マモノスクランブル

書籍説明

マモノスクランブル システム:

マモノスクランブル

明るい ☆☆★☆☆ ダーク
書籍種類: 基本ルルブ リアル ☆☆☆★☆ ファンタジー
発行年月: 2023-08 直感的 ☆☆★☆☆ 頭脳的
所持する人: 77人 短時間 ☆★☆☆☆ 長時間
コメント数: 1件 初心者向け ☆☆☆★☆ 玄人向け
著者/編集:からすば 晴
出版社:KADOKAWA

マモノたちの騒がしい日常がはじまる! 現代×人外TRPG!

『マモノスクランブル』は、現代風の世界を舞台に、マモノたちが仲間と共にさまざまなトラブルを解決していくTRPG(テーブルトークRPG)だ。
この世界では、〈大停止〉という事件をきっかけにマモノが現れた。いろいろな事情があって〈東京〉は、いろんなマモノと人間が入り交じって暮らす街になっている。
〈東京〉では、毎日いろんなトラブルが起きる。迷子探しも、イヌの散歩も、外食に出かけるのも、誰かの結婚式も、とんでもないトラブルに発展する可能性を秘めている。“クラン”同士のいざこざや、〈東京〉の闇に生きる〈札なし〉が厄介事を持ち込むことだって珍しくない。PCたちは誰かにその解決を頼まれるかもしれないし、巻き込まれるかもしれない。そして仲間と一緒にトラブルを解決していくわけだ。
『マモノスクランブル』のPCはマモノ――いわゆる“人外”だ。人に近いマモノから、まったくかけ離れたマモノまで、さまざまなマモノを作成できる。また、特徴をロールプレイに組み込めば[判定]が有利になるぞ。

【キーワード】
現代×人外×ロールプレイ重視

【人数の目安】
1~5人程度(GMCルール、ソロシナリオあり)

【時間の目安】
2~3時間(+キャラ作成時間)

【使う道具】
12面体ダイス(1人あたり4個程度)

マモノスクランブルへのコメント一覧

もち
1. もち
2023/08/24 02:26
まず、クトゥルフ神話TRPG6版ばかり遊んでいる人間の意見だということをご承知の上お読みいただけますと幸いです。

一度身内卓のPLで参加しましたが、売り文句の通りかなりRPに寄ったシステムかと思います。判定でもPCの特徴を利用したRPをするとボーナスが入ります。シナリオや卓にもよるでしょうが、死亡(ロスト)もかなりしづらいシステムだと感じました。
判定が難しい、というような事は感じられませんが、アドリブ力は求められると思います。セッション頭やエンディングの日常シーンなど、GMとPLで相談して自由に作ることの出来るシーンが多いです。複数PCの集まりであるクランの仕組みもあるため、創作的な要素を考えることが多いです。

ですので、RPで雰囲気をしっかり楽しみたい方には非常に向いていると考えます。しかし、がっつり探索を楽しみたい方やロストするかしないかのスリルを味わいたい方には向いていないかもしれません。
読み物としては、お値段も手頃で1ページごとの文字の密度も高くはないです。楽しく読めると思います。
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