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2017/03/08 13:26
😶 シナリオの書き方と短編小説の書き方って、データの有無を除けば似てるよねという話(前編) やるべきことに向かって進み始めることができたので、ちょっと息抜きを用意したい。 ハーツトゥハーツRPGの開発を進めるのだ。 いつもと違ってである口調だけど、許してください。勢いとノリです。 本日はハーツトゥハーツRPGのシナリオの作り方メソッドからきちんと組み立ててみようと思う まず、ファイナルイメージというかキーワードを決める。 「最後尾のあなたも、ちゃーんと見えてるんだからねー!」というセンテンス。 アイドルマスターのアイドルキャラクター天海春香さんの名セリフだが、これをもとにしてみよう。 となると、オープニングイメージとしては周りや前が見えなくなっているヒロインが似合う。 注1)だいたいにおいて、描きたいファイナルイメージの逆になっている状態がオープニングイメージにふさわしいというメソッドだが、 これはシド・フィールドのハリウッド式脚本術に習っているので、その辺はいまいち参考にならんかもしれないのでここから先もお察しである。 最初はまず、周りが見えなくなっているアイドルたるヒロインがいる。(導入) 周りが見えない原因と一つ一つ向き合い、なんとか折り合いをつける準備をする(葛藤) ハートレスの失核となっている、悩みの一番のタネ(心の中の怪物)を落ち着かせるハーツトゥハーツフェイズを行う(衝突) そうして、最終的に高校の学園祭ライブのゲストとして招かれたアイドルが、どういう姿で出てくるかが決まる。(結果) で、このままだとPC1とヒロインだけで話が完結するので複雑化する。 まず、PC2として学祭実行委員を出す。便利なシナリオの進行係になれるだろう。そういうのが好きな人向けのハンドアウトを書こう。 PC2の目的は学祭の成功だ。そのためにハートレス化したヒロインがライブなんぞしては問題だから、と動くことができるだろう。 PC1の目的はヒロインとお近づきになりたいとかでいい。幼馴染というのもいいかもしれない。 幼馴染がアイドルというのもなんとなく萌える。(アマガミ梨穂子) これだけでも話は作れるが、PC3くらいは用意しよう。 PC3は、ヒロインのアイドルの方向を変更するためのかじ取り役になる。 つまり、アイドルの裏の姿である、プラモデラーのライバルとして存在する。 アイドルの名前は繭原杏里。プラモデラーはアフラマズダという。あまりにも安易なので後に修正されるだろう。 で、アイドルヒロインは周りが見えなくてもいい、独りよがりなプラモを作りだすようになっている。 完成度は高い。しかし、心に響かない。これをどうにかするべく、PC3はライバルとして事件に挑む。 そうすることによって何が生まれるか。 バッドエンドの形が決まるのだ。 放置すると、学祭ライブは失敗し、プラモデラーは失墜し、ただの女の子が一人残る。 まあそれはそれでいいじゃんっ! という結論がハーツトゥハーツRPGのシナリオの裏の意味もあるんだがあえて放置。 これで目的(ヒロインの視野を広げる)、原因(アイドルとしての重圧とプラモへの逃避)、放置の結果(私、普通の女の子に戻ります!エンド)が完成する! あとはゲームに合わせたシナリオ構造とデータを用意するのみである。 かんたんかんたん。
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2017/03/08 13:26
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