寝太郎さんの日記 「描写のやり方について」

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寝太郎
寝太郎日記
2024/11/27 18:03[web全体で公開]
🤔 描写のやり方について
  昨日は久々に探索者役で遊んだのだが、セッションの最中、キーパーの描写の仕方について気になる点があった。今後自分がキーパーを務めるときのために、考察していきたいと思う。(念のため断っておくが、キーパーを誹謗中傷するような意図はまったくない。)
 見識を広げたいと思いますので、もしご意見やご感想がございましたら、何でも構いませんので頂けると嬉しいです。

 まず、キーパーの発言が聞き取りにくかったため、現在置かれている状況を理解するのに手間取った。これは私のDiscordの設定や通信回線の環境が悪かったために音質が悪かったことに加えて、キーパーが少しだけ早口だったこともあって、話している内容がすぐに理解できなかったのだ。メモを取って、何度も読み返しながら話についていったが、これがかなり大変だった。先日私がキーパーを務めた『奇妙な共闘』でも、NPCが10分程度ひたすら話すシーンがあるのだが、あの時のプレイヤーは十分に内容を理解できていただろうか。今回の私のように内心困っていたのではないだろうか。サポートが必要だったのではないか。

 続いて、キーパーが(シナリオ本文に書いてあるであろう)描写をコピペしてくれたことについて。これは、プレイヤーに状況を伝えるうえで、丁寧で親切な手法といえる。口頭で伝えるとどうしても聞き漏らしたり、忘れてしまったりするからだ。
 ただ、プレイヤーからすると、文章を読んで理解することすら、それなりに大変なことだと感じた。目を通しても目が滑るだけで、なかなか理解できない。よく集中する必要がある。さらに、今回はボイセだったので、読んでいる最中にも他の参加者が喋ることがある。それも聞き漏らさないようにしなければならない。同時に二つのことをしようとするのは、かなりの労力がかかる。プレイヤーがセッション中にやること、考えることは意外にも膨大だった。
 また、今回のキーパーは、描写をコピペした直後に、その内容をかいつまんで説明したり、補足説明を加えていたのだが、意外にもこれが私の理解を阻む障害となっていた。投下された文章を読んでいる最中なのに、それと違うことを言われても困るのだ。脳のリソースが足りない。キーパーが今話しているのが、文章中のどの内容とリンクしているのか。それが分からない。理解するためには、必死に文章に目を走らせながら、キーパーの言葉に耳を傾けなければならない。プレイヤーの助けどころか、むしろ文章を読む邪魔になっていた。私としては、まず投下した文章をそのまま読み上げてほしかった。プレイヤーにとって、描写を理解することがこれだけ大変だということをすっかり忘れていた。(私の集中力、理解力が乏しかっただけかもしれないが。)なお、セッションの途中からは、描写の文章を小さく声に出しながら読んだところ、かなり理解しやすくなった。「今は描写を読んでいますよ」「追加の説明はちょっと待ってくださいね」という意思表示にもなるため、いいやり方だったかもしれない。

 そして、探索者役のプレイヤーが抱えるこれらの不満について、キーパーに直接伝えるのは、なかなか言い出しづらいと再認識した。キーパーのやり方に意見するようで嫌がられそうだし、見方によっては非難しているように捉えられかねないため、遠慮してしまう。そもそも、自分の理解力が足りないせいだとも言えるし、周りに迷惑をかけてはいけないと思い、つい口をつぐんでしまう。そうして無理をしているうちに疲れてしまって、セッションへの没入感が損なわれてしまうのだ。プレイヤーにこうしたストレスを与えないような手法が必要だと感じた。
 キーパーの側から「何か困っている点はないか」「描写の仕方が分かりづらくないか」などと不満点について発言しやすい雰囲気づくりをするのがいいのではないか。また、探索者役のプレイヤーの理解度についてはよく確認しながら進める必要がある。(オンセだとなかなか難しいが。)そして、プレイヤー自身も分からないことは遠慮なくキーパーに聞くべきだ。多少の図々しさはありだと思う。というより、一人で我慢して縮こまっていても、そうしていてはディスコミュニケーションが一向に解消されない。言葉にしなければ問題は顕在化しないし、解決しようがないのだ。

 キーパーをするうえでも、たまに探索者役をやってみるのはとてもいいことだと感じました。
 マスタリング、キーパーのコツ、またプレイヤー視点での困ったことなど、教えていただけると幸いです。
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レスポンス

お賽銭入れ
お賽銭入れ寝太郎
2024/11/27 18:59[web全体で公開]
> 日記:描写のやり方について
6版テキセ専門ですが、テキセとボイセで部分的に違うことはあれど、根幹はどちらでも大事な話ですね。
まず、最後に仰っているように、PLもあまり遠慮をしてはいけないこと。
これは結構重要で、必要なことは伝えてしまったほうが良いケースが多いです。早口ならもう少しゆっくり喋ってほしいと伝えることで、PLに伝わりにくいということがKPにわかります。
ボイセだと情報をPLが読み上げるというのも意外と効果的で、RPとして探索者が読むんでいるということも描写できます。
あとはKPが伝わったか確認したり、わかってないことがあれば発言して参加者に伝える(PL・KPどちらでも)、相談の時間を求める、なども結構効果ありますよ。みんなで協力し合うのがベストですからね。

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