【クトゥルフ神話TRPG】選定ノ檻の内容【TRPGシナリオ・セット】

基本情報

美波
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登録日:2025/05/27 18:33最終更新日:2025/05/28 18:19

タイトル: 選定ノ檻
TRPGシステム: クトゥルフ神話TRPG
適正プレイ人数: 2~4人
適正レベル: なし

概要:
プレイ時間3〜4時間 推薦技能、心理学、目星、聞き耳、図書館(使わない可能性もある) 戦闘無し キャラロス率高 探索者について→人間で名前、性別や性格、職業などはなんでもいいが探索者は最初記憶喪失状態で始まる 【あらすじ】 それが誰の命であったのか、どうしてそうしたのか―― 今は、思い出せない。 あなたは名前も曖昧なまま、白い部屋で目を覚ました。 他にも数人、同じように意識を取り戻している。 そして声が響く。 「あなたが選んだ命は、正しかったのですか?」
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目次・解説など及びシーン情報

目次・解説など:

  【 マップ】
      [中枢制御室]   ←最終幕で開く
                        |
            +--------+--------+
    |                     |        |
[記憶の部屋A]  [中央ロビー]  [記憶の部屋B]
    |                      |        |
[記憶の部屋C]        |     [記憶の部屋D]
                           |
                      [観察室]
みたいな感じ
(記憶の部屋はプレイ人数によって減らして構いません。また探索者の名前は探索者Aなどで表現されますがそこは実際のセッションに来た探索者の名前でお願いします。)
【内容】
あなた達探索者は目を覚ますと白く広い空間にいた。いきなりのことにSAN値チェックです。
成功0失敗1d3

あたりを見渡すと左右2ずつ計4つの部屋と前にも部屋が1つある。おそらくロビーみたいなところだろ。そして気づくだろう。何も思い出せないと言うことに。すると機械音声で語りかけてくる。
「命の選択を開始します。選定対象の皆様は前にある観察室へお進み下さい。」
他の部屋に入ろうとしたら鍵かかかっていて入れないとでも言って置いてください。

【観察室】
そこにはパソコンと鏡がある白い部屋だ。
探索可能箇所
パソコン
ロックはかかっていないようだ、開いてみると写真と共に
【探索者A】記憶封鎖処理中
【探索者B】記憶封鎖処理中
【探索者C】記憶封鎖処理中
【探索者D】記憶封鎖処理中
と書かれていた。探索者は、おそらく自分の写真にある名前が自分の名前である事が気づくだろう。ここから先はコンピュータまたは図書館の2/1で新たな情報が出る。
成功→あなたはとあるフォルダがある事に気がついた。開いてみると
【探索者A】
幼馴染より自分の命を選択
【探索者B】
後輩より自分を優先
【探索者C】
妹より自分の命を選択
【探索者D】
見知らぬ誰かより他の命を選択
と書かれていた。

鏡(目星が振れる)
成功→鏡と言っても反射では無く画像を映している様に見える。

探索し終わったら
あなた達はふと机を見て見るとさっきまでなかった鍵が置いてある。鍵は4つありそれぞれ一つずつに各々の名前が書いてある。探索者は鍵を取ってください。

そして貴方達探索者はロビーに戻ってきた。ここで目星振ってください。
成功→この鍵は四つのドアの鍵である事がわかるだろう。ドアに目を向けると4つのドア一つずつに自分達の顔写真が貼られている。自分の写真がある部屋に入るのだろうと察する。
(部屋の配分はGMの好きな様に分けてもらって大丈夫です!)
そして機械音声が響く「自分達の部屋にお入りください」と
貴方達は鍵を開け、自分達の部屋に入り込む

