アンサング・デュエット
書籍説明
システム: | 明るい | ☆☆☆★☆ | ダーク | ||
書籍種類: | 基本ルルブ | リアル | ☆☆☆★☆ | ファンタジー | |
発行年月: | 2020-10 | 直感的 | ★☆☆☆☆ | 頭脳的 | |
所持する人: | 423人 | 短時間 | ☆★☆☆☆ | 長時間 | |
コメント数: | 3件 | 初心者向け | ★☆☆☆☆ | 玄人向け |
著者/編集: | 瀧里フユ/どらこにあん/米山舞 |
出版社: | KADOKAWA |
迷い込んだ日常の裏側。絶対にあなたと帰ると誓った。ふたりきりの脱出劇。
いつもの日常。そのすぐ横にある恐ろしい世界" 異界"。
そんな恐るべき場所に、「私たち」は迷い込んでしまう。
異界を見ることができる故に喚ばれてしまった「あなた」と、なんの能力もない「私」。
放っておけば異界に取り込まれてしまうあなたを、連れて帰ることができるのは、私だけ。
約束して。絶対にこの手を離さないと。
例え、私たちがどれだけ変わってしまったとしても。
また、いつもの日常へと帰るために。
「銀剣のステラナイツ」のどらこにあんが贈る、ふたり専用脱出テーブルトークRPGが登場!
アンサング・デュエットへのコメント一覧
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3. Kei | |
2024/04/18 03:25 |
2. Kuno7 | |
2021/09/12 21:55 |
他コメントにもあるとおり非常に軽いシステムであり、キャラクター描写の補助に全振りした潔いシステム。 謎解き・クリアする醍醐味を重視する場合はやや軽すぎるが、キャラクター描写を重視する場合は最適に近いシステムだと思う。 もちろんシナリオの工夫でシステム上の手薄な部分を補う事は可能であり、収録シナリオでも試みられている。 ネクロニカとは違うベクトルで人を選ぶが、合う人にはとことん合うし行けそうな人には薦めたいシステム。 普段キャラクター描写をしない人が初めて挑戦する、というのであれば本システムかロストレコードを強く薦めたい。こちらは2人プレイ用なのでPCの解釈をより掘り進めやすい。 ダイスによる分岐が、キャラクターへのリアクションを促しつつシナリオやキャラクター描写が崩壊しづらいよう工夫されている。仕組みは後述するがシナリオがセッション中に崩壊する危険性はまずないため、安心してキャラクター描写に専念できる。 PLにシステム上介入できる事が非常に限られており、雑駁にまとめれば「ダイスを振る」「無償リソース投下判断」「代償つきリソース使用判断」に限られる。この点が物足りない人もいるだろうし、没入感を削がないと感じる人もいるだろう。 また本システムの特徴として、PLだけでなくGM・シナリオ作成者の負担もかなり軽い事を挙げたい。GMがシフターとして参加する際も大いに助かるだろう。負担が軽くなった分、相談と描写に使えというシステム作者の意志を感じる。 標準的なシナリオ骨子は固定されており、ルールブック内にもアレンジ用シナリオとして設定方向を加えた状態で示されている。この骨子が秀逸で、シナリオ作成者にはネタさえあれば半分ほど書き上がった状態になる利点が、GMにはシナリオの堅牢性が上がる事による負担軽減の利点が、プレイヤーにはある程度の「お約束」で保証されたシナリオ進捗によってキャラクター描写の目処を立てやすくなる利点が、それぞれある。 継続による明確なメリットはない(一応更に継続する際に補充できる残機は増える)。 パワーバランスの崩壊やキャラクターシートの完成による卒業が発生しない代わりに、継続における中期目標は別途PL間の相談で設ける事が望ましい。 他コメントにもあるように、(RPというプレイ指向自体に多少その傾向はあると思うが)ツボの合う人とプレイする方がより楽しめるだろう。
1. ニカ | |
2021/03/15 17:09 |
究極のTRPG初心者向けシステムだと思います。 技能を使ってあれこれするという要素を極限まで削って、とことんRP重視。 まず状況説明を聞き、判定を行なってからRPをするという流れなので、「すっごくカッコ良い立ち回りをしたのにダイスで攻撃スカった」という萎え展開にはなりづらいのも大きなポイント。 ただ、シンプルなシステムだけに出来ることはかなり限定的なので、TRPGをやり込んでる人には物足りないかも? システム的にボイセよりもテキセ、またはボイテキ併用がおすすめ。 野良で募集をかけるのもアリだとは思いますが、出来ればお互いのエモいと感じるツボを知っている相手とプレイするほうが楽しめると思います。 【こんな人におすすめ】 ・TRPG初心者の人。 ・キャラ同士の関係性でエモくなりたい人。 ・創作をする人(いわゆる「うちよそ」要素が好きな人)。 【こんな人には向かないかも】 ・RPが苦手な人。 ・謎解きを楽しみたい、または戦闘系のシステムがないと物足りない人。
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