクしました。 ここで手に入れた資料についての単語の検索的なことや質問ができるんですが、やっぱり元ネタになっている本を読んでおくんだったという気持ちになりました。 その上で、ずっと出てこないのに名前だけ耳にする下男の名前も記載されているので、この下男is誰?という質問をすると、なんとSAN値チェックが発生。 びっくりしました。けれど、聞かれたの初めてですって言ってもらえたのは嬉しかったのでにっこりです。 そして、十三さんの訃報、謎の深まり、探索箇所の増加と物語が加速していく。 明らかに大事な探索箇所で、なにもわからない男、狐木。君のそういうところ、慣れてきた、よっしゃ、絶対に情報足りないけど生き抜こうな、という気持ちになるPL。 葬儀でのシーン怖すぎて、ひぇ、と息を飲みました。 音、音から怖い。 これは推理小説ではなく、まごうことなきクトゥルフ神話だと、そう思わせられました。 震える指で、迫られるまま、十三さんの骨を『飲み込んだふり』をする。緊張のダイスがクリティカルを叩き出し、PLは大興奮しました。 物語の終わり方は、なんとなく後味が悪いような、切ないような、時代の終わりを感じさせられるものでした。 すごくすごく満喫させていただきました! KPのハルヒコさん、そしてハロハロさん、改めてありがとうございました!
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