【クトゥルフ神話TRPG】タラチネ様の内容

【レギュレーション】
CoC6版ルールブック、サプリメント他


【シナリオの概要】
「タラチネ様」 -”おかあさん”の噂-　　　　
（目ェ野くるまい様作）

あなたは10年ぶりに帰郷することになった。
『1週間、家を見ていてくれないか』
出張で家を空けるらしい父親からそう頼まれたのだ。
懐かしい実家の玄関扉を開け、家に入るとそこには母がいた。
『おかえり』
聞き間違えるはずのない声、優しい微笑み、その立ち姿。
……あなたの母親は、あなたが小学生の時に亡くなっている。

＜推奨＞
・CP（母親との思い出、設定作り）

＜探索者＞
・継続新規問わず、下記の設定が付与されても良い者
・年齢は20代前半〜30前半が望ましい
---------------------------
＜事前情報＞
①母親は、小学生の頃に事故で亡くなっている。突然の出来事に葬式等の記憶も曖昧で、 ただ父が深く悲しんでいたのだけを覚えている。
②父は母の死後仕事に打ち込むようになり、お金は置いていくが構ってもらえずにいた。
③母の死後からしばらくして、あなたの家に「母」が帰ってきた。姿も声も、優しさもあなたの記憶にある母そのものだった。母はおいしい料理を作ってくれた。学校から帰ってきたあなたを「おかえり」と迎え入れてくれた。
④それは父が出張で家にいない一週間の出来事だった。父が帰ってきたその日、母は再び探索者の前から姿を消した。
---------------------------
＜あなたの故郷＞
・M県にある山奥の村『守里村(まもりむら)』
・少々閉鎖的で、住人同士は全員知り合いであるくらいの狭い村。周囲を山に囲まれており、交通の便が悪い。
・故郷に対しどのような印象を抱いているかは自由である。
・実家に10年ほど帰らなかった理由、村から出た理由、父との関係性も決めて良い。(10年間全く会っていない、または父の方からはよく会いに来る等)
---------------------------


【備考】
COCWebアンソロジー企画「風説たまゆら電報局」公開作品