【記憶の部屋A】
貴方が足を踏み入れた瞬間そこは教室だった。そして貴方の前には友達らしき人がいる。友達らしき人以外誰もいないおそらく外が騒がしいため外で遊んでいると察する事ができるだろう。
「そういえば先生に用があるんじゃなかったけ?今なら職員室にいると思うから早く行った方がいいんじゃな〜い?」と友達らしき人が話かけてくる。状況が分からないのでひとまず職員室に行くしかないだろう。
職員室に向かっている時放送が鳴った。鳴ったと同時にサイレンが響く。鳴り終わった後教師らしき声が響く。「火災発生。火災発生。第ニ理科室から火災が発生。校内にいる生徒は避難してください。繰り返します」と言うのが何回も響く。目星を振ってください。
成功→貴方の教室は第二理科室のほぼ真隣だった事を思い出す。貴方は気づくだろう。教室には友達らしき人がいる事を。
直感でこのままだと危ないと感じる。助けに行かないとと思うだろう。でも足は教室からどんどん離れて行く。外についてしまった。外に友達らしき人の姿は見つからなかった。消防が到着し、火を消した。そしてと貴方は見てしまった。丸焦げになっていたってなんと無くわかる。友達らしき人の遺体だった。SAN値チェックです。成功1 失敗1d3
そして先生、生徒今日は解散と言うことになり、貴方一人になってしまった。誰かの声が聞こえる。
「学校の中に来てよ。」と。言われるがまま学校にまた入った。さっきとは全く違う光景だ。何もかも焦げいて原型すら無くなっているものもある。そして意味もなく教室の自分の席であろう場所に座って見る。そうすると後ろから声がした「あの時、私ちょっと期待していたんだよ。」驚きのあまり後ろを向く。そしたらいないはずの友人の姿だ。「あなたがこっちに来てくれるって。」そう言って彼女は消え去った。何も用事がないので外に出ようとする。目星を振ってください。
成功→下駄箱が空いていて手紙が入っている。内容は「また、明日、あの場所で」と言うものだった。貴方はやっと思い出すだろう。友人いやあれは幼馴染である【綾瀬 優香】である事。そしてこれがあの時自分がした選択だと。
学校から出たらそこはただの白い部屋でドアがある。鍵はかかっていない。貴方はドアに手をかける。

【記憶の部屋B】
貴方の前には自分より年下おそらく後輩がいじめられていた。助けに行きたい。でも貴方はもし助けたら次はきっと自分が対象になるだろうと思ってしまった。助けられなかった。そしてふとスマホを見て見ると、「今日の昼休み屋上にて待っている」と言うメールがあった。その通りに屋上に行ったら雰囲気から察する事ができる。自殺しようとしている。でも何故だろう何とも思わない。他人の様に。貴方が立ち尽くしている間に後輩は飛び降りる数秒前だった。怖くなっただから見えないふりをして逃げ出した。先生に聞かれた。「カナトは知らないか?」とおそらく後輩のことだろう。知られるのが怖いだから貴方は否定するだろう。そして彼は遺体として発見させた。放課後あの事を考える。後ろから声が聞こえる。「あれ、見えなかったふりをしたでしょ。」後輩の声だ。でも振り向けなかった。「俺が死んだの。選んだのはあんただよ。」と。どんどん心拍数が上がっていくSANテェックです。成功→1 失敗1d3
あの時止めに入っていたら何か変わっていたかもしれないと思いながら学校を後にする。学校から出た瞬間ドアの前にいた。貴方は深呼吸をしてドアに手をかける。

【記憶の部屋C】

「ねぇ おねぇちゃん(またはお兄ちゃん)ライブ楽しみだね!!」おそらく妹だろうか。
次の瞬間貴方の前を歩いている妹に車が突っ込んできそうだ。貴方は庇うことはできただろう。でも庇えば死ぬ。何も出来なかった。ただ立ち尽くすだけだった。そして次の瞬間妹は貴方の前で轢かれた。SAN値チェックです。成功1 失敗1d3
そして貴方が立ち尽くししている間いつのまにか病院院にいた。目の前にはベットにいる妹だ。次の瞬間ピーと機械が音を立てる。あの貴方はどうすればいよかったのか分からない。途方に暮れていると後ろから誰かに抱きしめてられる。「おねぇちゃん(またはお兄ちゃん)どうして泣いているの?」
居るはずもないさっき死んだはずの妹だ。無邪気な声が続けて言う。「私ねもうバイバイになっちゃうの。でもね。おねぇちゃん(またはお兄ちゃん)には私の分まで、私に沢山の思い出を見せてね!また会おうね!!」そう言って妹は消えていった。幸運または目星を振ってください。
成功→足元にペンダントが落ちている。貴方が手にしたその瞬間。妹の事がどんどんわかるあぁどうして忘れていたのだろうか我が妹「アスカ」の事を。貴方はもう大丈夫。

