青花さんの日記 「シナリオ書ける人書けない人」
青花 | |
2023/08/19 20:32[web全体で公開] |
レスポンス
夏風⇒青花 | |
2023/08/20 02:38[web全体で公開] |
> 日記:シナリオ書ける人書けない人 こんばんは シナリオの書き方はそれこそ十人十色ですし 青花さんの状況を正確に知れるわけでもないので あくまで一例としてお話しさせてください。 起承転結の起と結が繋がらないというのはよく聞く話で、 私も間を埋めるのに困った経験があります。 ケースバイケースではありますが そういった時に多い原因は 起承転結を詰める箱にあることが多いです。 舞台設定と役柄と言った方がわかりやすいかもしれません。 物語が発生する環境の詳細な設定。 登場人物の性格、生立ち、立場、交友関係。 ここを詰めることが不足している可能性があります。 舞台と役が固まっていると 起の時点で結に向かうためのドラマ、 つまり障害、事件、すれ違いに当たりが付けられます。 承でそうしたドラマに向けて動き出すことになりますが、 役柄がはっきりしていれば、 誰がどういった行動を取るかはある程度決まります。 そのキャラクターが置かれた環境において どのような行動、選択をするのが自然か そう考えるとパターンが限られるからです。 そうして起こったドラマをどう解決するか つまり転は登場人物が取るであろう行動の 重なる点にあります。 その結果、予定していた結に至らない場合は 舞台と役柄のどちらかに原因があります。 例えばAというキャラクターは性格上 Bという選択肢は選ばない、 そのために予定していた結末にならないといった形です。 解決策はふたつあります。 Aの設定を変更してしまうことと、 AがBの選択をせざるを得ない舞台を整えることです。 後者は物語の風呂敷が広がりすぎる原因になるので Aの設定を変更してしまうのがお勧めです。 そうした修正の結果、起と結が そもそも思い描いていた形にならない場合があります。 その場合に多い原因は 元々の設定に無理があるという 身も蓋もないケースです。 そこまでいってしまった場合は 残念ながらアイデアを別のものに変えるのが安全です。 以上は小説や脚本を書く場合の話で TRPGシナリオの場合はここに PCの行動という不確定要素が入ります。 これは逆に福音で、起承転結の合間を PLに丸投げしてしまえることを意味します。 文字数があれなのでこの辺りで失礼します。 長々とすみませんでした。