エルトンさんの日記 「[sw2.0cp]呼応形化・昇魂の儀設定日記その3」

エルトン
エルトン日記

2021/01/04 01:50

[web全体で公開]
😶 [sw2.0cp]呼応形化・昇魂の儀設定日記その3
日記が、日記が遅く・・・

PCが壊れたり、新年開幕の抱負宣言で普通の日記入れるのもどうかと思ったから仕方ないね。


今回はストーリーの話、ある妹NPCについて
このNPCはとあるPCの妹という設定で、敵に操られてPCと敵対というキャラでした

4話でそのNPCを救出したのですが、そこでPLから一つ印象的な言葉がありました
「こんなに早く妹を助けられるとは思わなかった」

たしかに、妹NPCが登場したのは2話、そこで一度逃げられてから1話はさんで登場し、そこで救助、という流れは早く思えるかもしれません。
今回はなんでそんな展開にしたかのメタ的な話を色々。


■理由1:妹NPCの立ち位置
そもそもこの妹のNPCは、シナリオが大体決まった後で追加されたNPCでした。
これはPCの妹がいる設定を拾った形で登場させたNPCだからです。
このため、妹は”シナリオ”の核にはいません。
設定的には黒幕となんやかんやあったり重要そうですが、キャラの役割やシナリオの”テーマ”という所からは遠いキャラです。
なので妹救助を後半まで引きずってしまうと、シナリオの雑音になりかねませんでした。
救出を早めにやって悪い理由もなかったので立ち位置的には早めな救助が望ましかったというわけです。

また、このキャラクターは後半においては味方にいたほうが、シナリオにいい効果を出すだろうという考えもあります。
これはネタバレになるので詳細は割愛。


■理由2:PL・PCのやる気
このNPCの兄のPL・PCは結構救出のモチベージョンが高いように思えました。
しかし、その妹NPCをシナリオにずっと出さなければそのモチベージョンもだんだんと落ちていきかねません。
妹NPCを出さなくていいのは長くて2話と考えていました。
そのため、妹NPCを早めに再出現させたというわけです。


■理由3:シナリオの都合、繰り返しの自粛
繰り返しの展開、それもPC、PLにとって不利な展開を繰り返すのは自分はあまりよろしくないと思っています。
2話でこの妹NPCに逃げられてしまいましたので、4話で逃げるという選択しもありませんでした。
シナリオの背景・設定を考えると逃げる以外の選択肢は2つ、生きるか死ぬかです。
そのためシナリオでも今回は「NPCが逃げようとする」ではなく「NPCが食われそうになる」となっていました。
そして、生かすか死ぬかならやっぱり生かしたほうがいいよねとなったわけです。


■理由4:他NPC達の都合
今回は色々なNPCがPC達のバックアップについています。
繰り返しがNGというのは自分の考えもありますが、
これらNPCがついてるのに2度も逃走を許してしまえばNPCがPCから見て無能と判断されるのは避けられません
事実、鍛冶師さんは「次は絶対に逃がさん」といっていましたし。
これで、より一層逃がすという選択肢はなくなりました。


■理由5:吟遊防止
逃走という展開は一度見せていますから、PC達は逃走について何か対抗策を考えていてもおかしくはありません。
また逃走しようとした場合、PC達にもなんとか対処しようと色々行動を起こすはずです。
事実として、今回は逃走ではなくNPCが死ぬか生きるかでしたが、PC達は色々と行動を起こしていました。
4話でも逃走させるということを前提にシナリオを組み立てた場合、
必然的にPC達の行動を全却下するか判定に成功しようがしまいがPC達は敗北するという展開にする必要があります。
流石にそれはあまりにも吟遊がすぎるかなと。
最低でも判定によって逃走させるか、救出させるか決定、ぐらいにするのが妥当でしょう。


とまぁ、だいたいこんな所、ちゃんと色々考えると妹NPCはここで救出されたほうがよかったと。
ただ、救出したらしたで、兄PCのモチベーションが落ちる可能性があるので、そこはなんらかのフォローを入れたい所ですね。
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