【クトゥルフ神話TRPG】あおいお月さまがでるとの内容

【レギュレーション】
募集人数：３～４
舞台：現代日本（2010年代）
参加条件：ルールブック所持者
探索者作成：新規探索者が望ましい
難易度：高（一発死、理不尽な死有）

【シナリオ概要】
　詩人であり、音楽家でもある東山青夏。
　約60年前に作詞、作曲した童謡「あおいお月さま」が大ヒットして、当時は子供から大人まで、誰もが口ずさめるほどであった。
　偉大なる作曲家が帰らぬ人となり、その遺産である洋館を受け取った探索者。
　古い洋館を舞台に、探索者は青い月の下で恐怖と邂逅する。

【ハンドアウト】
探索者１　東山青夏の遠縁
　君は、医学や薬学に精通している。
　突然、これまで会ったこともない遠い親戚の東山青夏の弁護士から連絡を貰い、彼の遺産を相続する事になった。
　ヒット曲「あおいお月さま」の権利だけでも大したものだが、彼の暮らしていた古い洋館「青月館」も相続した。
　そんな時、どこから聞きつけたのか青月荘に興味があるという探索者３から連絡を受ける。その人物なら青月荘の価値などを調べてくれるかもしれないと思い、君は一緒に現地へ下見に向かう事にした。
※推奨職業：医師、教授

探索者２　東山青夏のファン
　君は、詩や音楽を愛しており、東山青夏を尊敬している。
　東山は人嫌いの為、そのプライベートは謎に包まれてきた。君はこれまで何度か青月館への訪問を打診したが、ずっと拒否されてきた。
　ところが、東山の死後、彼の使用人の方から、これまでの無礼な態度を詫びたいとの短い手紙が届いた。これは待ちに待ったチャンスだ。
　うわさによると東山のヒット作「あおいお月さま」には幻の4番の歌詞があるという。創作現場を見学できれば、その手がかりを得ることが出来るかもしれない。
※推奨職業：作家、芸術家
　
探索者３　古い洋館またはオカルトの研究者
　君は大正期の古い洋館、またはオカルトに興味がある。
　当時の姿を守り続けているという青月館自体か、または青月館の最初の所有者が残したというオカルトに関する希少本のコレクションに関心を持っている。
　これまでは青月館を訪問させてもらえなかったが、東山青夏の死後、新たに建物を相続するという探索者１に問い合わせた所、建物の下見に同行できることになった。
※推奨職業；古物研究家、超心理学者

探索者４　ワイルドカード
　自由枠。
　他の探索者と交流があり、自身に青月館を訪問する強い動機があれば、立場を好きに設定しても良い。
※推奨職業：私立探偵、ジャーナリスト

【探索者】
＜作成について＞
　事前に提出期限を設けます。
　探索者の作成はルールブック、２０１０、２０１５の職業テンプレートを使用可能。
　趣味技能での＜回避＞技能ポイント振り分け不可（クトゥルフ2010、P23準拠）
　運転免許証は操縦技能25％で取得しているものとします。（自動車の免許とか、ですね）
　探索者の持ち込みもOKですが、適さないと判断した探索者の参加は断りますので、悪しからず。
＜推奨技能＞
　＜聞き耳＞＜目星＞＜図書館＞はいつものように使用機会も多いと思います。
　対人技能の中でも＜いいくるめ＞は他の対人技能よりも役に立ちます。
　＜医学＞そして＜薬学＞が必要となる場面が出てきます。
　＜ほかの言語＞を習得する場合、「英語」を取る事を推奨します。
　今回のセッションでは＜心理学＞も＜精神分析＞と同じく狂気に陥った探索者を正気に戻す事が出来るものとします。
　最後に今回作成された探索者は、無条件で「歌」「演奏」「作曲」「詩作」に関する任意の＜芸術＞技能ひとつの基本値を『INT＋POW－10％』からスタートすることが出来ます。作成ポイントをさらに割り振る事も可能です。


【捨て駒キャットの採用について】
　シナリオを読んだ限り、非常に死亡率の高そうなシナリオと感じました。
　そこで、プレイヤーが望むのであればサプリメント「クトゥルフホラーショウ」にて紹介されている「捨て駒キャット」のルールをアレンジして採用したいと思います。
　これは有体に言うと。

「探索者が不運にも死にそうになったタイミングで、身代わりのNPCが死亡を肩代わりしてくれる」

　と言うモノです。物語の中盤で探索者が死んでしまうと、プレイヤーはやる事がなくて暇になってしまうので、それを回避するためのものです。
　デメリットとしては捨て猫キャットが死亡した時にSANチェックが発生します。
　採用不採用は立卓した時に協議しましょう。

【応募時のお願い】
　ディスコード＆ココフォリアを使用したボイスセッションになります。

【シナリオの雰囲気】
　怪しげな洋館を訪れる探索者達。そこに待っているのは妖艶な女主人……といった体のミステリアスな雰囲気のクトゥルフ神話となります。（本当は女主人ではなく使用人ですが、女主人の方が耳障りいいじゃない？ｗ）
　舞台は館の中で繰り広げられます。探索者達は館から生還することが出来るのか？　という死亡率高めのシナリオとなっています。

【備考】
　サプリメント「モジュラー・クトゥルフ」収録のシナリオです。
　昔読んで遊ばなかったんですが、要望があり再読した所……なるほど、当時遊ばなかった理由が分かった（笑）
　自分のマスタリングでも「苦手」な部類のヤツですね。

　でもせっかく読んだんだから一回遊んでみるぞ！！
　
　現在、新規の募集は行っていません。追加募集はあるかもなので、その時はよろしくお願いします。

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