マルチジャンル・ホラーRPG インセイン
書籍説明
システム: | 明るい | ☆☆☆★☆ | ダーク | ||
書籍種類: | 基本ルルブ | リアル | ☆★☆☆☆ | ファンタジー | |
発行年月: | 2013-09 | 直感的 | ☆☆★☆☆ | 頭脳的 | |
所持する人: | 1993人 | 短時間 | ☆☆★☆☆ | 長時間 | |
コメント数: | 12件 | 初心者向け | ☆★☆☆☆ | 玄人向け |
著者/編集: | 河嶋陶一朗/冒険企画局 |
出版社: | 新紀元社 |
誰もが秘密を持っている。隣りに住む優しいお姉さんは殺人鬼。学校の先生は邪神ハンター。クラスの気になるあの娘は吸血鬼って噂があるけど…。一見、何の変哲も無い世界で、心に秘密を抱えた人物たちが、奇妙な怪事件に巻き込まれていく。そこに待ち受けるのは破滅か、それとも…?恐怖と狂気に翻弄される人間たちを描く、マルチジャンル・ホラーRPG登場。
マルチジャンル・ホラーRPG インセインへのコメント一覧
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12. Kei | |
2024/12/03 03:04 |
11. ニカ | |
2021/03/24 19:05 |
サイコロ・フィクションでホラーが遊べるシステム。 情報を集めてシナリオの謎の真相に迫っていく……というドキドキ感が面白いです。 クトゥルフなどと比較するとPLの取れる行動の自由度は低いですが、ターン制で明確に調査対象や目標が決まっているので、「プレイで詰む」といった事態にはなりづらいのもお手軽な点。 そして本システムの最大の特徴といえば【狂気】。恐怖と混乱は周りに広がり【狂気】が連鎖するというパニック系の演出も可能になっています。 ただ、シナリオごとにPCが決まった秘密を抱えているので、PCの使いまわしはなかなかしづらいと思います。 とはいえ、TRPGとしてはルールもわかりやすく、がっつりRPを必要としない分とっつきやすいので初心者にもおすすめです。 【こんな人におすすめ】 ・気軽にホラー系シナリオを遊びたい人 ・シナリオに隠された秘密を追うのが好きな人 ・がっつりRPをするのが苦手な人 【こんな人には向かないかも】 ・TRPGに自由度を求める人 ・少ないPCを使って複数のシナリオを遊びたい人
9. ほたる | |
2019/12/30 22:18 |
サイクロフィクション系統のシステム。 題材はホラーですが、シナリオ次第の分野が大きくダークな世界観とも限らないと思います。 システムそのものはシンプルですが、なにを調査するか(見ないでおくべきか/調べるべきか)、誰と協力するか(協力シナリオかpvp前提かによりけり)とどんなシナリオを遊ぶかで大きく印象は違うと思います。 ルルブ中のリプレイで言及されている通り、基本HPに対して汎用攻撃のダメージが大きいです。ごく少人数シナリオでの戦闘は、ダイスによる大事故が怖い……。
7. amalilith | |
2019/06/03 23:28 |
ホラー、というジャンルに対しての汎用性を追求したシステム、とでも言いましょうか。 とにかくホラーと名の付くシナリオであれば大抵のことは出来るようになっています。ワールドセクションも現代からヴィクトリア朝までとにかく豊富。敵データもクトゥルフ系から都市伝説系まで多種多様。 ざっくりした流れとしましては、調査→戦闘。それだけです。 判定はサイフィク系、と申し上げればお分かりになられるでしょうか。慣れてしまえば至ってシンプル。そんなシステムです。 キャラクターを作る上でも中々個性は出せますし、とにかく手軽に気軽にホラーTRPGを楽しみたい、という方の入門用として、優秀なTRPGだと思います。
6. はーべ | |
2019/09/27 18:12 |
ルルブは比較的安価な部類かと思われる。 判定をする際の目標値の算出が少々面倒だが(手動でやったらまず間違いなく補正値の適用忘れや数え間違え等が生じると思う)、ネットに落ちているツールを使えばまったく問題はないだろう。(追記:クトゥルフに慣れている身からしたら戸惑ったものの、こういったシステムはサイフィク系と呼ばれけっこうよくあるんですね。だからそういったものをよく遊んでる方は問題ないのかも。知らなんだ。) ホラー要素をある程度絡めていればSCPだろうがクトゥルフだろうが妖怪だろうが何でも登場させられるのも嬉しいところ。 クトゥルフみたいなホラー系なTRPGがしたい、でもクトゥルフは高くて手が出ない…そんな人にはいいかもしれない。(クトゥルフは基本的に協力するゲームだが、インセインは特殊型ではPvPになる可能性があることは留意されたい。) ただ、唯一の不満点、それは「索引がない」こと、それだけかも。
5. 1144ST | |
2018/07/08 18:27 |
好き!(挨拶
2. 柾木 | |
2018/02/08 19:35 |
サイコロ・フィクションは色んなジャンルで応用できるルールなので、とても初心者向け。 ルルブも安い方だと思うし、あらゆるホラーを難なく当てはめられるのが嬉しい。 「秘密」と「狂気」のシステムが、シナリオを作る楽しさを増やし、作成時にもプレイ時にも難易度をぐんと下げている。 まだ読み込んでいる最中だが、このルルブはもっと有名になって欲しいと思う。
1. tiger05813 | |
2019/07/21 17:03 |
マルチジャンルホラーRPGと銘打ってることからわかるようになんでもありなシステムです。 有名な「貞子」を例に挙げて説明しましょう。 ホラーをしたければ、「貞子」の呪いに翻弄されるシナリオになるでしょう。 SFをしたければ、電脳世界で呪いを拡散しようとする「貞子」の野望を食い止めるシナリオになるでしょう。 ミステリーをしたければ、閉ざされた館で殺人を繰り広げる「貞子」を追い詰めるシナリオになるでしょう。 バトルをしたければ、「貞子」とプロレスするシナリオになるでしょう。 これらはただの一例ですが、見て分かるように「なんかホラーっぽい要素」があれば大体許されます。 そういうシステムです。 ※追記 各PCに「心の闇」という「個人の秘密や抱える狂気」などがGMによって配られることが前提のシステムです。 ちゃんとルールでもサポートされてるので、人間のドロドロした感情などを描くのに向いているシステムだと思います。
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