マモノスクランブル

書籍説明

マモノスクランブル システム:

マモノスクランブル

明るい ☆☆★☆☆ ダーク
書籍種類: 基本ルルブ リアル ☆☆☆★☆ ファンタジー
発行年月: 2023-08 直感的 ☆☆★☆☆ 頭脳的
所持する人: 107人 短時間 ☆★☆☆☆ 長時間
コメント数: 2件 初心者向け ☆☆☆★☆ 玄人向け
著者/編集:からすば 晴
出版社:KADOKAWA

マモノたちの騒がしい日常がはじまる! 現代×人外TRPG!

『マモノスクランブル』は、現代風の世界を舞台に、マモノたちが仲間と共にさまざまなトラブルを解決していくTRPG(テーブルトークRPG)だ。
この世界では、〈大停止〉という事件をきっかけにマモノが現れた。いろいろな事情があって〈東京〉は、いろんなマモノと人間が入り交じって暮らす街になっている。
〈東京〉では、毎日いろんなトラブルが起きる。迷子探しも、イヌの散歩も、外食に出かけるのも、誰かの結婚式も、とんでもないトラブルに発展する可能性を秘めている。“クラン”同士のいざこざや、〈東京〉の闇に生きる〈札なし〉が厄介事を持ち込むことだって珍しくない。PCたちは誰かにその解決を頼まれるかもしれないし、巻き込まれるかもしれない。そして仲間と一緒にトラブルを解決していくわけだ。
『マモノスクランブル』のPCはマモノ――いわゆる“人外”だ。人に近いマモノから、まったくかけ離れたマモノまで、さまざまなマモノを作成できる。また、特徴をロールプレイに組み込めば[判定]が有利になるぞ。

【キーワード】
現代×人外×ロールプレイ重視

【人数の目安】
1~5人程度(GMCルール、ソロシナリオあり)

【時間の目安】
2~3時間(+キャラ作成時間)

【使う道具】
12面体ダイス(1人あたり4個程度)

マモノスクランブルへのコメント一覧

ヲシダ
2. ヲシダ
2024/06/22 15:36
オンラインセッション1回です。

どんな魔物でもやれる、現代的な軽いシステムです。
共有リソースであるマリョクの増減で頭を使わないわけでもないため、
極端にゲーム性がないというわけではありませんが、
基本的にはRPをある程度多めにやりたがる前提のシステムだと思います。
ゲームの方向性をしっかり決めて、それを提示できているシステムだと感じました。
フレーバーのシステムに及ぼす影響が小さめなので、やれる魔物の自由度は高いです。

プレイ時間はオフセかボイセなら1~2時間、
時間管理次第で、テキセでも3時間以内が見込めると思います。

プレイヤーの立場がそこまで規定されていないのと背景世界には後ろ暗い要素も多いため、
生徒会のお助け屋から犯罪者までどんな立場でも遊べるとは思います。
ただ、公式シナリオ等を見るとライト志向で善人寄りのなんでも屋辺りが、
デフォルトのノリとして想定されている気がしました。
その辺りは事前にすり合わせた方がいいのかもしれません。
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1. KujoTakiTRPG
2023/08/24 02:26
まず、クトゥルフ神話TRPG6版ばかり遊んでいる人間の意見だということをご承知の上お読みいただけますと幸いです。

一度身内卓のPLで参加しましたが、売り文句の通りかなりRPに寄ったシステムかと思います。判定でもPCの特徴を利用したRPをするとボーナスが入ります。シナリオや卓にもよるでしょうが、死亡(ロスト)もかなりしづらいシステムだと感じました。
判定が難しい、というような事は感じられませんが、アドリブ力は求められると思います。セッション頭やエンディングの日常シーンなど、GMとPLで相談して自由に作ることの出来るシーンが多いです。複数PCの集まりであるクランの仕組みもあるため、創作的な要素を考えることが多いです。

ですので、RPで雰囲気をしっかり楽しみたい方には非常に向いていると考えます。しかし、がっつり探索を楽しみたい方やロストするかしないかのスリルを味わいたい方には向いていないかもしれません。
読み物としては、お値段も手頃で1ページごとの文字の密度も高くはないです。楽しく読めると思います。
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