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😶 さようならが あたたかい 不謹慎と仰る方も居られるでしょうが、導入部に風変わりな手法が取られている「とあるシナリオ」の話です。 複数のパートから構成された当該シナリオの冒頭、(PC達から見て)<旧知のNPC>の葬儀を執り行うための準備をするのですが、葬儀に先立ち<旧知のNPC>をPLに一から作らせるバックボーン作りを第一部としています。 「PC達の<旧知のNPC>が不幸に会い…」と、一言で済んでしまうような(というよりGMもサラッと済ましてしまう)ところを、態々PLにキャラ作りをさせることで意見交換を楽しんで貰うことと、NPCへの思い入れも作って貰うことが目的とされています。 (しかも、米国風ジョークなのか「貴方達にとって大切なお友達も出来たようなので、早速逝ってもらいましょう!」といった感じの言葉で、当該パートは締めくくられてますが…)。 続く第二部では、いよいよPC達の<旧知のNPC>の葬儀が行われます。 PC達に友人として弔辞を各々にRPで述べて貰い、優秀な弔辞を述べたPCには特典が付与されます。 進行上、流してしまっても良さそうな「葬式ごっこ」を、PL達に真剣にRPさせようというシナリオラーターの発想に目から鱗。 しかも、この葬儀設定を当該シナリオだけでなく、続編に当たるシナリオにも影響させる凝りよう。 また、本編も充実しているようで(海外での)評価はかなり高く、ただ単に冒険の導入で奇を衒っただけの色物でもない点にも脱帽です。
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