古武智典(たけとむ二十八号)さんの日記 「【アリアンロッド2E】NEXT日記(4)」

古武智典(たけとむ二十八号)
古武智典(たけとむ二十八号)日記

2017/11/13 21:58

[web全体で公開]
😶 【アリアンロッド2E】NEXT日記(4)
先日私がGMを担当している「アリアンロッド・サガ・NEXT」のEpisode0「4つ星集う」が無事終了しました。

実を言えばこれ予定に無かったんですよね。
これはPLさんのお一人が、オープニングシーンで「メンバーが集うシーンが欲しい」というリクエストがありまして
「(横山光輝風に)ふむぅ。キャラの深みを出す良い機会やもしれぬ。キャンペーンだし、そう言うのも有りか」
──と考えて、皆さんのキャラクタシートに描かれた設定と、サプリメントを用意して、それらに目を通しながら各PC個別に(しかも即興で)シーンをはじめました。

実はこの手法、懸念すべき点があるんですよね。  
今貴方が想像したとおり「そのPCが出ている間、他のPLはそれを見て居るしか無い」、という問題です。 
要するにヒマになってしまうんですよ。
セッションは夜行っていますので、参加した以上はRPやりたいと言うのが人情でしょうし、第一貴重な睡眠時間削って参加して下さるワケですから。

そんな危惧感を抱きつつ、各PCのシーンをこなして行き、ようやく4人のシーンが終了して一安心。
次の回こそは皆が揃う集合シーンを──と思っていたら、今度は個別シーンの導入を提案したPLさんが
「実はGM。お願いがあるのですが、これこれこういうシーンをちょっと作ってもらえないでしょうか?」
との要望を提示してこられました。
それに対しては「はい分かりました。OKですよ」
とほぼ即レスしたんですが実は正直慌てました。

以下その間繰り広げられた「俺様脳会議」

「どうするよ?! 次の合流シーンもう組み立てちゃったぞ!?」
「つか、要望の多いPLさんだな」
「いや、その点は積極的と評価すべきだろう」
「それより要望の有ったシーンだ。どうする? また他のPLさんが参加出来なくなっちゃうかもだぞ?」
「いや、このPLさんのPCは重要なポジションに居るから、提示されたシーンをやるのには意味は有る」
「じゃぁここの合流シーンをアレンジして、クライマックスシーンにそのシーンを持ってくるのはどうだ?」
「それだ!」

──この間、約2秒

こうして思わぬ展開になって、この個別シーンプレイを「Episode0」として一旦終了する結果となりました。

その後アフタープレイで、「みなさん、それぞれのPCの描写にはご満足いただけたでしょうか?」と、恐る恐るPLの皆さんに感想を伺ってみたのですが

「いいと思います!」
「もちろんグッジョブでしたよー!」
「問題ないですぞ」
「むしろこれくらい濃いほうが私好み」
「同様w」
「キャンペーンでは長い描写もまたいいものだ」

と、嬉しいお言葉の数々をいただきました。
これだからGMは楽しい!

さて、次回11/15からはようやくEpisode1「Children」の開幕です。
このメンバーがどんな『物語』を紡いでくれるのか──
今からたのしみです♪



追記
数日前のグチ日記「怒り収まれど──」の日記に多数の「いいね!」頂きありがとうございました。
私が怒ったPLさんも「いいね!」して下さり、これにて問題解決、と思っていましたら、その方が今日Skypeで実に誠意有る謝意のメッセージを送ってくださいました。大変嬉しく思ったのは言うまでもありません。
やはり人間関係をより良いものにするには、『言葉』とは大事なものだなぁと感じております。
その方への返信はまた後日行うこととしますが、人間関係は冷静に対応するのが一番のようです。

では今宵はここまで。
読んで下さった方。ありがとうございました。
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