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😶 PLの権限はGMの権限を上回ることはできない GMもPLも、いち参加者であり上下関係などはなく基本的には平等な立場です。 ですが、その基本的に当てはまらないのが、GMの権限です。 GMにはその卓の進行を管理したり、その卓でのハウスルールや裁定を決定する権限があります。 そして、GMには自分のやりたいことをする権限もあります。なにせGMという負担の大きい役割を担当するのですから、ある程度はGMのやりたいことをしても良いのです(無論理不尽な横暴などはこれに含まれません)。 一方、PLには権限というものは基本的にほとんどありません(無いというわけではないです)。 要望を言うとか、希望を言うといった、提案や問題点を追及するといった必要最低限の権限というか権利はありますが、基本的にPLのやりたいことを強引に通す権利はありません(そもそも参加する卓を選ぶ権利があるのですから)。 GMが許可しないのであれば、いくらPLがやりたいことであっても、無理に押し通す権利もないということです。 例え、ルールブックに「PLの好きにしても良い」といったような記述があったとしても、それは「GMのを判断や可否を無視してPLが好き勝手にできる」という意味ではありません。あくまで「(GMが許す限り)PLのやりたいことさせても良い」という意味です。従って判断するのはGMです。これは根本的な不文律です。 GMの判断や可否を無視してPLが自由にできてしまうとTRPGが成り立たないのは、皆さんご存じでしょう。 これは、稀にあるのですが自分のPCの設定をあまりにぎっしり作り込みすぎて(あるいは自分の世界観に浸りすぎている)、自分の世界に干渉されたくないと考えたPLがこういったことを言う・することがあります。 真面目な話、TRPGとはコミュニケーションかつ参加者全員で作り出すものですので、こういった行為はマナー違反、ルール違反の類です。こういったことを言い出すようなら、個人創作をするべきです。それなら他人に干渉されませんからね。 TRPGをする以上、他人にある程度干渉されることは、頻繁にありうる(実際にそこまで多いというわけではないけど)ものだということを忘れてはいけないのです。 そして、これはGM側も注意しなければいけませんが、主導権をPLに取られてはいけないということです。 ついついPLのしたいことを可能な限りOKしたい、というGMも少なくないと思いますが、セッションやシーンの主導権自体は絶対にGMが持たなければいけません。これはPLが得てはいけないものなのです。 そのシーンの進行をPLにさせてしまったりすると、セッションの進行が管理できなくなる危険性が高い上に、GMの怠慢にもなってしまいます。また、結果PLに変な勘違いをさせてしまうことにもなりかねません。 また、逆にGMがやってほしいと言っていることを、まともな理由もなく拒否する権限はPLにはありません。 ましてやルルブを免罪符にしようとするのは卑怯です。もちろん絶対に何が何でも無理して従わなければならない、ということではありませんが、可能な限り従う必要はあります。 それが別段必要のないもの(ただのお遊び的なもの)であれば、理由なく拒否しても問題はありませんが、それでも理由もなく拒否した場合は良い顔はされないでしょうけど。 それが、シナリオやストーリーの都合でやってほしいという場合は、必要だから従ってほしいという判断なので、基本的にはGMに従う必要があります。 これを拒否するというのは、セッションに問題が発生するため、基本的には渋々であろうが、部分的に妥協してであろうが、従う必要があるのです。わがままを言ってGMを困らせてはいけません。 とまあ、自分への戒めの意味(自由にさせすぎてはいけない)も含めて、TRPGではやってはいけないPLの権限の逸脱についてのお話でした。実は結構、できてない人・知らない人が多いことなんですよ。
レスポンスはありません。
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