約束を守るため、勇気を振り絞って貴方は病室のドアに手をかける。

【記憶の部屋D】
貴方はドアを開けるとそこは車の中で貴方は何故か運転をしている。すると突然大地が揺れ出す。地震だ。目星を振ってください。
成功→貴方はここら辺は海が近い事を思い出す。そう津波が来る可能性がある。

そうすると津波が来た。貴方は車を走らせ次々と人を乗せて避難所に向かう。避難に着き一安心したのも束の間。後ろから声がする。「私は貴方が救った人の裏で死んだのですよ。」後ろを向くとそこは知らない人がいた。見たことも名前すらも知らない。でも貴方に向けた言葉から察する事ができる。おそらく貴方が救えたかも知れない命だ。「でも、私、ちゃんと、、、最後だけは笑えましたよ。ーーねぇ、さっきのは正しい選択でしたか。」そう言い残し消えていった。正しい選択ーその言葉だけが残る。もっと沢山の人を救えたかもしれない。正しい選択とは何だったのだろう。分からない。でもその疑問を晴らすために避難のドアに手をかける。

貴方がドアを開けた瞬間そこはロビーだった。他の探索者も同じく出てきた。
すると明らかにわかる。今まで無かった部屋が出現しているのだ。機械音声が響く。
「新たに出現した中枢制御室にお入りください。」と
貴方達探索者は言われるがまま入る。するとドアがバタンと音を立ててしまった。開かない様だ。
そして目の前に映像が映る。探索者が見てきたであろう光景が映る。でも貴方が聞いた選ばれなかった命の声は聞こえない様だ。そして映像が全て終わった後再び機械音声が響く。
「貴方達は再び命を選ぶ権利があります。今度はここから【生きるべき存在を1人】選んでください。選ばれなかった命は戻らない可能性があります。」と。

エンディング分岐点です。
【エンディング1】残酷な決断
条件 探索者同士で生き残る1人選出。

貴方達が決断をした時。機械音声が響く。「生き残る探索者は【生き残る探索者】です。残る命は【死ぬ探索者】と【死ぬ探索者】と【死ぬ探索者】です。」

生き残る探索者→そんな機械音声が響いた後貴方はどんどん意識が遠のいていく。再び目覚めた時はそこはベットの上だった。何だ夢かと安心し、貴方はいつもの日常に戻るだろう

死ぬ探索者→そんな機械音声が響いた後、貴方達はいきなり目の前が真っ黒になる。気づいた時は貴方達は色々なところから血が流れていて、どうやら毒ガスだろうか、息をすればするほど苦しい。貴方はもう駄目だと諦めただろう。キャラロスです。

【エンディング2】優柔不断が招いた結果
条件 誰も誰かを選ばなかった。

ただ誰も決めない。刻一刻と時間が過ぎ去る。すると時間が過ぎたのだろうか突然機械音声が
「システムエラー」と言った後にサイレンがなる。一方通行のドアは開かない。建物が崩壊していく。貴方達探索者はここで終わるのだと思うことだろう。もし、貴方達が決断していたら、もし選ばなかった命に向き合い謝罪すれば何か変わっていたかもしれない。そんなこと思いながら崩れていく施設いや檻と共に眠りに着く。キャラロスです。

【エンディング3】選定ノ檻
条件 選ばなかった命に謝罪もしくは向き合う。

貴方達が命と向き合い、謝罪した時、貴方達の記憶が流れ込んでいく。あの日起こった出来事はもう忘れはしない。そして選ばれなかった命達が囁いた気がした。
「私達はもう大丈夫だよ。だからもう後悔しない人生を歩んで」その言葉と共にロビーへと続く扉だったはずのドアがゆっくりと開く。貴方達は許されたのだ。ドアの向こうは既に外になっていた。さぁ貴方はもう自由だ。多くの命を選ぶ檻の様な施設。選定ノ檻。もうそこに来ることはないだろう。
True END 選定ノ檻
シーンNo. 種別/発言者 コマンド/説明
シーンは設定されていません。

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