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😶 【V:tR】についてつれづれ15:狂乱/Frenzy 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」には、「狂乱」というファクターがあります。バーサークです。 全ての吸血鬼には、魂の奥底に「獣」という存在が潜んでいます。 この「獣」が死んでいるはずのあなたの身体を動かしているわけです。 「獣」は特殊能力の源泉であり、利己的な欲望の源泉であり、吸血衝動の源泉でもあります。 1eでは【「獣」こそが吸血鬼の正体で、人格は生前の残留思念に過ぎない】とも言われました。2eでは謎になりました。 この「獣」は吸血鬼が空腹になったり、恐怖を感じたり、怒りに震えると、暴走することがあります。これが狂乱です。 狂乱すると身体能力がブーストされて、かつ操作不能になります。 空腹が要因の狂乱では、吸血鬼は目に入る手近な人間から吸血しようとします。誰かが止めないと犠牲者は失血死します。家族だろうが友人だろうが、目撃者がいようが社会的にマズかろうが関係ありません。獣はそんなことは考えずに飢えを満たそうとします。ヤバいです。 恐怖が要因の狂乱では、その要因から逃げ出そうとします。強大な敵と相対した場合や、太陽光に当たったり、火災に巻き込まれると狂乱して全力逃走することがあります。 怒りが要因の狂乱では、そいつを八つ裂きにします。あるいはとにかく暴れまくります。騙されたとわかったり、挑発されたり、戦闘中にダメージを受けたりすると狂乱することがあります。チンピラを教育してやろうと思ったら殺っちゃったりするかもしれません。 もちろん吸血鬼社会は「狂乱時のことだから大目に見る」なんてことはしません。 激しい「喜び」はいらない… そのかわり深い「絶望」もない… 「植物の心」のような人生を…そんな「平穏な生活」こそわたしの目標だったのに… 狂乱への抵抗のために意志力のパラメータを伸ばしておくとか、こまめに吸血するといった対策が必要です。 あとは狂乱しても被害を拡大しないように、白兵スキルは取得しないとか、武器は持たないとかも有りです。護身用のナイフなんて持ってたらそれで滅多刺ししちゃうので・・・。 逆に戦闘系の子はうまく狂乱して「乗りこなし」、ブーストをかけて戦ったりもします。 ちなみに狂乱に陥ると経験点をゲッツできます。このゲームはリスクをとるものに褒美を与えます。 賢く安全策を取り続けていると成長できないのです。 =========== *狂乱判定 堅忍/Resolve+冷静/Composureで判定。 劇的失敗:狂乱。ブレークポイントに達するまで狂乱し続ける。 失敗:狂乱。 成功:狂乱せず。セーフ。 大成功:狂乱せず。狂乱判定に費やした意志力を回復。 狂乱判定に意志力を消費することはできない。 かわりに、意志力を1点消費することで、狂乱判定を1ターン遅らせることができる。 周囲は狂乱に抵抗していることがわかる。その間に逃げられるかもしれない。 あるいは自分がその場から逃げても良い。 意志力の消費を止めたらそこで狂乱判定。このとき、消費した意志力1点につき+1d10。 狂乱すると、筋力/Strength、敏捷/Dexterity、体力/Staminaが、血の強度分上昇します。 吸血鬼のタッチストーンは、1ターンに1度、狂乱から説得することができます。 吸血鬼の血の強度の3倍に等しい成功数が必要です。
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