熱海さつき(オーリガ アルスカヤ)(ダブルクロス3rd用キャラクターシート)
まる式が作成したTRPG「ダブルクロス3rd」用のキャラクターシートです。
熱海さつき(オーリガ アルスカヤ)の詳細
キャラクター情報 NPCでの使用可(使用前にコメントください) | ||
TRPGの種別: | ダブルクロス3rd |
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キャラクター名: | 熱海さつき(オーリガ アルスカヤ) | |
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メモ: | ||
詳細A: |
《基本情報》 【名前】熱海さつき(オーリガ アルスカヤ) 【コードネーム】麗しきオルガ 【消費経験点】基本+70 【年齢】82 【性別】女性 【星座】さそり 【身長】145 【体重】42 【血液型】O 【ワークス】工作員 【カヴァー】おばあちゃん 【ブリード】ピュア 【シンドローム】エンジェル 《ライフパス》 【出自】貧乏 【経験】裏:危険な仕事 【邂逅】幼子 【覚醒】償い (侵蝕値:18 ) 【衝動】闘争 (侵蝕値:16 ) (基本侵蝕値:34+5 ) 《能力値・技能》 【肉体】1 〔回避 :Lv1 〕 【感覚】10 〔射撃 :Lv 2〕〔知覚 :Lv 4〕 【精神】2 【社会】4 〔交渉 :Lv1 〕〔調達 :Lv 4〕〔情報軍事 :Lv 1〕〔情報裏社会 :Lv 4〕 【HP】24 【常備化ポイント】16 【財産ポイント】16 【行動値】22 【戦闘移動】27 【全力移動】54 《ロイス》 ※関係性:対象名 P: N: 備考(タイタス) 養女 :熱海雪(ノンナー アルスカヤ) P慈愛: N憐憫: (故人) 仇 :ソビエト社会主義連邦 P懐旧:N憎悪: (組織に対しての取得) 仕事仲間:No.13 P親近感:N猜疑心 |
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詳細B: |
《エフェクト》 ※No:名称(Lv):タイミング:技能:難易:対象:射程:侵蝕:制限 :効果 【リザレクト(Lv:1)】:オート:-:--:自身:至近:効果:- :(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 【ワーディング(Lv:1)】:オート:-:自動:シーン:視界:0:- :非オーヴァードをエキストラ化 【神の眼(Lv:1)】:リアクション:知覚:対決:自身:至近:1:- :知覚の数値でドッジができる 【陽炎の衣(Lv:3)】:マイナー:-:自動:自身:至近:3:- :メインプロセス終了まで隠密になる、シーンLv回 【見えざる死神(Lv:1)】:メジャー:射撃:対決:-:武器:2:- :隠密状態で判定+1D攻撃力+Lv*3 【デスストーカー(Lv:3)】:常時:-:自動:自身:至近:基本に+5:前提見えざる死神 :隠密状態で攻撃力+Lv*4 【コンセントレイト(LV:2)】:メジャー:エンジェルハイロゥ:-:-:-:2:- :組み合わせた判定のクリティカル値-Lv下限7 《武器》 ※名称:種別:技能:命中:攻撃力:ガード値:射程:常備化:解説 アサルトライフル:射撃:射撃:-1:9:0:100m:10:小口径のライフル。同じエンゲージにいるキャラクターを攻撃の対象にできない。 《防具》 ※名称:種別:ドッジ:行動:装甲値:常備化:解説 なし 《一般アイテム》 ※名称:種別:技能:常備化:解説 なし 《コンボ》 ※名称:条件:組合:タイミング:技能:難易:対象:射程:侵食 :ダイス:クリティカル:攻撃:解説 : : : : : : : : : : : : |
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詳細C: |
彼女は冷戦時代をソビエトの首都、モスクワで過ごした。合衆国はNSA(国家安全保障局)の現地工作員として日常に身を潜めて、ある時は政府高官と寝室を、またある時は内戦地域の砲弾と爆撃の下を、不敵な笑みを浮かべながら踊る様に渡り歩く彼女のことを、裏社会の情報通達はのちの世でこう呼んだ。「麗しきオルガ」と。 ウクライナにて、48歳の頃。彼女は幼い少女を拾った。人間の酸いも甘いも、男女の蜜も罠も、政府と金の本音も建前も知り尽くしていた彼女が、その少女の手を取ったのは、何かの打算が働いたのか単なる気まぐれだったのか彼女自身にもよくわかっていなかった。その時の仕事を一つのきっかけとして原発が大爆発を起こし、その町は蒸発してしまったが、そのころには彼女は少女とともにモスクワへ帰った後だった。 彼女は少女を、ただの少女として養育した。彼女は素朴で、質素で、しかし溌溂とした女性へと成長していった。義娘の成長が、彼女が人生を壊してきた人々への後悔を彼女へ突き付けてきた。 4年たったある日、義娘のノンナーは、ソビエト連邦政府によって、朴訥として人のいい夫と一月前に授かったばかりの息子と共に、粛清された。写真にも残せないような、凄惨な姿で用水路に浮かんでいるところを発見された。 翌年、ソビエト連邦政府は崩壊した。彼女へ余波が及ぶのを恐れたNSAは彼女を日本へと秘密裏に亡命させ、帰化させ戸籍を用意した。 工作員時代の資産と合衆国からの年金、日本国政府からの戦災保障により、彼女は抜け殻のような無気力なセカンドライフを過ごす彼女は、毎晩のように後悔と懺悔と憎悪の悪夢を見ていたある日、オーヴァードとして覚醒する。 60歳ごろの冬の夜であった。累積したストレスとフラストレーションが、閾値を超えて負荷を加えた結果だった。 ======================================= あらあら、どうしたんだい、こんなところで。 あたしかい?あたしはただのババアだよ、ただのババア。 …あんた、随分と暗い顔をしているね。一つ、このババアに話してみとくれよ。 わかってるさぁ、こんなところまでやってきて、あんたみたいな顔をしている人なんてね、たいてい悩みを抱えてるもんさ。 悩んで、恨んで、自分ではどうしようもない仇が居て。自分が地獄へ落ちてもいい、亡くなった相手がどう思うかなんて知ったこっちゃない。ただ、その昏―く重―い感情を解消したくてここへ来たんだろう? よかろうよかろう、このババアに任せておきなされ。 ======================================= 彼女は現在、湾岸地区にて、理不尽や不条理によって大切なヒトを失った人に代わって、復讐を行っている。 表向きは人のいい老婆。この年齢になると、目の色以外に人種の区別なんてなくなってくるものだ。 復讐は何も生み出さない。しかし、何かを生み出す生き方しか許されないのであれば、この世はなんと息苦しいものなのだろうか。 夜の闇の中で、麗しきオルガは痛む腰をいたわりながら引き金を引く。 |
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マクロ: | ※ 公開されていません。 | |
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転送: | オンセンルームに転送する | |
キャラクターID: 161409413358tamayori9818
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本作は、「矢野俊策、F.E.A.R.、KADOKAWA」が権利を有する「ダブルクロス The 3rd Edition」の二次創作物です。