タッツーさんの日記 「【ソードワールド2.5】†左腕の邪竜†」

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タッツー
タッツー日記
2022/11/18 21:22[web全体で公開]
😶 【ソードワールド2.5】†左腕の邪竜†
安く受けられるからとインフルワクチンの集団接種だ
ただ、毎年受けてて打った腕がすごいズキズキするので今年は大丈夫だろうと思ったら…
重いものを持った瞬間、左腕の邪竜が目を覚ます。

その邪竜は魔法文明時代、とある小神が使役していたペットである(グレータードラゴンを欠片+TP強化したもの)
しかしその邪竜は小神と戦う運命にあった少年の魔剣により首が切り落とされてしまう。
怒った小神は少年に呪いをかけた。
呪いをかけられた少年は左手がガラスの像となってしてしまい2Hでソードを使えなくなり、思った以上にダメージを与えられない。
その時少年は自らの腕を切り落としたのだ。
そのまま左腕の切断面を邪竜の首につけ、新しい腕とした。
邪竜の首、魔剣、聖女の手助けで見事小神を打ち取ったが、小神は最後に自分の目を、聖女に移したのだ。
こうして少年の家系は左腕に邪竜が、少女の家系は両目の呪いを使うと対象をガラスの像にできる呪いが掛けられた。

それから1000年以上がたった。
呪いの血は薄まり、それぞれの呪いは稀にしか発現されなくなった。
しかし運が悪くこの時代に発現、生まれた子に宿った呪いを恐れた両親は、間引くか捨てるかを迫られている
両目に呪いがかけられた少女は、あるバジリスクに差し出された。
バジリスクは奴隷が増えたと喜んだ。しかし、大破局のころに実の息子たちを亡くしたそのバジリスクは『子ども』に飢えていた。
世話をしているうちに愛着がわき、実の娘として育てた。
そして一流の蛮族を統べる者となった姿を見て公開した。
彼女は人族の世で生きるべきだと。

左腕の邪竜の呪いを宿した少年は、ドレイクに差し出された。
そのドレイクも左腕が魔剣に飲まれ、脈打っていた。
親近感を感じたそのドレイクは、その少年に自分の技のすべてを叩き込んだ。
その時間は長く、同時に短かった。
ハーヴェス王国で事件を起こす前に、彼は義理の弟であるディアボロカデットにこう話したという
「子育ては醜悪なものだと思っていたが、存外心地よい時間が過ごせたぞ」
少年は知らない。自分の父親代わりのドレイクは冒険者の手によりすでにこの世を去っていることを。

呪いの形は一つの形とは限らない
形を変え、姿を変え、手を変え品を変え我々の世界をむしばんでいくのだ。
そう、ワクチンの痛みのように

あぁ、お前には見えないのか?
こんなにも世界が啼いているというのに
(ワクチンの痛みの日記を書こうとしたのにどうしてフロムゲーのPVみたいな怪文書になった?両目がガラス化の魔眼だとして、左腕の邪竜はどう表現するんだよ)
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