エモクロアTRPG 公式ルールブック

書籍説明

エモクロアTRPG 公式ルールブック システム:

エモクロアTRPG

明るい ☆☆★☆☆ ダーク
書籍種類: 基本ルルブ リアル ☆☆★☆☆ ファンタジー
発行年月: 2021-03 直感的 ☆★☆☆☆ 頭脳的
所持する人: 168人 短時間 ☆☆★☆☆ 長時間
コメント数: 1件 初心者向け ★☆☆☆☆ 玄人向け
著者/編集:ダイスタス

無料、且つ二次創作も可能なシンプル同人TRPG。
初心者でも手軽にTRPGを楽しめるルールと現代に似た分かりやすい世界観持っており、舞台となる世界には "怪異" と呼ばれる怪奇現象を起こし、近づいた人間の感情を変異させる存在がいます。プレイヤーたちは怪異が引き起こす事件や感情を変異させられた人間に関わりながら物語を作り出していきます。

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エモクロアTRPG 公式ルールブックへのコメント一覧

久埜
1. 久埜
2021/10/09 03:22
プレイ傾向以外はシステムよりシナリオに依存するため中間としている。
端的に身も蓋もないことを言ってしまえば、CoC第6版の権利上のグレーゾーンや鈍器ルルブによる心理/価格的ハードルを下げるために制作された無料配布TRPG。クトゥルフ神話という骨子がなくなった分、自由度が上がったと取る向きもあるだろう。言ってしまえば「ダイスを振るためのルール集」に近いところがあり、どんなネタであろうと扱えるシステムになっている。

上述からPLにとっては軽めのシステムであり、キャラ作成はルールブックの斜め読みを含め10分程度で完了するほどである。しかし戦闘面は余り練られていないため、戦闘メインで楽しみたい場合は推奨しない。
また振るダイスと成功判定の仕組み上、それなりに失敗やファンブルが発生し、参照能力値が低いと技能振ってもリカバリできないことがある。平均的な能力値にしてしまうと器用貧乏になるため、技能一覧を確認しながらある程度ピーキーな能力値にした方が出目が安定する。

対して、GM(本システムではディーラー、以降DLと表記)はシナリオ作成者はそれなりの力量を要求される。
システム側でセッションを円滑にするようなフォローがほとんどないため、セッション進行の難易度は完全にシナリオに依存する。DLはセッション前にしっかりシナリオを読み込み、必要に応じて(特にギミックと情報の出し方は)改変や進行状況に応じた次善策の準備をしておくことを推奨する。



シナリオ作成時は、元ネタ知識がなくとも進行できるか入念にチェックすることを推奨する。システム上でも民話や洒落怖などの怪談を元ネタにすることを薦めているが、はっきりとしたバッググラウンドがないためPL間で知識差が生まれやすい。ノリきれない程度であれば仕方ないと割り切れるが、元ネタが分からないと解法が思いつかないようなシナリオはセッション停滞につながりやすい。突然口裂け女に遭遇して「口裂け女と言えばポマードだろ」ではなく、怪異と遭遇する前に事前情報を渡せるようなシナリオ構成が望ましいだろう。その上で、PLがべっこう飴を提案してきたら都度考えれば良いのである。あとクイズ番組ではないのでPLのリアルIN(英語・歴史・古文など)に頼ると事故の元である。多すぎる・紛らわしい固有名詞やシナリオタイトルもPLが迷子になる切っ掛けになる。当然ではあるが……。
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