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😶 【黒い霧の夢】第3回が終わりました なんとなく日記ではお久しぶりです。シーラです。 9月はCoCでペアシナリオだけを使ったキャンペーン(特殊型)のKPをしています。 本来、自分がKPのときは日記を付けない方針なのですが、 今回は書き残しておく方が良いかなと思い文章を認めています。 このキャンペーンは「キャラクター間の関係性と物語の構築」を目的として、 PL2人KP1人構成のペアセッションとして進行しています。 シナリオは既存の単発シナリオを魔改造…いえ、柔軟に組み合わせて使っています。 第3回ともなると、そろそろキャラクターお二人が得て失ったものを鑑みて シナリオの謎の解き方や情報の出し方を状況に合わせて変更する必要があり、 純粋な謎解きとしての整合性や公平性についてはほぼ投げ捨ている状態です。 雰囲気は選択肢を選んで分岐を進むタイプのノベル式ゲームに近いかと。 クトゥルフ神話の世界観をベースに、 TRPGのゲーム性を8割くらい投げ捨て、ダイスをフレーバーとして使いつつ、 PCの感情やPC間の関係性、ストーリーを編むことに力を入れる。 そんなことをやっています。 TRPGとしては特殊な、ある意味邪道なことをやっていると思います その点では「楽しんで頂けるといいな…」とそわそわする部分もあるのですが お二人の素敵なPL様に恵まれたお陰で大変楽しいKP業となっております。 遊んで下さるお二人が丁寧に織りなすものを一番近くで見られるのは 非常に幸せで、楽しく、有り難いものです。 ただ、状況としては相当重いものを強いている自覚があります。 探索者の死まで書ききることを目標の一つとしていた本キャンペーン。 死亡する可能性のあるフラグは沢山仕込んでいました。 どちらが先にフラグを立てるか、トラップを踏んでしまうのか、 KPはそれなりにドキドキしながら見守っていたのです。 その結果、第3回に入る時点で既に片方のPCの死亡が確定していました。 それをどうお伝えするかについて検討した結果の雑談回、そして今回でした。 PL両名のお心にダメージを与えるのは殆ど狙い澄ました様なものです故、 「すみません」と「有難うございます」を交互に繰り返しお伝えしたいと思います。 ここに至れたのは、PC間の遣り取りと心情を丁寧に拾って下さるPL様方だからこそ、です。 セッション後のネタバレタイムではニコニコとした感じで喋っていましたが、 お二人の道が決定的に別れていることをお伝えしたクライマックス関係の描写においては、 KPの声も震えそうだったことをお伝えします。 ……。 自分は割りと心を抉る系のシナリオを好むKPでありPLだという自覚はあるのですが、 抉られることを楽しめるのは、きっと痛みだけでは終わらないと、どこかで期待しているからです。 この痛みの先に何かがあると信じているからです。 「こんな別れ方って、無い。なんで勝手にどっかに行っちゃうんだ。」 という後味悪い感じだけで全てが終わってしまうとすごく辛いです。 それがクトゥルフらしいのだと諭されようとも、一欠片で良いから何処かで救われたい。 後味の悪さに一区切りを付ける機会が欲しい。 …ので、第4回があります。 内容は明けて明日の夜から打ち合わせです。 まるでキャンペーンが終わったような顔をして途中までは喋っていましたが、 今晩で全4回のうちの3回目まで終わったところです。 あと1回残っていますからね。エピローグという名の第4回が。 黒川さんと柴崎さんの別離の結末まで、見届けさせて下さいね。 はつかさん、まおーさん、どうか最後までよろしくお願いします。
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